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年間1025pips獲得したFXメルマガの著者は、読者に損を
させないことが最優先! マネするだけじゃもったいない!
「FXトレードの教科書」として活用したくなる理由とは?

2023年01月27日(金)12:05公開 (2023年01月27日(金)12:05更新)
ザイ投資戦略メルマガ

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※2023年9月末をもちましてメルマガサービス「バカラ村のFXトレード日報!」を終了させていただきます。※新規会員の受付は8月末をもって停止いたしました。

2022年は主役の米ドル/円に限らず幅広い通貨ペアをトレード。着実に利益を積み上げた

2022年に90回のトレードを行ない、1025pipsを獲得。資金100万円、レバレッジ1.75倍で運用した場合、実際にメルマガで配信された内容に基づいて計算すると年末121万3186円に――。バカラ村さんがスイングトレードのポジションを配信するメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」での成績だ。

 米ドル/円が主役となった昨年(2022年)の為替市場だが、バカラ村さんは米ドル/円に限らず幅広い通貨ペアをトレードし着実にpipsを積み上げた。

2022年獲得pipsの推移

(※「FXトレード日報!」のデータを元に筆者作成)

バカラ村のFXトレード日報!

2022年のベスト5トレードは、ドルストレードが上位を占める

 バカラ村さんが2022年にどんなトレードをしていたのか、獲得pipsを大きい順に並べるとこんな感じだ。

2022年獲得pips上位のトレード

(※「FXトレード日報!」のデータを元に筆者作成)

 上位をドルストレート(米ドルが絡んだ通貨ペア)での取引が占め、もっとも大きな利幅となったのはユーロ/米ドルのロングだ。エントリーした理由はチャートを見れば明確だ。

バカラ村のFXトレード日報!
2022年6月30日(木)15:58配信のメール

日足では1.06ドル台がレジスタンスとなっているため、その水準をバックに売りを考えています。今日は月末ということもあり、ドル安のフローが出るようであればユーロドルは上昇することになるため、24時に上がってくるようであれば売ってみたいと思います。

ユーロ/米ドル 日足
ユーロ/米ドル 日足

(出所:TradingView

 1.0600ドルちょうどの節目がレジスタンス(抵抗)となり反落するところを狙うダウ理論(※)に忠実で意図の明確なトレードだ。ただ、上半期末という横軸(時間)の節目でもあったため実際に売ったのは期末のロンドンフィックス(日本時間24時、冬時間は25時)を通過してからだった。

(※編集部注:「ダウ理論」とは、チャールズ・ヘンリー・ダウが19世紀末に提唱した相場理論のこと。「6つの基本原則」から構成されている)

バカラ村のFXトレード日報!
2022年7月1日(木)0:04配信のメール

ユーロドルは20時頃に1.0382ドルまで下がりましたが、月末フローで上昇してきており、現在は1.0460ドル付近まで上がってきました。米長期金利が下がっているため、ドル高の期待は薄くなっていますが、期末フローが終われば売るつもりでしたので、1.0455ドルで少額売ります。ストップは1.0550ドルに置きます。

「FXトレード日報!」を読んで、トレードをマネするだけじゃもったいない!「トレードの教科書」にもなるメルマガ

 このユーロ/米ドルのポジションを決済したのは1週間後。バカラ村メルマガではエントリーや決済時、タイムリーにメルマガが配信される。

バカラ村のFXトレード日報!
2022年7月8日(金)17:06配信のメール

ユーロドルも1.0070ドル付近まで下がってきました。市場参加者の多くが1.0000ドルを狙ったトレードを考えています。トレンドもまだ崩れておらず、上がるような場面があれば売られそうです。週末ということや、もし1.0000ドルを割ったとしても、いったんは達成感での利食いで反発してくる可能性も考えられるため、保有しているポジションを1.0100ドルで手仕舞いすることにします。

パリティ(=1.0000ドル)手前で利益確定し、355pipsの利幅となった。

 バカラ村さんのメルマガでは、こうやってエントリーや決済のレート、ストップを置く位置だけでなく、それぞれの理由も解説してくれる。バカラ村さんのトレードをコピーするだけでなく「トレードの教科書」としても活用できるわけだ。

メルマガの隠れた読み方?デイトレードやスキャルピングの考え方が見える配信もある

 メルマガで公開されるポジションはスイングトレードがほとんどだが、バカラ村さん自身はデイトレードやスキャルピング(秒単位で決済する超短期トレード)も得意としている。スイング以外のトレードをどうやっているのか、その考え方が透けて見える配信もある。

 先ほど紹介したユーロ/米ドルのトレードでも、同時にこんな解説がなされていた。

バカラ村のFXトレード日報!
2022年6月28日(火)22:09配信のメール

昨日に配信したユーロドルの1.0500ドルのストップですが(注:ユーロドルは1.0500ドル以下にはストップも増え始めているようで)1.06ドル以上は上値が重いため、それを狙った売りも考えましたが、半期末ということもあり、ポジションはあまり増やさないように考えています。

ユーロ/米ドル 15分足
ユーロ/米ドル 15分足

(出所:TradingView

 このメルマガが配信された時点で1.0500ドルまでの30pipsほどに迫っていた。バカラ村さんの心中を察するに「メルマガで配信するには狭すぎるし半期末で乱高下しやすいから配信はしないけど、1.0500ドルまでを狙った売りも有効だ」といった戦略を考えていたことがうかがえる。

 そこまで読み解けた読者なら30pipsを狙ったデイトレードができたし、おそらくバカラ村さんもそうしていたはずだ。

バカラ村のFXトレード日報!

