本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『明日にECB政策金利発表&トリシェ総裁の会見を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)ADP全国雇用者数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)建設業PMI」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「月始要因」
・「週間原油在庫」
・「米)地区連銀経済報告(ベージュブック)」
・「年末商戦&年末相場入りしている点」
・「明日に『ECB政策金利発表&トリシェECB総裁会見』を控える点」
・「金曜日に『米国の雇用統計の発表』を控える点」
・「他の市場の動向(米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
本日の米国の経済指標は、「ADP全国雇用統計」がメイン。
その他、次回FOMCの叩き台となる「米地区連銀経済報告(ベージュブック)」にも注目が集まる。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
「原油」や「金」の動向も為替相場に影響を与えやすい。
明日に「ECB政策金利発表&トリシェ総裁の会見」も予定されているため、「各国の金融政策や出口戦略」が焦点となりやすい。
その他、「12月の月始要因」、「年末商戦の動向」、「週末に米雇用統計を控える点」なども気になるところ。
感謝祭前から長期休暇に入るトレーダーも多く、金融市場は既に年末相場入りと考えていい。商いが薄くなっていく中での大きな変動には注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
11月30日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼ドバイショックの影響
▼金価格の動向
▼米国の長期金利の動向
▼年末商戦&年末相場入り
▼月末・月始要因
▼バーナンキFRB議長の再指名公聴会
▼ECB政策金利発表&トリシェECB総裁の講演
▼RBA政策金利&声明発表
▼金融当局者や要人による発言
▼原油価格の動向
▼米地区連銀経済報告(ベージュブック)の内容
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12月2日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・EU財務相理事会 | |||||||||||
08:50 | 日)マネタリーベース | × | - | +4.4% | |||||||
10:00 | 日)須田日銀審議委員の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
17:20 | 英)デールMPC委員の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
18:00 | 南ア)Naamsa自動車販売 | × | - | -16.9% | |||||||
18:30 | 英)建設業PMI | ○ | 46.9 | 46.2 | |||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | -0.4% | |||||||
-6.8% | -7.7% | ||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -4.5% | |||||||
21:30 | 米)チャレンジャー人員削減数 | C | - | -50.7% | |||||||
22:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | -15.0万人 | -20.3万人 | |||||||
23:30 | 米)ガイトナー財務長官の議会証言 | B | 要人発言 | ||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | +102万 | |||||||
26:30 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
28:00 | 米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | A | - | - | |||||||
翌 07:30 |
豪)AIGサービス業指数 | × | - | 54.8 | |||||||
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基本は様子見モード。流れが加速しそうであれば、臨機応変に対応。
NYダウの動向でのリスク許容度による流れが加速しそうであれば追随。時期的に微妙なので、消極的なチャンス待ちモード。儲けることよりも損しないことの方が大切な時期。
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