本日の為替相場の焦点は、『米・消費者信頼感指数』と『NYダウの動向』、そして『今週相次ぐ米国債の入札』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)S&P/ケースシラー住宅価格指数」
・「米)消費者信頼感指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものは特にない。
経済指標以外では、
・「米)2年債入札(380億ドル)」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)の動向」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)の行方」
・「今週相次ぐ(27日・28日・29日)米国債入札の状況」
・「米国の主要企業や大手金融機関の決算」
・「欧州の大手金融機関の決算」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「消費者信頼感指数」がメイン。
その他、「S&P/ケースシラー住宅価格指数」の発表も予定されている。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ「米国の主要企業や大手金融機関の決算」や「欧州の大手金融機関の決算」は株式市場の動向を左右しやすく、「米国債入札(27日・28日・29日)」は米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。
直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイント。NYダウ を中心とした世界の株式市場の方向性は当然のこと、日々の挙動からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し」や「金価格の調整」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り・ユーロ買い優勢の流れ」の行方も非常に重要となっている。
今週は、「注目度の高い経済指標の発表」も複数予定されている他、次回FOMCの叩き台となる「ベージュブック(地区連銀経済報告)」や相次ぐ「米国債入札」や「米国の主要企業の決算」及び「欧州の大手金融機関の決算」への注目度も高い。
更には、今週が7月の月末に当たる週であることから、「月末要因やポジション調整」などにも気を付けたいところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・22時00分:米)S&P/ケースシラー住宅価格指数
→意外と反応が大きくなる可能性も
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→本日のメイン。まずは内容に注意。その後はNYダウが先導か
・26時00分:米)2年債入札(380億ドル)
→その入札状況は債券市場に影響を与えやすく、長期金利の変動要因に。特にドル円が動くキッカケに
▼その他の本日の注目材料や注目点
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)の動向
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)の行方
・今週相次ぐ(27日・28日・29日)米国債入札の状況
・米国の主要企業や大手金融機関の決算
・欧州の大手金融機関の決算
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)
・欧州の財政懸念や信用不安
7月26日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の金融機関に対するストレステストの結果発表明けでの影響
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)の行方
▼米国を中心とした主要な経済指標
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念や景気先行き懸念)
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼7月の月末要因
▼欧州の大手金融機関の決算
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7月27日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・欧州の大手金融機関の決算発表→UBS、ドイツ銀行 ・米国の主要企業の決算発表→オフィス・デポ、アフラック、その他 ・今日から米国債入札が相次ぐ(27日・28日・29日) |
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08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | -0.9% | -0.8% | |||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | +3.5 | +3.5 | |||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | +0.6% | ||||||||
+8.6% | +8.5% | ||||||||||
17:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | -0.1% | -0.2% | |||||||
18:30 | 南ア)第2四半期失業率 | × | - | 25.2% | |||||||
19:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | +2 | -5 | |||||||
22:00 | 米)S&P/ケースシラー住宅価格指数 | BB | +3.90% | +3.81% | |||||||
23:00 | 米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +11 | +23 | |||||||
米)消費者信頼感指数 | A | 51.0 | 52.9 | ||||||||
26:00 | 米)2年債入札(380億ドル) | BB | - | - | |||||||
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基本的には、押し目買いで超短期的に回転。ただ、NYダウや米長期金利の動向次第では、ロングもショートも。
上昇加速時に追随
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)