週明け月曜日
本日の注目材料は以下の3点にあり。
・『リーマンブラザーズ決算発表』
・『NY連銀製造業景気指数』
・『対米証券投資』
まず最初に、先週末に開催されたG8財務相会合の影響が気になるところ。各市場の週明けの動向を見極めたい。
今週は『米国の大手証券会社の決算発表』が相次ぐ。今のところ以下のように予定されている。
・月曜日にリーマンブラザーズ
・火曜日にゴールドマンサックス
・水曜日にモルガンスタンレー
既にリーマンブラザーズが損失拡大の見通しを発表しており、注目度は高いが、市場がどれほど反応するかは未知数。まずは、初日のリーマンブラザーズの決算でその頃合いを見たいところ。
予想以上の損失が発覚すれば、信用収縮の流れになりやすい一方で、予想内に収まれば金融危機から来る信用不安はさらに和らぐことになりそうだ。
『NY連銀製造業景気指数』とは、ニューヨーク地区における製造業の景況感を表す。同じ製造業の景況感を表す『フィラデルフィア連銀製造業景気指数』や『ISM製造業景況指数』を占うための先行指標とされる。
『対米証券投資』とは、海外から米国証券への投資額。貿易収支や経常収支の赤字額との比較で重要視される。米国の赤字ファイナンスや世界的な資金の流れの分析のため重要。
先週は、ドル高地合いが継続し加速した。今週もその動向が継続されるのかどうかが最大の焦点となりそうだ。
NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向と為替相場の相関性は薄れてきているが、引き続き注視したい。
★本日の注目材料
→米国以外
▼特になし
→米国
▼リーマンブラザーズ決算発表
▼NY連銀製造業景気指数
▼対米証券投資
★今週の為替相場の焦点
▼G8財務相会合の影響
▼日々発表される米国の経済指標や要人発言
▼インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などの市場のセンチメント動向
▼米国の大手証券会社の四半期決算への思惑やその結果に対する反応
▼NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
▼ユーロ圏のインフレ動向や金利先高観、それに対する思惑
▼ドル買い・ドル売りの傾向、円売り、ユーロ買いの強弱やその傾向
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・G8財務相会合明け ・南アフリカ休場(青年の日) ・リーマンブラザース決算発表 |
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07:45 | NZ)第1四半期製造業売上高 | × | - | +8.3% | ||||
16:15 | ス)実質小売売上高 | △ | +4.1% | +9.7% | ||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.6% | +0.3% | ||||
+3.6% | +3.6% | |||||||
21:15 | 米)リーマンブラザース決算発表 | AA | - | - | ||||
21:30 | 米)NY連銀製造業景気指数 | AA | -1.5 | -3.2 | ||||
22:00 | 米)対米証券投資[ネット長期フロー] | AA | - | +804億 | ||||
↑・対米証券投資 [ネットフロー合計] | - | -482億 | ||||||
26:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 19 | 19 | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
23:00 | 米)バーナンキ:FRB議長★講演【医療関連】[上院財政委員会] | |||||||
26:00 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁★講演【経済】 | |||||||
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先週→ドル買いヨリ 前営業日→ドル買いヨリ ドル買いヨリの傾向は週末にさらに加速した。今週もこの動向が続くのか見極めたい。「現実」についていくべき相場。
先週→ドル買いヨリ 前営業日→ドル買いヨリ ドル買いヨリの傾向は週末にさらに加速した。今週もこの動向が続くのか見極めたい。ユーロドルはこの1.52MID-1.53MIDが重要ポイント。
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