11月18日(水)■『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)消費者物価指数＆【コア】」
・「米)住宅着工件数＆建設許可件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「加)消費者物価指数＆【コア】」
などが主な注目材料。

経済指標以外では、
・「欧)トリシェECB総裁の講演」
・「英)BOE議事録(11月4日・5日開催分)」
・「米)週間原油在庫」
・「11月15日が大量の「米国債償還利払い日」だった影響」
・「オバマ大統領が訪中(15日～18日滞在、17日に米中首脳会談)」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「他の市場の動向(米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。

★★★

本日の米国の経済指標は、「消費者物価指数」と「住宅着工件数/建設許可件数」がメイン。

「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
「原油」や「金」の動向も為替相場に影響を与えやすい。

また、本日公表予定の「BOE議事録」への注目度も高い。昨日の「RBA議事録」に引き続き世界各国の金融政策に対して注目が集まりやすい。

その他、11月がヘッジファンドの決算月であることからこれまでのリスク選好の流れに巻き戻しが起こる可能性、11月15日に3ヶ月に1度の大量の米国債償還利払いが行われた影響、などにも注意したい。

引き続き「ドル安地合い」や「リスク選好の流れ」が金融市場を主導しており、これらの動向をどれだけ捉えることができるかが重要となる。
その一方で、ここに来て、米株式市場の堅調さとリスク選好のドル売りの強さにズレが出ている点や、ドル売りよりもドル買い戻しの際の振れ幅の方がが大きめになってきている点が気になるところ。

■□■本日のトレード用のエサ
・18時30分：英)BOE議事録(11月4日・5日開催分)
・21時00分：加)消費者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)住宅着工件数＆建設許可件数
・24時30分：米)週間原油在庫

11月16日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の株式市場の動向
▼米国の長期金利の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼オバマ大統領が訪中
▼米国の主要企業の決算
▼金融当局者や要人による発言
▼金価格の動向
▼原油価格の動向
▼15日に行われた米国債償還利払いの影響
▼11月がヘッジファンドの決算期である点

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11月18日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・オバマ大統領が訪中(15日～18日、17日に米中首脳会談) ・EU、ロシア首脳会議 ・米国の主要企業の決算発表
09:00		豪)ウエストパック先行指数	△	-	+1.1%
09:30		豪)第3四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比]	△	+0.7%	+0.8%
				+3.6%	+3.8%
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	-42.6%
17:40		欧)トリシェECB総裁の講演	○	要人発言
18:00		欧)経常収支	×	-	-13億
18:30		英)BOE議事録(11月4日・5日開催分)	◎	-	-
		南ア)実質小売売上高	○	-4.6%	-7.0%
19:00		欧)建設支出 [前月比/前年比]	×	-	-0.4%
				-	-11.3%
20:00		英)CBI製造業受注指数	△	-47	-51
21:00		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.1%	±0.0%
				+0.1%	-0.9%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		±0.0%	+0.3%
				+1.7%	+1.5%
		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+3.2%
22:30		米)消費者物価指数[前月比/前年比]	S	+0.2%	+0.2%
				-0.3%	-1.3%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.2%
				+1.6%	+1.5%
		米)住宅着工件数	AA	60.0万件	59.0万件
		↑・建設許可件数		58.0万件	57.3万件
23:15		米)ブラート：セントルイス連銀総裁の講演	B	要人発言
24:30		米)週間原油在庫	BB	-	+176万
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

ユーロドル、豪ドルドル、その他クロス円をメインで。

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日々のNYダウの動向による市場のリスク許容度の流れが重要。超短期的には臨機応変に。

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