本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『週末&月末&リパトリ要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)第4四半期GDP【改定値】&個人消費」
・「米)シカゴ購買部協会景気指数」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」
・「米)中古住宅販売件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)貿易収支」
・「NZ)住宅建設許可」
・「日)全国消費者物価指数&【除生鮮】」
・「日)鉱工業生産【速報値】」
・「英)ネーションワイド住宅価格」
・「独)消費者物価指数【速報値】」
・「英)第4四半期GDP【改定値】&個人消費」
・「欧)消費者物価指数【確報値】」
・「ス)KOF先行指数」
などに注目が集まる。
経済指標以外では、
・「週末要因&2月月末要因」
・「リパトリによる影響」
・「2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響」
・「欧州の大手金融機関の決算発表→ロイズ」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「来週に『ECB政策金利発表&トリシェECB総裁会見』が控える点」
・「来週末に『米国の雇用統計』を控える点」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日&2月の月末最終営業日。
米国の経済指標は、「第4四半期GDP【改定値】&個人消費」と「中古住宅販売件数」がメイン。
その他、「シカゴ購買部協会景気指数」や「ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」への注目度も高い。
「NY株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
その他、「週末要因や月末要因」、先週から断続的に発生していると思われる「リパトリによる影響」にも注意したい。
現在の金融市場の焦点となっているのは「公定歩合引き上げで高まっている『米国の出口戦略・金融政策』への思惑」や「ギリシャの財政懸念を発端とした『ユーロ圏の信用不安』」、「『中国による金融引き締め強化』への思惑」など。
特に、18日に行われた米国の公定歩合引き上げによって「米国の出口戦略や金融政策に対する思惑」が高まっており、24日・25日と行われた「バーナンキFRB議長による【半期金融政策報告】に関する議会証言」を消化しての方向性に注視したい。
また、2010年に入ってから加速している「『ドル買い地合い』や『ユーロ売り地合い』、更には『リスク回避ヨリの流れ』」の傾向も引き続き色濃く出ており、その動向を上手く捉えたいところ。
更には、来週に「ECB政策金利発表&トリシェECB総裁会見」や「米国の雇用統計」などのビッグイベントを控える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時30分:英)第4四半期GDP【改定値】&個人消費
・19時00分:欧)消費者物価指数【確報値】
→ユーロの反応具合と方向性に注目
・22時30分:米)第4四半期GDP【改定値】&個人消費
→大きな反応になりやすい。NYダウの反応にも注視
・23時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・24時00分:米)中古住宅販売件数
→それぞれの内容で一喜一憂しやすく、大きな反応にもつながりやすい。一番重要なのはNYダウの方向性と週末・月末・リパトリによる変動。ロンドンフィキシング(日本時間25時)に向けての動向にも注意したい。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因&2月月末要因
・リパトリによる影響
・2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響
・欧州の大手金融機関の決算発表→ロイズ
・米国の主要企業の決算発表
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・来週に『ECB政策金利発表&トリシェECB総裁会見』が控える点
・来週末に『米国の雇用統計』を控える点
2月22日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼バーナンキFRB議長の『半期金融政策報告に関する議会証言』
▼公定歩合引き上げで高まっている『米国の金融政策』への思惑
▼米国を中心とした『株式市場』の動向
▼『旧正月明け』となる点
▼ギリシャの財政懸念を発端とした『ユーロ圏の信用不安』
▼『中国による金融引き締め強化』への思惑
▼米国を中心とした『主要経済指標の発表』
▼『ドル買い地合い』や『リスク回避の流れ』の継続や加速
▼2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑
▼『金や原油などの商品市場』の動向
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『米国の長期金利』の動向
▼『米国の主要企業の決算発表』
▼2月の月末要因
▼今週相次ぐ『米国債入札(23日2年債・24日5年債・25日7年債)』の影響
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2月26日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・2月の月末最終営業日 ・米国の主要企業の決算発表 |
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06:45 | NZ)貿易収支 | ○ | -1.0億 | +200万 | |||||||
NZ)住宅建設許可 | ○ | +2.2% | -2.4% | ||||||||
07:15 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | ○ | -1.4% | -1.7% | |||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -1.4% | -1.3% | |||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -2.0% | -2.1% | ||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -2.0% | -2.0% | |||||||||
08:50 | 日)大型小売店販売額【速報値】 | △ | -4.6% | -4.6% | |||||||
↑・小売業販売額【速報値】 | -0.5% | -0.3% | |||||||||
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +1.0% | +1.9% | ||||||||
+16.6% | +5.1% | ||||||||||
09:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -17 | -17 | |||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -11.6% | -15.7% | |||||||
日)建設工事受注 | × | - | +0.6% | ||||||||
15:00 | 南ア)マネーサプライM3 | × | +1.50% | +1.62% | |||||||
16:00 |
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +1.2% | |||||||
+11.0% | +8.6% | ||||||||||
未定 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | -0.6% | |||||||
+0.7% | +0.8% | ||||||||||
18:30 |
英)第4四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.1% | |||||||
-3.1% | -3.2% | ||||||||||
↑・個人消費【改定値】[前期比] | +0.3% | ±0.0% | |||||||||
19:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | -0.8% | +0.3% | |||||||
+1.0% | +0.9% | ||||||||||
19:30 | ス)KOF先行指数 | ○ | +1.80 | +1.77 | |||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -25億 | +37億 | |||||||
22:30 | 加)第4四半期経常収支 | △ | -85億 | -131億 | |||||||
米)第4四半期GDP【改定値】 | S | +5.6% | +5.7% | ||||||||
↑・個人消費【改定値】 | +2.0% | +2.0% | |||||||||
↑・GDPデフレータ【改定値】 | +0.6% | +0.6% | |||||||||
↑・コアPCEデフレータ【改定値】 | +1.4% | +1.4% | |||||||||
米)ホーニング:カンザスシティ連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | |||||||||
23:00 | 米)デュークFRB理事の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
23:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 59.0 | 61.5 | |||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】 |
AA | 73.9 | 73.7 | |||||||
24:00 | 米)中古住宅販売件数 | AA | 550万件 | 545万件 | |||||||
24:15 | 米)ダドリーNY連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
米)コチャラコタ:ミネアポリス連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | |||||||||
27:30 | 米)タルーロFRB理事の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | |||||||||
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週末&月末のため注意。基本見送りで来週・来月につなげたい。引き続き、リパトリによる下方向への急変動には注意。
週末&月末のため注意。ショートスタンスを継続。引きつけての戻り売り&下落時の追随。
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