本日の為替相場は、「米国の経済指標」と「NY株式市場の動向」、そして「週末&ゴトオ日要因」に注目。
週末金曜日で20日のゴトオ日。
米国の経済指標は、、「消費者物価指数」への注目度が高い。
・「消費者物価指数」とは、小売・サービス価格の調査結果であり、インフレ系最重要指標のうちのひとつ。インフレ動向を見るために重要視され、金融政策にも大きな影響を与える。また、最近は景気後退によるデフレが焦点となりつつある。
米国以外では、「英国の小売売上高指数」や「カナダの消費者物価指数」が注目材料。
このところ不安定な推移が継続し、前日比マイナスで終了している「NY株式市場の動向」への監視は継続が必要だろう。
週末やゴトオ日要因でのポジション調整や実需的な動向も発生しやすいため注意したい。
本日のトレード用のエサ
▼主要材料
・07時00分:豪)スティーブンス:RBA総裁の講演
・17時00分:欧)トリシェECB総裁の講演
・18時30分:英)小売売上高指数
→ポンド売りのキッカケになりやすいとみる
・21時00分:加)消費者物価指数&【コア】
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
→週末最後の米国の経済指標。昨日の欧州タイムで反発したが、「ユーロ売り・ドル買い」ヨリのスタンスは継続。
・23時30分:NY株式市場オープン
→このところ不安定な推移が継続中。リスク回避の動向との相関性も薄れてきている?
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末金曜日
・20日のゴトオ日
・米主要企業決算発表→JCペニー
2月16日からの週の為替相場の焦点
▼G7会合明けの各金融市場の反応
▼米国が月曜日休場で連休明けとなる点
▼17日がGMとクライスラーの再建計画提出期限日
▼欧州の金融機関の決算発表
▼1月27日・28日開催分のFOMC議事録
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言(バーナンキFRB議長の講演もあり)
▼米国の金融や景気対策に対する話題や思惑
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2月20日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・20日のゴトオ日 ・米主要企業決算発表→JCペニー |
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07:00 | 豪)スティーブンス:RBA総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
08:50 | 日)全産業活動指数 | × | -2.7% | -2.3% | |||||||
14:00 | 日)金融経済月報(基本的見解) | △ | - | - | |||||||
17:00 | 欧)トリシェECB総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
17:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | △ | 32.5 | 32.0 | |||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | △ | 45.0 | 45.2 | ||||||||
18:00 | 欧)製造業PMI【速報値】 | △ | 35.0 | 34.4 | |||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | △ | 42.6 | 42.2 | ||||||||
18:30 |
英)小売売上高指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.1% | +1.6% | |||||||
+2.1% | +4.0% | ||||||||||
21:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.3% | -0.7% | |||||||
+1.1% | +1.2% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
-0.1% | -0.4% | |||||||||
+2.2% | +2.4% | ||||||||||
22:30 | 米)消費者物価指数[前月比/前年比] | AA | +0.3% | -0.7% (-0.8%) |
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-0.1% | +0.1% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | |||||||||
+1.5% | +1.8% | ||||||||||
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堅調な動向が継続すると見るも上値は追いづらい
「ユーロ売り・ドル買い」ヨリのスタンスを継続。まずは昨日動き出した欧州タイムに注視。
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