月末・期末・年度末。『ドル売り・リスク回避の動向』に注目！

本日は3月の月末最終日であり、期末・年度末でもある。
特に日本において年度末である事に注意したい。過去には大きく円高になった年も存在する。

本日の焦点は、『3月末日である事』や『ドル売り・リスク回避の動向』にあり。

先週の為替相場は再度『ドル売りやリスク回避』方向を睨みながらも、一方向には大きく動かずに、もみ合いが続いた。NY株式市場が続落していることや今週多くの注目材料を控えていることなどから相場が動きだす可能性に注目したい。

また本日は「ユーロ圏の消費者物価指数【速報値】」のほか、「米国のシカゴ購買部協会景気指数」が発表される。明日には更に注目度の高い「米国のISM製造業景気指数」の発表が予定されており、良い前哨戦となりそうだ。どのような反応を見せるのか注目したい。

NY株式市場は、引き続き要監視対象。下落の加速やNYダウの12000ドルの攻防は為替相場にも大きな影響を与えるだろう。

★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
・NZ)住宅建設許可
・日)鉱工業生産【速報値】
・欧)消費者物価指数【速報値】
・ア)貿易収支
・加)GDP
→米国
・米)シカゴ購買部協会景気指数

★[[[今週の為替相場の焦点]]]
・バーナンキFRB議長の議会証言
・月末・月初、期末・期初、年度末・年度初による動向
・『ドル売り』・『リスク回避』・『信用不安』・『景気不安』の動向
・ISMや雇用統計を中心とした米経済指標
・NY株式市場を中心とした金融市場の動向
・モノライン関連や大手金融機関の損失に関するニュース

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3月31日(月曜日)★今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・ユーロ圏なども夏時間入り ・3月月末最終日(期末・年度末)
06:45		NZ)住宅建設許可	○	-	+3.3%
08:50		日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比]	○	-2.0%	-2.2%
				+3.1%	+2.2%
17:00		欧)マネーサプライM3【季調済】	△	+11.5%	+11.5%
18:00		欧)消費者物価指数【速報値】	○	+3.3%	+3.2%
		欧)消費者信頼感	×	-12	-12
20:00		南ア)貿易収支	○	-40億	-102億
21:30		加)GDP	◎	+0.4%	-0.7%
22:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	A	46.5	44.5
要人発言予定(未確認情報含む)
18:30		英)キング：BOE総裁◆講演
25:00		米)イエレン：サンフランシスコ連銀総裁★講演
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

キッカケ待ち。方向性は引き続き下にあり。しかし95円を再度試すには相当のエネルギーが必要だろう。バーナンキFRB議長議会証言や雇用統計がそのキッカケになるか！？

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再度1.6の上抜けを試す途中であると判断。欧州要人によるけん制発言や協調介入のうわさに注意。上昇傾向が続くものの、一気に行くのは難しいか！？

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