本日の為替相場の焦点は、『米・消費者信頼感指数の発表』と『NYダウの動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)S&P/ケースシラー住宅価格」
・「米)消費者信頼感指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)鉱工業生産【速報値】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「6月の月末・四半期末要因(明日が6月の最終営業日)」
・「サッカーワールドカップ開催中」
・「週末に米国の雇用統計の発表を控える点」
・「ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「人民元関連の話題」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)」
・「米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
本日の米国の経済指標は、「消費者信頼感指数」がメイン。
その他、「S&P/ケースシラー住宅価格」も注目に値する。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
また、明日が6月の最終営業日となるため、「月末・四半期末要因」にも注意したい。
直近の金融市場は、
「欧州の財政懸念や信用不安」に関しては徐々に反応が鈍くなっているとは言え、依然として「関連する話題」には要注意。
また、現在の為替相場は「NYダウの動向」に非常に一喜一憂しやすい。NYダウの根本的な方向性は当然のこと、日々の動向からも目が離せない状況となっている。
更には、19日に中国人民銀行が「人民元の為替制度改革を一歩進め、柔軟性をさらに高める」との方針を明らかにしたことから、「人民元関連の話題」にも反応しやすくなっている。
引き続き、
現在の為替変動のトレンドである「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方(※[加速]も[巻き戻し]も含めて)を見極めるべき地合い。
その他、
今週は、なんと言っても、キング・オブ・経済指標である「米国の雇用統計が発表される点」に大きな注目が集まる他、「月末・四半期末に当たる点」、7月5日が米国で休日となる事から「今週末に米国が連休入りとなる点」なども重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
・22時00分:米)S&P/ケースシラー住宅価格
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→結果での影響力が意外と大きい指標。まずは発表内容での変動に注視したい。その後はやはりNYダウ次第か。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・6月の月末・四半期末要因(明日が6月の最終営業日)
・サッカーワールドカップ開催中
・週末に米国の雇用統計の発表を控える点
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・人民元関連の話題
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
・米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
・金融当局者や要人による発言
6月28日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G8首脳会合&G20首脳会合明けの動向
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
▼人民元関連の話題
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国による金融引き締めへの思惑
▼米国が今週末に連休入りする点(5日が独立記念日の振替休日)
▼月末・四半期末要因&月始・四半期始要因
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6月29日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・明日が6月の最終営業日 | |||||||||||
07:45 | NZ)住宅建設許可 | △ | - | +8.5% | |||||||
08:30 | 日)全世帯家計調査消費支出 | △ | +0.3% | -0.7% | |||||||
日)失業率 | △ | 5.0% | 5.1% | ||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.49 | 0.48 | |||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +1.3% | |||||||
+20.3% | +25.9% | ||||||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | × | +1億 | -1億 | |||||||
英)モーゲージ承認件数 | × | 5.10万件 | 4.99万件 | ||||||||
英)マネーサプライM4【確報値】 | × | - | +2.8% | ||||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -17 | -17 | |||||||
21:30 | 加)鉱工業製品価格 | × | +0.1% | +0.3% | |||||||
22:00 | 米)S&P/ケースシラー住宅価格 | BB | +3.5% | +2.35% | |||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 62.9 | 63.3 | |||||||
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NYダウが主導する流れに追随。
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