本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「NY株式市場の動向」、そして「明日にFOMC政策金利&声明発表を控える点」にあり。
オーストラリアが連休明け。
米国の経済指標は、「消費者信頼感指数」への注目度が高い。
「消費者信頼感指数」とは、消費者に対する「現在」と「6ヵ月後」の景況感のアンケート結果。「現在」に関するものは[経済+雇用]で、「6ヵ月後」に関するものは[経済+雇用+所得]に関する調査内容となっている。個人消費の動向把握に重要とされ、注目度は高い。
米国以外の経済指標では、「ドイツのIFO景況指数」への注目度が高い。
「ドイツのIFO景況指数」とは、ZEW景況指数とともに欧州の指標の中で最も注目度が高いもの。約1万社の企業の役員への調査結果を指数化。現況指数と期待指数があり、景況感指数はその平均で表される。
また、「NY株式市場の動向」は引き続き要監視対象となる。「オバマ政権の各種施策」や「数多く控える米国の大手企業の決算発表」が変動要因となりやすい。
本日から「FOMCが開催」され、明日には「政策金利と声明が公表される点」にも注意したい。今週一番の注目材料となっており、明日に向けて相場が大きく動意づく可能性も高い。
本日のトレード用のエサ
・09時30分:豪)第4四半期生産者物価指数
・18時00分:独)IFO景況指数
・23時30分:NY株式市場オープン
・24時00分:米)消費者信頼感指数
1月26日からの週の為替相場の焦点
▼FOMC政策金利&声明発表
▼NY株式市場の動向(大手企業の決算発表多し)
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼オバマ政権の各種施策に対する期待
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1月27日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・オーストラリアが連休明け ・旧正月(26日・27日・28日) ・FOMC開催(27日・28日、28日に政策を金利発表) ・明日にFOMC政策金利&声明発表を控える ・米大手企業決算発表→ヤフー、サン・マイクロシステムズ、コーニング、ギリアド・サイエンシズ |
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08:50 |
日)日銀金融政策決定会合議事要旨 (12月18・19日分) |
△ | - | - | |||||||
日)企業向けサービス価格指数 | × | -2.4% | -1.9% | ||||||||
09:30 | 豪)NAB企業信頼感指数 | × | - | -30 | |||||||
豪)NAB企業景況感指数 | - | -17 | |||||||||
豪)第4四半期生産者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.4% | +2.0% | ||||||||
+5.2% | +5.6% | ||||||||||
16:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | -2.9% | -3.4% | |||||||
-3.7% | -1.3% | ||||||||||
18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 81.0 | 82.6 | |||||||
独)IFO現況指数 | 85.0 | 88.8 | |||||||||
独)IFO景気期待指数 | 77.5 | 76.8 | |||||||||
欧)経常収支 | △ | - | -64億 | ||||||||
23:00 | 米)S&P/ケースシラー住宅価格指数 | C | -18.40% | -18.04% | |||||||
24:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 38.9 | 38.0 | |||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | -49 | -55 | ||||||||
25:05 | 加)カーニーBOC総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
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FOMCを控えリスク回避の傾向は小休止か。
FOMCを控え、買い戻し優勢で中立。
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