本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『直近で加速しているリスクオフの流れの行方』、そして『2月月末での最後の営業日となる点』にあり。
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2月28日(金)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・2月月末(2月月末での最後の営業日) ・米国の主要企業の決算発表→フット・ロッカー、その他 |
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06:00 | NZ)ANZ消費者信頼感指数 | × | - | 122.7 | ||||||||||
08:30 | 日)東京消費者物価指数 | △ | +0.5% | +0.6% | ||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.6% | +0.7% | ||||||||||||
日)失業率 | × | 2.2% | 2.2% | |||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.57 | 1.57 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +1.2% | ||||||||||
-3.1% | -3.1% | |||||||||||||
日)小売業販売額 | × | -1.3% | -2.6% | |||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | -1.6% | -3.0% | ||||||||||||
09:00 | 米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
09:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -8 | -9 | ||||||||||
09:30 |
豪)民間部門信用 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
- | +2.4% | |||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -6.1% | -7.9% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +21.4% | |||||||||||
16:00 | ト)貿易収支 | △ | -46.0億 | -43.3億 | ||||||||||
ト)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
△ | +1.5% | +0.4% | |||||||||||
+5.0% | +0.9% | |||||||||||||
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | +0.4% | +0.5% | |||||||||||
+2.3% | +1.9% | |||||||||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
-0.4% | -0.7% | |||||||||||||
16:30 | ス)小売売上高 | △ | - | +0.1% | ||||||||||
16:45 |
仏)第4四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
△ | -0.1% | -0.1% | ||||||||||
+0.8% | +0.8% | |||||||||||||
仏)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | -0.4% | |||||||||||
+1.5% | +1.5% | |||||||||||||
仏)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | - | ±0.0% | |||||||||||
- | +0.3% | |||||||||||||
仏)消費者支出 [前月比/前年比] |
× | +0.1% | -0.3% | |||||||||||
+0.3% | +2.0% | |||||||||||||
17:00 | ス)KOF先行指数 | △ | 97.0 | 100.1 | ||||||||||
17:55 | 独)失業率 | △ | 5.0% | 5.0% | ||||||||||
↑・失業者数 | +0.3万人 | -0.2万人 | ||||||||||||
19:00 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
20:15 | 英)ホールデンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -138億 | +149億 | ||||||||||
南ア)財政収支 | × | -495億 | -22億 | |||||||||||
22:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | -0.6% | ||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
22:30 |
加)GDP [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+1.6% | +1.5% | |||||||||||||
↑・第4四半期GDP | +0.3% | +1.3% | ||||||||||||
加)鉱工業製品価格 | △ | +0.1% | +0.1% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | - | +2.8% | |||||||||||
米)個人所得 | A | +0.3% | +0.2% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.3% | +0.3% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.8% | +1.6% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
米)卸売在庫【速報値】 | C | +0.1% | -0.2% | |||||||||||
23:15 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
23:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 45.9 | 42.9 | ||||||||||
24:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 100.9 | 100.9 | ||||||||||
25:15 | 英)カンリフBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・09時00分:米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時15分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・23時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・24時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・22時30分:加)GDP/第4四半期GDP
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・2月月末(2月月末での最後の営業日)
・新型コロナウイルスによる感染被害拡大や経済への影響に対する懸念(パンデミックリスク)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策(3月18日に金融政策発表を予定)
・英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の景気後退懸念
・欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
・米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
・人民元
・日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日かつ2月月末での最後の営業日。
本日の米国の経済指標は、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターとシカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週初からリスクオフの流れが加速して、ドル円は一時109円半ばまで下落し、ユーロドルは一時1.10乗せまで上昇している。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と直近で加速しているリスクオフの流れの行方、2月月末での最後の営業日となる点が重要となる。
その他、新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念やトランプ大統領による決定や発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、米国の金融政策への思惑、週末&月末要因などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→今週大きく買われたユーロが週末&月末でどういう動きになるか、その起点となりやすい
・22時30分:加)GDP/第4四半期GDP
→カナダドルが大きく動くキッカケに
・09時00分:米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時15分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・23時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・24時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→今週、週初から一貫してリスクオフの流れが加速した
この流れが、週末&月末の本日も継続するかどうかがキモ
■2月24日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(2/24~)に、主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
▼来週(3/2~)に、オーストラリア、カナダの金融政策の発表が予定
▼G20財務相中銀総裁会議明け(22日・23日開催)
▼24日(月)は、日本が祝日で休場
▼24日(月)に、中国が全国人民代表大会(全人代)を延期するかどうかを決定
▼今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼2月の月末要因
▼中国発の新型コロナウイルスの感染被害拡大懸念(パンデミックリスク)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策(3月18日に金融政策発表を予定)
▼英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の景気後退懸念
▼イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)
▼欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表を予定)
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
▼人民元
▼日本の金融政策(3月19日に金融政策発表を予定)
▼香港情勢
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、2月26日~3月6日の戦略コメントはお休み
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)