本日の為替相場の焦点は、『NY株式市場の動向』と『週明けの各市場の反応』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いモノの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「豪)第3四半期生産者物価指数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「週明け要因での変動」
・「香港とニュージーランドが祝日で休場」
・「加)カーニーBOC総裁の講演」
・「米)5年物価連動債入札(70億ドル)」
・「米主要企業決算発表が本格化」
・「他の市場の動向(米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
週明け月曜日。
先週末、NY株式市場が大きめに調整したことから、週明けの各市場の反応を見極めたい。
本日は、注目に値する米国の経済指標の発表はない。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
その他、「原油」や「金」の動向からも目が離せない。
10月中旬以降、「米国の主要企業の決算発表」が本格化。その結果には株式市場が敏感に反応し、金融市場が大きく変動するキッカケとなりやすいため、引き続き注視したい。
また、本日から相次ぐ「米国債の入札」は、「米国の長期金利」の動向に影響を与えやすい要注意イベント。
先週の為替相場では、引き続き、円以外の通貨に対して「ドル売り」が加速した。
今週の相場でも、現在の金融市場のトレンドである「ドル売り」や「リスク資産買い」の流れをどれだけ捉える事ができるかが重要となるだろう。
一方で、円はドル売りの相手としては選好されにくくなっており、対ドルにおいて円とそれ以外の通貨を分けて考えるべき地合いとなっている点には注意したい。
10月26日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の長期金利の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼原油価格の動向
▼金価格の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表
▼今週相次ぐ、大量の米国債入札の状況
▼月末要因
▼来週に米国、ユーロ圏、英国、オーストラリアの金融政策の発表を控える
▼ドル安やリスク選好の流れの行方
■□■本日のトレード用のエサ
・09時30分:豪)第3四半期生産者物価指数
・21時55分:加)カーニーBOC総裁の講演
・26時00分:米)5年物価連動債入札(70億ドル)
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10月26日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・香港とニュージーランドが祝日で休場 ・欧州が冬時間へ移行 ・米主要企業の決算発表が本格化 |
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09:30 |
豪)第3四半期生産者物価指数 [前期比/前年比] |
○ | +0.3% | -0.8% | |||||||
+0.5% | +2.1% | ||||||||||
16:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | 4.5 | 4.3 | |||||||
21:30 | 米)シカゴ連銀全米活動指数 | C | - | -0.90 | |||||||
21:55 | 加)カーニーBOC総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
23:30 | 米)ダラス連銀製造業活動指数 | C | - | -6.4 | |||||||
26:00 | 米)5年物価連動債入札(70億ドル) | BB | - | - | |||||||
27:35 | 英)ポーゼンBOE委員の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
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流れが変化したため、しばらくは見送り。ユーロドルや豪ドルドルやクロス円をメインに。
基本的にはドル安地合い+日々の流れはNYダウ主導での市場のリスク許容度。[少し長いスパンで見ての押し目買い]&[上昇時の追随]
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