本日の為替相場の焦点は、『NYダウの動向』と『ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)消費者物価指数【速報値】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「週明け要因」
・「G8首脳会合&G20首脳会合明けの動向」
・「6月の月末・四半期末要因」
・「ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「人民元関連の話題」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)」
・「米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
週明け月曜日。
先週末に、「G8首脳会合&G20首脳会合」が開催されたが、週明けの為替相場は特に影響はなく始まっている。
米国の経済指標は、「個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ」ぐらいしか予定されていない。
今週も、
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の金融市場は、
「欧州の財政懸念や信用不安」に関して、徐々に反応が鈍くなっているとは言え、依然として「関連する話題」に注意が必要。
また、現在の為替相場は「NYダウの動向」に非常に一喜一憂しやい。NYダウの根本的な方向性はもとより、日々の動向からも目が離せない状況となっている。
更には、19日に中国人民銀行が「人民元の為替制度改革を一歩進め、柔軟性をさらに高める」との方針を明らかにしたことから、「人民元関連の話題」にも反応しやすい。
引き続き、
現在の為替変動のトレンドである「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方(※[加速]も[巻き戻し]も含めて)を見極めるべき地合い。
その他、
今週は、なんと言っても、キング・オブ・経済指標である「米国の雇用統計が発表される点」に大きな注目が集まる他、先週末に「米国の金融規制改革法案が合意に達した点」、7月5日が米国で祝日となる事から「今週末に米国が連休入りとなる点」なども重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・時刻未定:独)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレータ/PCEコアデフレータ
→引き続き、NYダウの動向に注視
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週明け要因
・G8首脳会合&G20首脳会合明けの動向
・6月の月末・四半期末要因
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・人民元関連の話題
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
・米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
・金融当局者や要人による発言
6月28日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G8首脳会合&G20首脳会合明けの動向
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
▼人民元関連の話題
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国による金融引き締めへの思惑
▼米国が今週末に連休入りする点(5日が独立記念日の振替休日)
▼月末・四半期末要因&月始・四半期始要因
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6月28日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・週明け月曜日 | |||||||||||
08:50 | 日)大型小売店販売額【速報値】 | △ | -2.9% | -3.6% | |||||||
↑・小売業販売額【速報値】 | +4.8% | +4.9% | |||||||||
12:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | +48.2 | |||||||
17:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | +0.4% | -0.1% | |||||||
未定 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | |||||||
+1.0% | +1.2% | ||||||||||
21:30 | 米)シカゴ連銀全米活動指数 | C | +0.32 | +0.29 | |||||||
米)個人所得 | BB | +0.5% | +0.4% | ||||||||
↑・個人支出 | +0.1% | ±0.0% | |||||||||
↑・PCEデフレータ[前月比] | +1.8% | +2.0% | |||||||||
↑・PCEコアデフレータ [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | |||||||||
+1.2% | +1.2% | ||||||||||
25:45 | 米)ウォルシュFRB理事の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
翌 07:45 |
NZ)住宅建設許可 | △ | - | +8.5% | |||||||
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NYダウが主導する流れに追随。
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