本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米長期金利の動向』と『直近で優勢な米ドル買いの流れの行方』、そして『来週にジャクソンホール会議を控える点』にあり。
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8月20日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・五十日(20日) ・米国の主要企業の決算発表→ディア、フット・ロッカー、その他 ・来週(8月26日~28日)に、ジャクソンホール会議を控える |
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08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 |
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-7 | -7 | ||||||||||
08:05 | 豪)ケントRBA総裁補佐の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 |
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-0.4% | +0.2% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.4% | +0.2% | ||||||||||||
15:00 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
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+0.4% | +0.5% | ||||||||||
+6.0% | +9.7% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.3% | ||||||||||||
+5.7% | +7.4% | |||||||||||||
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.8% | +1.3% | |||||||||||
+9.2% | +8.5% | |||||||||||||
21:30 | 加)小売売上高 |
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+4.4% | -2.1% | ||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +4.6% | -2.0% | ||||||||||||
24:00 | 米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
- | 米)注目度の高い経済指標の発表はない |
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- | - | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・24時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言(投票権なし)
に注目が集まる。
※本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない
米国以外では、
・15時00分:英)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・五十日(20日)
・来週(8月26日~28日)に、ジャクソンホール会議を控える
・米国の金融政策(7月28日に金融政策の発表を消化→8月18日に議事録の公表を消化、インフレやテーパリングや早期利上げへの思惑が焦点)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度がアップ)
・米ドルの方向性
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心、中国のハイテク株の下落の懸念も)
・新型コロナウイルスの感染状況(新たな変異株の拡大など)
・夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・原油と金を中心とした商品市場
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
・バイデン米大統領の発言
・米国の債務上限問題
・欧州の金融政策(7月22日に金融政策発表を消化済み)
・日本の金融政策(7月16日に金融政策発表を消化済み)
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日かつ20日の五十日で、来週(8月26日~28日)にはジャクソンホール会議を控える。
本日の米国の経済指標は、注目度の高いモノの発表はない。
一方、経済指標以外のイベントは、カプラン:ダラス連銀総裁の発言(投票権なし)が予定されている。
今週の為替相場は、米国のテーパリング開始への思惑が高まった事で、米ドル買いの流れが強まって、ドル円は反発して一時110円乗せとなり、ユーロドルは下値を試して一時1.17割れとなった。しかし、実際にFOMC議事録の公表を受けて、ドル円は109円後半まで下落し、ユーロドルは1.17前半まで上昇した。そこからは、再度米ドル買いの流れが優勢となったが、日本円買いの流れも優勢となって、ドル円は大きめに上下した後に109円後半で推移し、ユーロドルは下値を試して1.16後半まで下落している。
本日は、引き続き、米ドルの方向性と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、週末及び五十日要因や来週にジャクソンホール会議を控える点、米国の金融政策への思惑(インフレやテーパリング、早期利上げへの思惑)、金融市場のリスク許容度、米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言に注目が集まる)、新型コロナウイルスの感染状況(新たな変異株の拡大など)、夏季休暇などで取引参加者が激減する時期である点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・15時00分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→カナダドルが動き出すキッカケとして注視
・24時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言(投票権なし)
※本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない
→米ドル買いの流れが優勢な展開が継続
ただし、日本円買いの流れも優勢で、ドル円は上値が重い展開
一方、ユーロドルは下値を試す展開
来週(8月26日~28日)にはジャクソンホール会議を控える
ここからテーパリング期待の高まりで米ドル買いの流れが継続・加速するかどうかがキモ
■8月16日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(8/16~)に、ニュージーランド(18日)の金融政策の発表とオーストラリア(17日)、米国(18日)の議事録の公表を予定
▼今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
▼17日(火)に、米国の小売売上高の発表
▼17日(火)に、パウエルFRB議長の発言
▼18日(水)に、FOMC議事録の公表(7月27日・28日開催分)
▼来週(8月26日~28日)に、ジャクソンホール会議を控える
▼米国の金融政策(7月28日に金融政策の発表を消化→今週・18日に議事録の公表を予定、インフレやテーパリングや早期利上げへの思惑が焦点)
▼金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言への注目度がアップ)
▼米ドルの方向性
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心、中国のハイテク株の下落の懸念も)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼新型コロナウイルスの感染状況(新たな変異株の拡大など)
▼夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
▼中国政府による民間企業への締め付け問題
▼原油と金を中心とした商品市場
▼バイデン政権による景気刺激策や増税案
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
▼バイデン米大統領の発言
▼米国の債務上限問題
▼欧州の金融政策(7月22日に金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策(7月16日に金融政策発表を消化済み)
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