12月23日(火)◆『米国の住宅系指標』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の住宅系指標』と『NY株式市場の動向』にあり。

本日は、米国の経済指標を数多く控えるが、その中でも特に「中古住宅販売件数」と「新築住宅販売件数」への注目度が高い。
「新築住宅販売件数」とは、販売された新築住宅の署名ベースでの件数を表す。景気動向との関連性が深く、先行指標としても重要。
「中古住宅販売件数」とは、中古住宅のうち、所有権の移転が完了したもの。景気動向との関連性が深く、先行性があるといわれている。季節や天候の影響も受けやすく、予想と違った結果が出やすい傾向も。
住宅動向は現在の金融不安の根本となる問題でもあり、出し尽くし感もある一方で、依然として注目度は高い。「中古住宅販売件数」と「新築住宅販売件数」の両方が同じ日に発表されるのはクリスマス絡みの休日で発表日がずれたためであり、非常に珍しい現象。

「米自動車業界に関する話題」や「NY株式市場の動向」への注目度も引き続き高い。

また、直後に「クリスマスを控えている点」にも注意を払いたい。
クリスマスは世界的にビッグなイベントであり、欧米の市場参加者たちは毎年この時期には本格的な休みに入る。ポジション調整や薄い商いの中でのチョッピーな動向に気をつけたいところ。
明日は既に24日で米債券市場や株式市場は午後が休場となっている。

■本日のトレード用のエサ
▼主要材料
22時30分：米)第3四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
23時30分：NY株式市場オープン
23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
24時00分：米)中古住宅販売件数
24時00分：米)新築住宅販売件数

12月22日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼米自動車業界救済の行方
▼米国政府による各種施策やオバマ政権への期待
▼クリスマス休暇入りや年末を控えた時期である点

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12月23日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・東京市場休場
06:45		NZ)第3四半期GDP [前期比/前年比]	◎	-0.5%	-0.2%
				-0.1%	+1.0%
18:00		欧)経常収支	△	-	-106億
18:30		英)第3四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比]	△	-0.5%	-0.5%
				+0.3%	+0.3%
		英)第3四半期経常収支	△	-119億	-110億
19:00		欧)製造業受注	×	-4.0%	-3.9%
22:30		米)第3四半期GDP【確報値】	A	-0.5%	-0.5%
		↑・個人消費【確報値】		-3.7%	-3.7%
		↑・GDPデフレーター【確報値】		+4.2%	+4.2%
		↑・コアPCEデフレーター【確報値】		+2.6%	+2.6%
23:55		米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】	A	58.7	59.1
24:00		米)リッチモンド連銀製造業指数	C	-40	-38
		米)住宅価格指数	C	-1.2%	-1.3%
		米)中古住宅販売件数	AA	493万件	498万件
		米)新築住宅販売件数	AA	41.5万件	43.3万件
26:30		欧)トリシェ：ECB総裁の講演	△	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

年末・年始のため様子見

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