本日の為替相場の焦点は、『NY株式市場の動向』にあり。
「金融不安」がある程度後退し、「景況感」が変動理由にされやすくなっている。実際のところは材料不足も否めない。そんな中、本日は注目に値する「米国の経済指標」の発表はなく、本日の為替相場の行方は、ここ数カ月間ずっと為替相場に大きな影響を与えて続けている「NY株式市場の動向」次第となりそうだ。
米国以外では、「RBA議事録」や「BOC政策金利発表」が予定されており、来週29日に「FOMC政策金利発表」を控えていることもあり、今後の「金融政策の動向」などが焦点となる可能性もある。
取りあえずは、現在の為替相場の変動要因となっている「景況感」や「株式市場の動向」に注意しつつ、相場の次の方向性をつかみたいところ。
昨日の「バーナンキFRB議長の議会証言」やここのところの「要人発言」での悲観的な内容にもドルは底堅く、寧ろ強めに推移している。特に円以外の通貨に対しては、ドル買いの傾向が加速する可能性も十分にありそうだ。
本日の注目材料
→米国以外
▼NZ)第3四半期消費者物価指数
▼豪)RBA議事録公表(10月7日分)
▼豪)スティーブンスRBA総裁の講演
▼加)BOC政策金利発表
▼英)キングBOE総裁の講演
→米国
▼米指標は特になし
▼金融当局者や要人による発言
今週の為替相場の焦点
・バーナンキFRB議長の議会証言
・米国の経済指標
・米大手企業の決算発表
・NY株式市場の動向
・原油や商品価格の動向
・金融当局者や要人の発言
・次の週29日にFOMCを控える点
・景況感や景気後退への思惑(米実体経済への思惑)
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米大手企業の決算発表続く | ||||||||
06:45 |
NZ)第3四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +1.5% | +1.6% | ||||
+5.1% | +4.0% | |||||||
09:30 | 豪)RBA議事録公表(10月7日分) | ◎ | - | - | ||||
豪)新車販売台数 | × | - | -3.5% | |||||
15:15 | ス)貿易収支 | × | +12.0億 | +14.4億 | ||||
19:00 | 英)CBI製造業受注指数 | × | - | +7 | ||||
22:00 | 加)BOC政策金利発表 | ◎ | 0.50利下げ 2.00% |
0.50利下げ 2.50% |
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- | 米)特になし | - | - | - | ||||
要人発言予定 | ||||||||
11:10 | 豪)スティーブンス:RBA総裁□講演 | |||||||
28:10 | 英)キング:BOE総裁◆講演 | |||||||
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弱さ比べで、もみ合い。多少、ドル買いヨリで。
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