本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『明日に「バーナンキFRB議長の議会証言」を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)S&P/ケースシラー住宅価格指数」
・「米)消費者信頼感指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)IFO景況指数」
などに注目が集まる。
経済指標以外では、
・「『日銀金融政策決定会合議事要旨(1月25・26日分)』の公表」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「米国債の入札が相次ぐ(23日2年債・24日5年債・25日7年債)影響」
・「2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日に『バーナンキFRB議長による半期金融政策報告に関する議会証言』を控える点」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「S&P/ケースシラー住宅価格指数」と「消費者信頼感指数」がメイン。
また、明日・明後日と行われる「バーナンキFRB議長による【半期金融政策報告】に関する議会証言」に大きな注目が集まっている。
「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
現在、金融市場の焦点となっているのは「公定歩合引き上げで高まっている『米国の金融政策』への思惑」や「『中国による金融引き締め強化』への思惑」、「ギリシャの財政懸念を発端とした『ユーロ圏の信用不安』」、「オバマ大統領による金融規制案」など。
その他、「2月の月末要因」や「2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響」にも注意したい。
今週の金融市場は、直近の流れから考えると、18日に行われたFRBによる公定歩合引き上げによって高まっている「米国の金融政策や出口戦略に対する思惑」が主体とな
りやすく、明日から行われる「バーナンキFRB議長による【半期金融政策報告】に関する議会証言」での反応などを中心に展開していく可能性が高いと思われる。
今週も、2010年に入ってから加速している「『ドル買い地合い』や『リスク回避の流れ』」をどれだけ捉える事ができるかが重要となりそうだ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時00分:独)IFO景況指数
→ユーロがどちらヨリに反応するのか注目。
・23時00分:米)S&P/ケースシラー住宅価格指数
・24時00分:米)消費者信頼感指数
→まずは内容が重要。その後はNYダウの動向次第。明日にバーナンキFRB議長の議会証言を控える点も重要。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・『日銀金融政策決定会合議事要旨(1月25・26日分)』の公表
・米国の主要企業の決算発表
・米国債の入札が相次ぐ(23日2年債・24日5年債・25日7年債)影響
・2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・明日に『バーナンキFRB議長による半期金融政策報告に関する議会証言』を控える点
2月22日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼バーナンキFRB議長の『半期金融政策報告に関する議会証言』
▼公定歩合引き上げで高まっている『米国の金融政策』への思惑
▼米国を中心とした『株式市場』の動向
▼『旧正月明け』となる点
▼ギリシャの財政懸念を発端とした『ユーロ圏の信用不安』
▼『中国による金融引き締め強化』への思惑
▼米国を中心とした『主要経済指標の発表』
▼『ドル買い地合い』や『リスク回避の流れ』の継続や加速
▼2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑
▼『金や原油などの商品市場』の動向
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『米国の長期金利』の動向
▼『米国の主要企業の決算発表』
▼2月の月末要因
【最新版!約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング!
2月23日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・米国の主要企業の決算発表 | |||||||||||
08:50 | 日)日銀金融政策決定会合議事要旨 (1月25・26日分) |
○ | - | - | |||||||
16:00 | 豪)バッテリーノRBA副総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
16:45 | 仏)消費者物価指数 | × | +1.1% | +0.9% | |||||||
仏)消費者支出 | × | -1.1% | +2.1% | ||||||||
18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 96.1 | 95.8 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 92.0 | 91.2 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 100.6 | 100.6 | |||||||||
18:30 |
南ア)第4四半期GDP [前期比年率/前年比] |
○ | +2.6% | +0.9% | |||||||
-1.7% | -2.1% | ||||||||||
21:10 | 英)タッカーBOE副総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
23:00 | 米)S&P/ケースシラー住宅価格指数 | BB | -3.00% | -5.32% | |||||||
24:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 55.0 | 55.9 | |||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +1 | -2 | ||||||||
27:00 | 米)2年債入札 | B | - | - | |||||||
翌 07:05 |
米)ブラード:セントルイス連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
|
結局は、レンジ推移となりやすいと考える。日々の傾向を重視したい。リパトリによる下方向への急変動には注意。
直近は反発が優勢も、基本的にショートスタンスを継続。引きつけての戻り売り&下落再開時の追随。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)