本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)フィラデルフィア連銀景況指数」
・「米)景気先行指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)小売売上高指数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「11月15日が大量の「米国債償還利払い日」だった影響」
・「ヘッジファンドの決算月である点」
・「ECB理事会(金融政策の決定はない)」
・「米国の主要企業の決算」
・「欧)トリシェECB総裁の講演」
・「他の市場の動向(米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
本日の米国の経済指標は、「フィラデルフィア連銀指数」がメイン。
その他、「週間新規失業保険申請件数」や「景気先行指数」への注目度も高い。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
「原油」や「金」の動向も為替相場に影響を与えやすい。
直近の為替相場では、米株式市場の動向を主体とした「リスク許容度による流れ」が金融市場を主導しており、これらの動向をどれだけ捉えることができるかが重要となっている。
その一方で、来週からは感謝祭入り&11月がヘッジファンドの決算月であることなどから、これまでのリスク選好の流れが優勢の展開に巻き戻しが起こる可能性には十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ
・18時30分:英)小売売上高指数
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・24時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・24時00分:米)景気先行指数
・25時00分:欧)トリシェECB総裁の講演
11月16日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の株式市場の動向
▼米国の長期金利の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼オバマ大統領が訪中
▼米国の主要企業の決算
▼金融当局者や要人による発言
▼金価格の動向
▼原油価格の動向
▼15日に行われた米国債償還利払いの影響
▼11月がヘッジファンドの決算期である点
【最新版!約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング!
11月19日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・日銀金融政策決定会合(19日・20日開催、20日に政策金利発表) ・ECB理事会(金融政策の決定はない) ・米国の主要企業の決算発表 |
|||||||||||
10:00 | 豪)デベルRBA総裁補佐 | △ | 要人発言 | ||||||||
13:30 | 日)全産業活動指数 | × | ±0.0% | +0.9% | |||||||
13:45 |
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | ||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【改訂値】 [先行CI指数/一致CI指数] |
× | - | 86.4 | |||||||
- | 92.5 | ||||||||||
14:30 | 日)全国百貨店売上高 | × | - | -7.8% | |||||||
↑・東京地区百貨店売上高 | - | -10.5% | |||||||||
16:15 | ス)貿易収支 | × | - | +19.2億 | |||||||
18:20 | 英)フィッシャーBOE政策委員の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
18:30 |
英)小売売上高指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.5% | ±0.0% | |||||||
+2.9% | +2.4% | ||||||||||
英)マネーサプライM4【速報値】 | × | +9.9% | +11.6% | ||||||||
22:30 | 加)卸売売上高 | △ | +1.0% | -1.4% | |||||||
加)景気先行指数 | △ | +0.7% | +1.1% | ||||||||
加)国際証券取扱高 | △ | 30.00億 | 50.82億 | ||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 50.5万件 | 50.2万件 | ||||||||
24:00 | 米)フィラデルフィア連銀景況指数 | AA | +12.0 | +11.5 | |||||||
米)景気先行指数 | A | +0.4% | +1.0% | ||||||||
米)ガイトナー財務長官の講演 | B | 要人発言 | |||||||||
25:00 | 欧)トリシェECB総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
27:00 | 欧)ゴンザレス・パラモECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
翌 07:45 |
加)カーニーBOC総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
|
現在は、ユーロドル、豪ドルドル、その他クロス円をメインで。
日々のNYダウの動向による市場のリスク許容度の流れが重要。超短期的には、その日のNYダウの動向次第で臨機応変に。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)