本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『ギリシャ支援の行方』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)第4四半期GDP【確報値】/個人消費」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標も、
・「NZ)貿易収支」
・「日)全国消費者物価指数&【除生鮮】」
などに注目が集まる。
経済指標以外では、
・「豪)スティーブンスRBA総裁の発言」
・「米)ウォルシュFRB理事の発言」
・「欧)トリシェECB総裁の発言」
・「米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言」
・「週末要因」
・「25日・26日で『EU首脳会議』が開催(ギリシャ支援の内容が焦点)」
・「ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』」
・「『期末・年度末・リパトリ要因』」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「『米国の金融政策や出口戦略』への思惑(公定歩合引き上げの可能性も)」
・「『中国による金融引き締め』への思惑」
・「『金融当局者や要人による発言』」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日。
米国の経済指標は、「第4四半期GDP【確報値】/個人消費」
と「ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」がメイン。
「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要
な要因。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
その他、「期末・年度末」や「リパトリ」などの要因による変動にも注意が必要な時期。
本日は、為替相場が大きく変動した週の「週末」であることも含めて注意したい。
現在の金融市場の焦点は「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」、「米国の出
口戦略や金融政策」、「中国による金融引き締め」が中心。
特に、FOMC結果発表後の先週末から「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」の発
端となった「ギリシャの財政懸念」が再燃し、「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」が加速している点に注意したい。
更に、昨日から「EU首脳会議」が開催されており、「ギリシャ支援」
に関する話題で金融市場が大きく変動している。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→現在のドル円は↑にバイアスがかかっているため、意外と反応しそうな感じ
・21時30分:米)第4四半期GDP【確報値】/個人消
費
→確報値と言えども、注目度は高く、大きな反応になりやすい。ただ、本日はギ
リシャ問題が最大の焦点であり、その時の流れの方向に沿った内容であれば特に反応が大きくなりやすいと考える。
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→注目したい点は多い。発表内容での変動→NYダウの動向を受けての変動→ロ
ンドンフィキシング前後での変動→週末での変動。大きく変動した週であり、調整も大きくなりそうだ。
・25時00分:欧)トリシェECB総裁の発言
→発言の内容次第も、時間的に材料にされやすい
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・25日・26日で『EU首脳会議』が開催(ギリシャ支援の内容が焦点)
・ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
・『期末・年度末・リパトリ要因』
・他の金融市場
の動向(米株式、米長期金利、金、原
油、米国以外の株式市場など)
・『米国の金融政策や出口戦略』への思惑(公定歩合引き上げの可能性も)
・『中国による金融引き締め』への思惑
・『金融当局者や要人による発言』
3月22日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼ギリシャ問題を中心とする『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
▼『EU首脳会議(25日・26日開催)でのギリシャ支援』に関する話題や思惑
▼米国を中心とした『主要経済指標』
▼『バーナンキFRB議長による出口戦略に関する議会証言』
▼『米国の金融政策や出口戦略』への思惑(公定歩合引き上げの可能性も)
▼『期末・年度末・リパトリ要因』
▼『中国による金融引き締め』への思惑
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『金や原油などの商品市場の動向』
▼『米国債の入札(23日→2年債・24日→5年債・25日→7年債)』
▼『米国の長期金利の動向』
▼『米国の主要企業の決算』
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑
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3月26日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・EU首脳会議(25日・26日開催) |
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06:45 | NZ)貿易収支 | ○ | +3.55億 | +2.69億 | |||||||
07:15 | 豪)スティーブンスRBA総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
08:00 | 豪)コンファレンスボード景気先行指数 | △ | - | +0.6% | |||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | ○ | -1.1% | -1.3% | |||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -1.2% | -1.3% | |||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -1.7% | -1.8% | ||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -1.7% | -1.8% | |||||||||
16:30 | 欧)ビーニ・スマギECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
18:30 |
英)第4四半期総合事業投資【確報値】 [前期比/前年比] |
× | -5.8% | -5.8% | |||||||
-24.1% | -24.1% | ||||||||||
21:30 | 米)第4四半期GDP【確報値】 | S | +5.9% | +5.9% | |||||||
↑・個人消費【確報値】 | +1.7% | +1.7% | |||||||||
↑・GDPデフレータ【確報値】 | +0.4% | +0.4% | |||||||||
↑・コアPCEデフレータ【確報値】 | +1.6% | +1.6% | |||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】 |
AA | 73.0 | 72.5 | |||||||
24:30 | 米)ウォルシュFRB理事の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||
25:00 | 欧)トリシェECB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
29:00 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁 の発言 |
BB | 要人発言 | ||||||||
翌 07:00 |
米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
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週末と言うこともあり、基本は様子見。状況に応じてロングでスキャル。
引き続きEU首脳会議でのギリシャ支援に関する話題で上下に振れやすい。基本的には臨機応変に対応する予定だが、特に下方向の加速に注目したいところ。
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