5月19日(火)◆『ドイツのZEW景況感調査』と『米国の住宅系指標』、そして『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ドイツのZEW景況感調査』と『米国の住宅系指標』、そして『NY株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標は、
・「住宅着工件数」※１
・「建設許可件数」※１
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英国の消費者物価指数」
・「ドイツのZEW景況感調査」※２
などが主な注目材料。

また、経済指標以外では、
・「スティーブンスRBA総裁の講演」
・「RBA議事録(5月5日分)」
・「その他の金融当局者や要人による発言」
などに注目したい。

その他、
今週も「NY株式市場の動向」は引き続き重要。その上下に為替相場が影響されやすい地合いは継続しそうだ。
「米国の金融機関」や「5月末に再建計画の提出期限が迫るGM」に関する話題には特に注意したい。

また、「ドイツのZEW景況感調査」はユーロ圏の景気動向や今後の金融政策などへも思惑にもつながりやすいため、大きな変動のキッカケになる可能性も高い。
本日は、この「ドイツのZEW景況感調査」と「米国の住宅系指標」をメインと考え、「NY株式市場の動向」と合わせてみていきたい。

直近の金融市場のテーマは、
以下に関するものが主となっている。
・「経済指標の結果(その結果に株式市場が上下し、それが為替相場にも)」
・「米国の金融機関(ストレステスト結果公表後新たな話題はないが)」
・「米国の自動車業界(5月末はGMの再建計画提出期限を控える)」
・「ユーロ圏の金融政策(今後の金融政策や量的緩和強化が焦点)」

★本日発表の経済指標の詳細
※１→「住宅着工件数/建設許可件数」とは、住宅動向を示す経済指標。住宅問題は現在起こっている問題の根本をなす問題なので注目度は高い。
※２→「ドイツのZEW景況感調査」とは、「IFO景況指数」と共にユーロ圏の経済指標の中で最も注目度の高いものの1つ。相場が動くキッカケにされやすい。

本日のトレード用のエサ
・07時10分：豪)スティーブンス：RBA総裁の講演
・10時30分：豪)RBA議事録(5月5日分)
・17時30分：英)消費者物価指数
・18時00分：独)ZEW景況感調査
・21時30分：米)住宅着工件数
・21時30分：米)建設許可件数
・22時30分：NY株式市場オープン

5月18日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向(為替相場が影響を受けやすい地合いが継続)
▼米国の経済指標(今週は比較的少なめも、相場が動くキッカケに)
▼4月28日・29日分のFOMC議事録(サプライズの可能性は低いが)
▼金融当局者や要人の発言(FRB議長や米財務長官やECB総裁が中心)
▼今後のユーロ圏の金融政策への思惑(追加利下げ＆量的緩和強化など)
▼米国の金融機関の話題(ストレステスト結果公表消化後の流れはいかに)
▼米国の自動車業界の話題(5月末がGMの再建計画提出期限となる)
▼金融市場のリスク回避やリスク志向の動向(ドルと円の動向を大きく左右)
▼15日に米国債償還・利払い日経過後の影響(先週金曜日大きめに動いた為)
▼25日月曜が英国と米国が祝日で、今週末が連休前となる点(ポジ調など)

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5月19日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・RBA議事録(5月5日分) ・米主要企業決算発表→ホーム・デポ、ヒューレット・パッカード
07:10		豪)スティーブンス：RBA総裁の講演	○	要人発言
10:30		豪)RBA議事録(5月5日分)	◎	-	-
13:30		日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比]	×	-	+1.6%
				-	-34.2%
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	-80.4%
17:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.4%	+0.2%
				+2.4%	+2.9%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.2%	±0.0%
				-1.1%	-0.4%
18:00		独)ZEW景況感調査	◎	20.0	13.0
		欧)ZEW景況感調査	△	18.0	11.8
		欧)建設支出 [前月比/前年比]	×	-	-1.8%
				-	-11.8%
18:30		欧)トゥンペル・グゲレル：ECB理事の講演	△	要人発言
19:00		南ア)ムボウェニ：SARB総裁の講演	△	要人発言
21:30		米)住宅着工件数	AA	52.0万件	51.0万件
		米)建設許可件数	AA	53.0万件	51.3万件 (51.6万件)
26:15		米)スターン：ミネアポリス連銀総裁の講演	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

昨日の動きでショートは入れにくくなった。ロンドンタイム以降のNYダウ先物から日々の方向性を掴み利益化したい。

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今日は少しユーロ売りヨリにみてみたい。NYダウ先物やNYダウの上下にも引き続き注意。[株高→ドル売り]or[株安→ドル買い]

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