本日の為替相場の焦点は、『米・ISM製造業景況指数』と『NY株式市場の動向』、そして『3月の月初め要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ」
・「米)ISM製造業景況指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「中)製造業PMI」
・「英)製造業PMI【速報値】」
・「欧)失業率」
・「加)GDP&第4四半期GDP 」
などに注目が集まる。
経済指標以外では、
・「豪)スティーブンスRBA総裁の講演」
・「米)ボルカー大統領経済回復諮問委員会委員長の講演」
・「週明け要因」
・「3月の月始め要因」
・「欧州の主要金融機関の決算発表→HSBC」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「4日に『ECB政策金利発表&トリシェECB総裁会見』が控える点」
・「5日に『米国の雇用統計』の発表を控える点」
などの要因に注意したい。
★★★
週明け月曜日で3月最初の営業日。
米国の経済指標は、「ISM製造業景況指数」がメイン。
その他、「個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ」も注目される。
「NY株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。
現在の金融市場の大きな焦点となっているのは「公定歩合引き上げで高まっている『米国の出口戦略や金融政策』への思惑」及び「ギリシャの財政懸念を発端とした『ユーロ圏の信用不安』」など。
今週は「3月入りでの変動」を見極め、「ECB政策金利発表&トリシェECB総裁会見」や「米国の雇用統計」などのビッグイベントへの思惑や結果での変動に注意したい。
引き続き、直近の為替相場の傾向である「『ドル買い地合い』や『ユーロ売り地合い』、そして『リスク回避ヨリの流れ』」をどれだけ捉える事ができるかが重要となりそうだ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:豪)スティーブンスRBA総裁の講演
→豪の金融政策に繋がる言及があれば、豪ドルに大きな影響を与える
・10時00分:中)製造業PMI
→内容次第。中国の金融引き締めへの思惑が高まれば、ドル円にもユーロドルにも影響が。
・22時30分:加)GDP&第4四半期GDP
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ
→それ程のインパクトはない。週明け最初の市場の反応を見極めたい。NYダウも。
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
→注目度も重要度も大。まずは内容次第で大きく変動するだろう。NYダウの反応にも注意したい。月初め要因も気にしつつ挑みたい。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週明け要因
・3月の月初め要因
・欧州の主要金融機関の決算発表→HSBC
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・4日に『ECB政策金利発表&トリシェECB総裁会見』が控える点
・5日に『米国の雇用統計』の発表を控える点
3月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計を中心とした『主要経済指標』の発表
▼公定歩合引き上げで高まっている『米国の出口戦略や金融政策』への思惑
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼ギリシャの財政懸念を発端とした『ユーロ圏の信用不安』
▼『ドル買い地合い』や『ユーロ売り地合い』、『リスク回避ヨリの流れ』の継続や加速
▼『金や原油などの商品市場』の動向
▼3月の『月初め要因』
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『米国の長期金利』の動向
▼次回FOMCの叩き台となる『米地区連銀経済報告(ベージュブック)』の内容
▼『中国による金融引き締め強化』への思惑
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑
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3月1日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・3月最初の営業日 ・週明け月曜日 ・欧州の主要金融機関の決算発表→HSBC |
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07:45 | 豪)スティーブンスRBA総裁の講演 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
09:01 |
英)ホームトラック住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | - | +0.1% | |||||||
- | -0.8% | ||||||||||
09:30 | 豪)第4四半期経常収支 | △ | -172.00億 | -161.83億 | |||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 55.2 | 55.8 | |||||||
16:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.7% | +0.5% | |||||||
+0.3% | -1.0% | ||||||||||
17:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | 56.8 | 56.0 | |||||||
17:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 57.1 | 57.1 | |||||||
18:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 54.1 | 54.1 | |||||||
南ア)カギソPMI | × | - | 52.5 | ||||||||
18:30 | 英)消費者信用残高 | × | -1億 | +1億 | |||||||
英)モーゲージ承認件数 | × | 5.0万件 | 5.9万件 | ||||||||
英)製造業PMI【速報値】 | ○ | 56.4 | 56.7 | ||||||||
英)マネーサプライM4【確報値】 | × | - | +5.1% | ||||||||
19:00 | 欧)失業率 | ○ | 10.1% | 10.0% | |||||||
22:30 | 加)鉱工業製品価格 | × | +0.5% | -0.1% | |||||||
加)GDP | ◎ | +0.4% | +0.4% | ||||||||
↑・第4四半期GDP | +4.0% | +0.4% | |||||||||
米)個人所得 | BB | +0.4% | +0.4% | ||||||||
↑・個人支出 | +0.4% | +0.2% | |||||||||
↑・PCEデフレータ[前年比] | +2.2% | +2.1% | |||||||||
↑・PCEコアデフレータ [前月比/前年比] |
±0.0% | +0.1% | |||||||||
+1.4% | +1.5% | ||||||||||
23:45 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
24:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 57.8 | 58.4 | |||||||
米)建設支出 | C | -0.5% | -1.2% | ||||||||
28:45 | 欧)シュタルクECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
29:30 | 米)ボルカー大統領経済回復諮問委員会 委員長の講演 |
BB | 要人発言 | ||||||||
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暫くはレンジが濃厚と見ているため、日々の傾向を重視したい。
ショートスタンスを継続。引きつけての戻り売り&下落再開時の追随。
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