4月最初の営業日。
3月最終日の昨日は特に目立った動きは見られなかった。
月末、期末、年度末だった昨日から、本日は月初、期首、年度初となる。
本日の焦点は、『ISM製造業景気指数』と『NY株式市場の動向』にあり。
明確な方向感が出ない中、為替相場は株式相場に影響されやすくなっている。その為、引き続きNY株式市場を中心とした金融市場の動向に注目が集まる。NY株式市場はここのところ下落が続いていたが、昨日は前日比プラスで終了している。
経済指標は、まず朝方に日銀短観が発表され、続いてオーストラリアの政策金利が発表される。日銀短観は内容次第ではドル円、クロス円が反応するだろう。オーストラリアの政策金利は据え置きが濃厚視されている。
明日に注目のバーナンキFRB議長の議会証言を控えるなか、本日はISM製造業景気指数が発表される。歴史のある経済指標であり、景気動向を推し量るために重要。注目度は高く、最近の相場の反応も大きい。既に景気拡大と景気後退の分岐点である50を割ってきているが市場予想よりさらに悪い結果となれば、為替相場が大きく動くキッカケとなりやすい。
今週は、本日の『ISM製造業景気指数』と、明日の『バーナンキFRB議長の議会証言』、週末の『雇用統計』の3つが最大の注目材料となっている。しばらく揉み合いが続いているが、どちらに抜け出すのかが焦点となっている。
★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
・日)日銀短観
・豪)RBA政策金利発表
→米国
・米)ISM製造業景気指数
★[[[今週の為替相場の焦点]]]
・バーナンキFRB議長の議会証言
・月末・月初、期末・期初、年度末・年度初による動向
・『ドル売り』・『リスク回避』・『信用不安』・『景気不安』の動向
・ISMや雇用統計を中心とした米経済指標
・NY株式市場を中心とした金融市場の動向
・モノライン関連や大手金融機関の損失に関するニュース
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4月1日(火曜日)★今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・4月最初の日(本日は月初、期首、年度初) ・明日にバーナンキFRB議長議会証言を控える |
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08:50 | 日)日銀短観 【大企業製造業業況判断】 | ◎ | 13 | 19 | ||||
↑・【大企業製造業先行き】 | 9 | 15 | ||||||
↑・ 【大企業非製造業業況判断】 | 12 | 16 | ||||||
↑・ 【大企業非製造業先行き】 | 10 | 15 | ||||||
↑・ 【大企業全産業設備投資】 | +0.1% | +10.5% | ||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利発表 | ◎ | 据え置き 7.25% |
25bp利上 7.25% |
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15:00 |
独)小売売上高指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% -0.3% |
+0.7% +0.6% |
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16:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | 60.0 | 60.5 | ||||
16:55 | 独)失業率 | △ | 7.9% | 8.0% | ||||
↑・失業者数 | -4.5万 | -7.5万 | ||||||
18:00 | 欧)失業率 | △ | 7.1% | 7.1% | ||||
21:30 | 加)鉱工業製品価格 | △ | +0.7% | +0.9% | ||||
↑・原料価格指数 | × | +1.8% | +3.4% | |||||
23:00 | 米)ISM製造業景気指数 | S | 47.5 | 48.3 | ||||
米)建設支出 | BB | -1.0% | -1.7% | |||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
- | - | 特になし | ||||||
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キッカケ待ち。方向性は引き続き下にあり。しかし98円↓を再度試すには相当のエネルギーが必要。本日のISM指数、明日のバーナンキFRB議長議会証言、週末雇用統計がキッカケになり、どちらに抜けるかが見どころ。
再度1.6の上抜けを試す途上であると判断。欧州要人によるけん制発言や協調介入のうわさに注意。上昇傾向が続くものの、一気に行くのは難しいとみている。急激な動きには注意も押し目買い最強。
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