昨日は日本もアメリカもお休みだったため、私としては相場に手を出さないことに決めていた。それは先週まで続いてきたドル安というドル主導の流れの行き先を見極めたいからでもあり、つまるところ、G7などの結果を受けてドル円が81円台をどのように振る舞うのかを確かめたかったからだ。それともうひとつ、結果がまったく反映されていない雇用統計の悪さである。先週末に米国株が高値圏でクローズしたため、マーケットでは材料視されていないのが怖いのである。それは時間をかけて消化の具合を見ていくしかない。
週明けにドル円は81円台の前半まで突っ込んだが、早々に82円台まで戻してしまい、その後は欧州時間から小動きとなった。アメリカのプレーヤーも少ないこととあって仕方のないところではある。しかし昨日の要人発言を拾ってみると、面白いことに気づく。これまでバーナンキ議長をはじめ、追加的な金融緩和を主張するオピニオンが目立っていたが、昨日のホーニク総栽やイエレン副議長のコメントは明らかに低金利政策の継続を牽制(けんせい)するものであった。
「緩和を続けると過度なリスクテークが起こる」、「FRBは金融緩和の縮小も視野に入れなければならない」、「低金利の長期化は健全な景気回復に悪影響を及ぼす」などなど。金融緩和への期待だけで上がってきた米国株が、反転・下落の局面を迎えるかもしれないという可能性をかんがみると、これからはリスク回避の相場展開となるかもしれない。ちょっと最近、注目の薄くなりつつあったユーロ円など、クロス円に再び脚光が浴びるようになるかもしれないのだ。
そういう目で見ていると、本日の日本株はさっそく安値を模索している。しかし為替相場は円買いの動きがいちおうは一服感が漂っている。やはり欧州市場と休み明けのアメリカ市場で値動きを探っていくしかないようだ。今晩は大きな経済指標もないが、夜中の3時にFOMCの議事録が公表される。このように金融緩和のあり方について議論が分かれてくると、過去のものとはいえ、各委員の発言内容に関心が集まらざるをえない。まあ、アメリカの金融政策は重要イベントなので、マーケットに対する影響力は大きい。翌朝になってからどちらに動いたかを確認してから、順張りでついていっても問題はないだろう。インテルの決算もあるし、早起きせねば!
欧州時間になってからユーロ円の下げが目立ってきた。ドル円は売り込みづらいがクロス円ならば、という安心感もある。ついこの間まで107円台や109円だったユーロ円を考えると、ぜんぜん売っていけそうに見えてしまのも仕方がない。
私もリスク回避の相場展開になるのを期待して、ユーロ円のショートで攻めてみようと思い東京市場の午後に第一段のユーロ円ショート@113.70のポジションつくった。さらに113円ちょうどを割り込んできたらストップメークでショートにしてみようと思っている。ロスカットは60ポイントほど見ておき、利食いは111円台までみるつもりだ。
日本時間 19時00分
私もリスク回避の相場展開になるのを期待して、ユーロ円のショートで攻めてみようと思い東京市場の午後に第一段のユーロ円ショート@113.70のポジションつくった。さらに113円ちょうどを割り込んできたらストップメークでショートにしてみようと思っている。ロスカットは60ポイントほど見ておき、利食いは111円台までみるつもりだ。
日本時間 19時00分
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)