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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

久しぶりしっかり下げたユーロドル、
金利敏感の株価も大緩和で様子が一変

2021年06月14日(月)14:59公開 (2021年06月14日(月)14:59更新)
持田有紀子

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 金曜日の為替相場はドル高が進んだ。とくにユーロドルはスピードこそ遅いが、一方的な下げとなった。久しぶりに100ポイント級の値動きを見たような感じである。ドル高が進んだといっても、米ドル金利が格別に上昇したわけではない。むしろドル金利は週を通じて低下してきたところの最低水準あたりをウロウロしているだけである。ドルを買い進むには積極的な理由が乏しい中でのドル高進行であった。

 ユーロドルが下がる過程では、やはりユーロ円も売られた。133円台を割り込んでステイしているのは、ドイツ株や米国株が史上最高値をやっているのと比べると、もはや別物の感じだ。

 G7サミットでは国際協調が強調された。去年はコロナ感染で開催に至らなかったし、一昨年は共同声明を出せなかったからである。中国に対する姿勢は完全な一致を見せなかったものの、民主主義を大事にするという価値観を共有したことになっている。日本からすれば東京五輪の開催の支持を取り付けたことが、最大の成果だろうか。

 ところでドル金利の影響を受けやすいのは、米国株ではダウ銘柄よりもナスダック銘柄だとされている。ナスダックは時価総額の7割をGAFAで占めているのだから、GAFA銘柄が金利の動向に敏感だということだ。

 しかし以前までは鉄鋼や石油化学といった重厚長大な産業群が借り入れなどもたくさんあって、金利に対して敏感だとされていた。むしろ新興IT企業などはベンチャーキャピタルに依存しており、借り入れはほとんどないとされてきた。時代も変われば変わるものである。

日本時間 15時00分

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