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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル全面高が進みユーロも安値切り下げ、
政策期待の円相場だがユーロ円に要注意!

2020年09月24日(木)15:14公開 (2020年09月24日(木)15:14更新)
持田有紀子

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 昨日は為替相場ではドルの全面高が進んだ。ユーロドルは1.16台の中盤まで深く押し込まれ、ドル円も105円台に乗せてきてステーブルだった。米国内の追加景気対策がもたついているのを懸念してのリスク回避が起こっているさなかのことである。

 ワクチンの開発で前進したということよりも、感染者数の増大が2月、3月に見られたようにドル買いを誘っているのかもしれない。ところで9月マーケットではリスク調整が進んでいる。これはドル円や日本株だけを見ていては気づきにくい。

 米国株の代表であるS&P先物で見ると9月初旬につけた史上最高値が3587ポイントである。そこから最大で3218ポイントまでの下落を演じている。10%強の調整幅である。リスクに敏感とされるクロス円では、ポンド円で141.71から133.05までなので、6.1%の調整となる。

 それに比べると日経先物は23635円の高値から連休中の22460円までで、5%ほどにとどまっている。それがしかも23000円台まで戻してきているとあっては、日本株だけが突出して割高な状態に放置されていると言えなくもない。

 こうした割高感の根源はドル円の下がらなさに起因しているように思われる。ドル円が下がってきて104円台辺りまで来ると、いつも日銀と政府、財務省の3者会談などが開かれたりして、官製相場の度合いを強めてくる。

 もちろんこんなレベルで為替介入などはありえないのだが、それでも当局の意思ということで円高方向への攻め手が緩んでしまうのである。それにはユーロ円の120円ちょうどが次の目安を与えそうだ。

 コロナ感染以来の下から上がってくる相場展開においても120円ちょうどは相当に上回るのに抵抗していた。それが上抜けしての現在の相場だから、今度はダウンサイドのサポートとなるだろうことが予想される。

 いま足下で見られるようにユーロ主導でユーロ円が落ちている分には、日本の当局と言っても打つ手がない。そうなると市場の調整はもっと急速に進むものと思われる。

日本時間 15時00分

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