注目に値する米経済指標の発表はなし。NY株式市場や原油価格に注目。

本日の為替相場の焦点は特になし。

本日は、注目に値する米国の経済指標の発表はない。今週の動向を見ると、米大手証券会社の決算もあまり材料視されていないため、本日予定されている『モルガンスタンレーの決算発表』における相場への影響も小幅にとどまる可能性が高い。

一方で、NY株式相場や原油価格には引き続き注意したいところ。
特にNYダウはここのところ軟調なままであり、12000ドルを下回るようであれば為替相場にも大きな影響が出てくると思われる。
また、原油価格の動向は現在の為替相場と密接な関係を持っているため監視し続ける必要があるだろう。

為替相場は、G8が明けてドル買いの傾向が弱まり、少し方向感を失っているように思える。ただ、来週水曜日にはFOMCが控えるため、週末に向けてどちらかに大きく振れる可能性にも注意したい。

『米中戦略経済対話』は本日までとなっている。

★本日の注目材料
→米国以外
▼日)BOJ議事要旨公表（4月30日＆5月19日・20日分）
▼英)BOE議事録公表（6月4日・5日分）
▼英)キングBOE総裁◆講演
→米国
▼米)モルガンスタンレー決算発表

★今週の為替相場の焦点
▼G8財務相会合の影響
▼日々発表される米国の経済指標や要人発言
▼インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などの市場のセンチメント動向
▼米国の大手証券会社の四半期決算への思惑やその結果に対する反応
▼NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
▼ユーロ圏のインフレ動向や金利先高観、それに対する思惑
▼ドル買い・ドル売りの傾向、円売り、ユーロ買いの強弱やその傾向

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
日・BOJ議事要旨公表（4月30日＆5月19日・20日分） 英・BOE議事録公表（6月4日・5日分） 米中戦略経済対話(17日・18日) モルガンスタンレー決算発表 米週間原油在庫(23時30分)
08:50		日)BOJ議事要旨公表 （4月30日＆5月19日・20日分）	△	-	-
14:00		日)景気動向調査【改訂値】 [先行CI指数/一致CI指数]	×	-	92.8%
				-	101.7%
17:00		南ア)実質小売売上高	△	+1.8%	-1.7%
17:30		英)BOE議事録公表（6月4日・5日分）	◎	-	-
18:00		欧)建設支出	×	-	-2.2%
未定		米)モルガンスタンレー決算発表	A	-	-
21:30		加)景気先行指数	△	+0.2%	+0.1%
要人発言予定(未確認情報含む)
16:35		欧)トゥンペル・グゲレル：ECB理事◆講演
24:45		米)イエレン：サンフランシスコ連銀総裁★あいさつ【アジア金融危機】
27:30		英)キング：BOE総裁◆講演
29:00		米)ポールソン：財務長官★記者会見【米中戦略経済対話】
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

先週→ドル買いヨリ 今週→多少のドル売りヨリ 今週に入ってドル買いが止まった。円買いに向かうとは考えずらいが、このまま108円で頭を抑えられるようであれば、ドル売りが強まり、下を試す可能性も。

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先週→ドル買いヨリ 今週→多少ドル売りヨリ 試しにロングしてみるのも一考。

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