ドル買い加速。週末金曜日。『米消費者物価指数』と『ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】』に注目。

ドルは前日の下落から反発し、再度ドル買い傾向の強い地合いとなった。
米小売売上高も良い結果となりドル買いは加速した。

週末金曜日。

本日の焦点は、以下の4点にあり。
・『米消費者物価指数』
・『ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】』
・『NY株式市場を中心とした他の金融市場の動向』
・『13日14日とG8財務相会合が開催』

本日は、『日銀の政策金利が発表』され『白川総裁の記者会見』もあるが、相場にはそれほど影響を与えないと思われる。

『米消費者物価指数』とは、小売・サービス価格の調査結果で、インフレ系最重要指標のうちのひとつ。インフレ動向を見るために重要視され金融政策にも大きな影響を与える。季節要因を受けやすく、変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコア指数が特に重要視される。

『ミシガン大学消費者信頼感指数』とは、ミシガン大学が実施している消費者マインドに関するアンケート結果。速報値の対象は300人、確報値の対象は500人を対象としている。

『米消費者物価指数』も『ミシガン大学消費者信頼感指数』も、景気後退懸念やインフレ懸念が金融市場のテーマとなる中、注目度もそのインパクトも通常時よりも更に高くなっている。

また、本日より大阪でG8財務相会合が開催される予定となっている。
原油高や商品高が議題になる可能性は高く、為替が議題に上る可能性は少ないと言われるが、金融や景気に関する言及も含めて注意すべきイベント。

ドル高に大きく動いた今週。
週末金曜日である本日は、注目度の高い指標も控える点からも、ポジション調整や更なる加速など大きな動きには気をつけたいところ。
ここのところ燻っているNY株式市場を中心とした他の金融市場の動向にも引き続き注意したい。

★本日の注目材料
→米国以外
・NZ)小売売上高指数
・日)BOJ政策金利発表
・日)白川日銀総裁の記者会見
・大阪でG8財務相会合
→米国
・消費者物価指数
・米)ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】

★今週の為替相場の焦点
・日々発表される米国の経済指標
・インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などの市場のセンチメント動向
・NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
・ユーロ圏の金利先高観やそれに対する思惑
・ドル買い・ドル売りの傾向、円売り、ユーロ買いの強弱やその傾向
・週末のG8財務省会合に向けての思惑やポジション調整

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・日銀金融政策決定会合(12日・13日、本日政策金利発表発表) ・BOJ政策金利発表 ・G8財務相会合(13日・14日、in 大阪)
07:45		NZ)小売売上高指数	◎	+0.4%	-1.2%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.2%	-0.5%
正午 過ぎ		日)BOJ政策金利発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
13:30		日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比]	△	-0.3%	-0.3%
				+1.8%	+1.8%
14:00		日)消費者態度指数	×	35.0	35.4
15:00		日)金融経済月報【基本的見解】	△	-	-
		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	△	+0.6%	+0.6%
				+3.0%	+3.0%
21:30		加)製造業出荷	△	+0.5%	-1.6%
		加)第1四半期労働生産率	×	-0.4%	-0.8%
21:30		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	S	+0.5%	+0.2%
				+3.9%	+3.9%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.1%
				+2.3%	+2.3%
22:55		米)ミシガン大消費者信頼感指数 【速報値】	AA	59.0	59.8
要人発言予定(未確認情報含む)
12:10		豪)スティーブンスRBA総裁□講演【経済】
15:30		日)白川日銀総裁■記者会見
25:00		独)ウェーバー独連銀総裁◆講演
		米)グリーンスパン前FRB議長★講演
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

今週→ドル買いヨリ 昨日→ドル買いヨリ ドル買いが強い。108LOWがポイント。そこを抜ければ。110円手前までいく可能性。

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今週→ドル買いヨリ 昨日→ドル買いヨリ ドル買い強い。1.52MID-1.53MIDで跳ね返すことができなければ・・・。

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