本日の為替相場の焦点は、『米・耐久財受注』と『NYダウの動向』、そして『ベージュブック』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)耐久財受注&【除輸送用機器】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「豪)第2四半期消費者物価指数」
・「独)消費者物価指数【速報値】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「英)キングBOE総裁の発言」
・「英)ビーンBOE副総裁の発言」
・「米)週間原油在庫」
・「米)5年債入札(370億ドル)」
・「米)べージュブック(地区連銀経済報告)」
・「明日にRBNZ政策金利&声明発表を控える」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)の動向」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)の行方」
・「今週相次ぐ(27日・28日・29日)米国債入札の状況」
・「米国の主要企業の決算」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「耐久財受注&【除輸送用機器】」がメイン。
また、本日は、次回FOMCの叩き台となる「べージュブック(地区連銀経済報告)」の発表も予定されている。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ「米国の主要企業の決算」は「米国の株式市場」の動向を左右しやすく、「米国債入札(27日・28日・29日)」は「米国の長期金利」の動向に影響を与えやすい。
直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイント。NYダウ を中心とした世界の株式市場の方向性は当然のこと、日々の挙動からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し」や「金価格の調整」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り・ユーロ買い優勢の流れ」の行方も非常に重要となっている。
今週は、「注目度の高い経済指標の発表」も複数予定されている他、次回FOMCの叩き台となる「ベージュブック(地区連銀経済報告)」や相次ぐ「米国債入札」、「米国の主要企業の決算」及び「欧州の大手金融機関の決算」への注目度も高い。
更には、今週が7月の月末に当たる週であることから、「月末要因やポジション調整」などにも気を付けたいところ。
明日には、「RBNZ政策金利&声明発表」を控える。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)第2四半期消費者物価指数
→内容での豪ドルへの影響が大きめ
・時刻未定:独)消費者物価指数【速報値】
→反応はそれ程でもないが
・17時45分:英)キングBOE総裁の発言
・17時45分:英)ビーンBOE副総裁の発言
→内容次第
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
→相場が動くキッカケとして注視したい。直近でリスク選好地合いが優勢のため、NYダウ先物と同時に見て流れを掴みたいところ
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)5年債入札(370億ドル)
→長期金利の動向に影響を与えやすい。特にドル円の行方を左右
・27時00分:米)べージュブック(地区連銀経済報告)
→内容次第。過去を見ると発表後のインパクトはそれ程ないが、直近で米国の景気先行きや低金利政策の長期化に焦点が集まっているため、内容次第では変動要因に
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→利上げが濃厚。注目度大
▼その他の本日の注目材料や注目点
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)の動向
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)の行方
・今週相次ぐ(27日・28日・29日)米国債入札の状況
・米国の主要企業の決算
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)
・欧州の財政懸念や信用不安
・明日にRBNZ政策金利&声明発表を控える点
7月26日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の金融機関に対するストレステストの結果発表明けでの影響
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)の行方
▼米国を中心とした主要な経済指標
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼7月の月末要因
▼欧州の大手金融機関の決算
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7月28日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→ボーイング、ビザ、その他 ・米国債入札が相次ぐ(27日・28日・29日) ・明日にRBNZ政策金利&声明発表を控える |
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10:30 |
豪)第2四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +1.0% | +0.9% | |||||||
+3.4% | +2.9% | ||||||||||
11:00 | 日)亀崎日銀審議委員の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
12:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | +40.2 | |||||||
未定 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.1% | |||||||
+1.2% | +0.9% | ||||||||||
17:45 | 英)キングBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
英)ビーンBOE副総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||
18:30 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.2% | |||||||
+4.5% | +4.6% | ||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +7.6% | |||||||
21:30 | 米)耐久財受注 | AA | +1.0% | -1.1% (-0.6%) |
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↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | +0.4% | +0.9% (+1.6%) |
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23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +36.0万 | |||||||
26:00 | 米)5年債入札(370億ドル) | BB | - | - | |||||||
27:00 | 米)べージュブック(地区連銀経済報告) | S | - | - | |||||||
翌 06:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 25bp 利上げ 3.00% |
25bp 利上げ 2.75% |
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翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | ○ | +3.68億 | +8.14億 | |||||||
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基本的には、押し目買いで超短期的に回転。ただ、NYダウや米長期金利の動向次第では、ロングもショートも。
上昇加速時に追随
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)