本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標の結果』と『米国の株式市場の動向』、そして『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)消費者物価指数&【コア】」
・「米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)第2四半期消費者物価指数」
・「加)景気先行指数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)シティ・グループ第2四半期決算発表」
・「米)バンク・オブ・アメリカ第2四半期決算発表」
・「週末要因」
・「日本が連休入りする点(19日が日本の祝日のため)」
・「米国の主要企業や金融機関の決算発表」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表を控える)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日。
米国の経済指標は、「消費者物価指数&【コア】」と「ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」がメイン。
その他、「対米証券投資【ネット長期フロー】」にも注目が集まる。
また、大手金融機関である「シティ・グループの決算発表」と「バンク・オブ・アメリカの決算発表」への注目度も高い。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
更に、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
相次ぐ「米国の主要企業や金融機関の決算発表」は「米国の株式市場」に影響を与えやすい。
直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイントとなっている。NYダウを中心とした世界の株式市場の根本的な方向性は当然のこと、日々の動向からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し」や「金価格の調整」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り優勢の流れ」の行方も非常に重要となっている。
本日は、週末金曜日であることから、
「週末要因」や「ポジション調整」、来週に「欧州の金融機関へのストレステスト」の結果発表を控える点、月曜日が祝日で「日本が連休入り」する点、などにも注意が必要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)第2四半期消費者物価指数
→その結果はNZドルに大きなインパクトを与えやすい。
・21時00分:米)シティ・グループ第2四半期決算発表
→内容次第。発表時間は変わる可能性も。
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:米)バンク・オブ・アメリカ第2四半期決算発表
→本日のメインとも言える消費者物価指数。内容次第も、悪い内容の場合にドル売り方向に加速しやすいか。
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
→コレで反応するかどうかは、相場の気分次第。21時半からの流れを加速させる方向の結果であれば反応しやすいとみる。
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→意外と大きな反応になりやすい。当然の如く、NYダウの動向が重要。ロンドンフィキシング前後の変動や、週末にかけての流れにも注意。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・日本が連休入りする点(19日が日本の祝日のため)
・米国の主要企業や金融機関の決算発表
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表を控える)
・金融当局者や要人による発言
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方
・欧州の財政懸念や信用不安
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
7月12日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し(ユーロ買い・ドル売りが優勢)の行方
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼米国を中心とした主要な経済指標の発表
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果発表を控える)
▼今週から相次ぐ、米国の主要企業や金融機関の決算発表
▼中国の景気動向への思惑(今週に、中国の主要経済指標の発表が相次ぐ)
▼FOMC議事録(6月22日・23日開催分)の内容
▼今週相次ぐ、米国債入札の状況
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
▼サッカーのW杯が終了する点
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7月16日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・米国の主要企業の決算発表→シティ・グループ、ゼネラル・エレクトリック、バンク・オブ・アメリカ、その他 ・日本が連休入り(19日が日本の祝日のため) |
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07:45 |
NZ)第2四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.4% | +0.4% | |||||||
+1.9% | +2.0% | ||||||||||
08:15 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
08:50 | 日)第3次産業活動指数 | △ | -0.7% | +2.1% | |||||||
14:00 | 日)金融経済月報(基本的見解) | △ | - | - | |||||||
18:00 | 欧)貿易収支 | × | -5億 | +18億 | |||||||
21:00 | 米)シティ・グループ第2四半期決算発表 | A | - | - | |||||||
21:30 | 加)景気先行指数 | ○ | +0.7% | +0.9% | |||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | -0.1% | -0.2% | ||||||||
+1.2% | +2.0% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | |||||||||
+0.9% | +0.9% | ||||||||||
米)バンク・オブ・アメリカ第2四半期決算発表 | A | - | - | ||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +400億 | +830億 | |||||||
↑・【ネットフロー合計】 | - | +150億 | |||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 74.0 | 76.0 | |||||||
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基本的には様子見
基本的には様子見
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