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ポール・サイ
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

初の原油価格マイナスでリスク回避、
為替相場は異様な静けさキープ

2020年04月21日(火)15:22公開 (2020年04月21日(火)15:22更新)
持田有紀子

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 昨日は原油価格がマイナス領域にまで踏み込んだ。これが市場にサプライズを与えたが、マイナス価格になったのは先物5月限であり、すでに中心限月ではない。取引量も多くはないし、満期が来て焦った小数のプレーヤーがポジション始末のための対応でしかなかったのである。

 だから先物の中心限月である6月限は普通の価格変動しか示していないし、またスポット価格もマイナス転していない。注目すべきなのは先物価格でマイナス領域で相場が成立しているということである。

 マイナスの価格を入力できるのだというのも驚きだが、マイナス領域でもちゃんと「ビッド-アスク」が並んでいるのである。だから「こんな値段はありえない」と思って-37ドルとかで買っても、次のオファーである-36ドルとか-35ドルが整然と並んでいるのである。それらをこなさないと上がれない以上は、正式な相場を形成しているといえるのである。

 原油相場でマイナスもありとなると、為替相場もありかもしれない。とくに為替相場は相対取引がメインなので、取引に制限値幅はない。ドル円が-107円台とかもあっても不思議ではない。それもまた円高だと表現されるのであろうか。

 ともかくも昨日のマーケットはアジア時間から原油価格の下げが顕著だった。もはや中心限月ではないとはいえ、5月限の原油先物をロングで持っている人は、ただでさえ値下がりによるキャピタルロスに加えて、膨大なキャリリングコストを支払わねばならない。

 原油先物は1限月先にいくに連れて、およそ5、6ドルもプレミアムになっている。3回もロールオーバーしようものならば、価格がなくなってしまうほどだ。それでロング勢にポジションのスクイーズを迫ることになったのだろう。中国の需要が激減しているから、各地の貯蔵施設でのキャパが限界に達しているのだ。キャリリングコストが跳ね上がってもおかしくはない。

 それがマーケット全体に不安感を与えた。米国株は先週までの上昇の勢いをなくし、エネルギーセクターを中心に大きく下落した。それに比べると為替相場でのドル円やユーロドルは実におとなしい動きだったと言える。動かなすぎて、私も何もできなかった。


日本時間 15時00分

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