ストップを狙いにいくデイトレード。上級者向けのバカラ村メルマガの読み方とは?

 同じようにバカラ村さんのデイトレードが透けて見える例が10月にもあった。

バカラ村のFXトレード日報!
2022年10月26日(火)15:58配信のメール

チャートからはユーロドルもポンドドルもまだ上昇しそうに見えますが、明日はECB理事会もあり、さらに1.0000ドルと1.15000ドル目前ということもあって、ここからは手が出ないところです。1.0000ドルを超えたところはストップがあると思うため、そこはつけに行くようには思いますが、これまで売られたポジション調整の動きだけで終わるように思うため、上昇の継続性は期待できないように思います。

 ユーロ/米ドルのターゲットとなる1.0000ドルまでの値幅は約20pips。スイングトレードで狙うには狭いがデイトレードならば十分な幅だ。

ユーロ/米ドル 5分足
ユーロ/米ドル 5分足

(出所:TradingView

 少し上級者向けではあるが、こうした「ポジションとしては公開されないが相場観が強く表れた文章」はバカラ村さんのメルマガの隠れた読みどころだ。

メルマガ読者に損をさせないのが最優先。ストップを建値にしたトレードでリスクをゼロに

 英国のトラス首相就任とともに暴落した英ポンド/米ドルもバカラ村さんはよく取引していた。10月の取引は暴落後の反発局面での売り。根拠としたのはトレンドラインタッチでの反発だ。

バカラ村のFXトレード日報!
2022年10月5日(水)16:05配信のメール

ポンドドルもまだ上がる余地はあると思うものの、1.1470ドルで少額売ります。現在のレジスタンスが1.15半ばあたりにあり、時間とともに徐々に上がるトレンドラインですが、そこまで上がればいったん止まってもいいのではないかと思います。ストップは1.1600ドルに置きます。

英ポンド/米ドル 1時間足
英ポンド/米ドル 1時間足

(出所:TradingView

 思惑どおりに下がり始めた2日後、トレンドラインから少し離した1.0600ドルに置いていたストップを建値(エントリーしたレート)に移動してリスクをゼロに。翌日にはさらに100pips引き下げて利益を確保するとともに利益確定の指値も発注。すると指値が約定して、340pipsの利益となった。

バカラ村さんはある程度含み益がふくらんでくると、ストップを建値に移動することが多い。2022年に取引した90回のうち、建値ストップが約定したのは22回。24%が建値ストップだった。中には持ち続ければ利益になっていたトレードも多いが、「読者に損をさせないこと」を最優先させていることがわかる。

ブレイクアウトを予想した事前エントリーなら、ブレイクするかは曖昧でも損失は少なくできる

バカラ村さんはファンダメンタルズ分析で大きな流れや転換点を推測しながら、チャート分析を根拠としてトレードを始めることが多い。8月の英ポンド/米ドル売りもチャートを根拠としていた。

 レンジ相場が1カ月ほど続き、どちらかにブレイクすれば値動きが出そうな場面。バカラ村さんはブレイク前に売りを入れていった。

バカラ村のFXトレード日報!
2022年8月18日(水)15:05配信のメール

チャートではまだ1.20~1.23ドルのレンジでの動きにもなっていますが、徐々に下がってきているため、1.2025ドルで少額売りました。ストップは1.2100ドルに置きます。

英ポンド/米ドル 4時間足
英ポンド/米ドル 4時間足

(出所:TradingView

 バカラ村さんはこう付け加えてくれた。

 「ブレイク前のエントリーだと、ブレイクするかは曖昧ですが上で売っているため損失は少なくできます。一方、ブレイク後にエントリーすると下がる可能性は高いですが、下で売っているためダマシだったときの損失額は大きくなります。『勝率を選ぶか、損失の小ささを選ぶか』の二者択一ですが、このときは上値が切り下がっているため、下がる可能性が高いと考えて売りました

 このポジションは2週間弱保有して、320pipsの利益確定となった。

大事なのはリスク管理。目の届きにくい「ドルストレート」を頻繁に取引していた

 2022年のトレードを通貨ペア別に見てみよう。バカラ村さんがもっともトレードしたのは豪ドル/米ドル、次いでユーロ/米ドルだった。もっともpipsを稼いだのは英ポンド/米ドル、次いでユーロ/円だ。

通貨ペア別エントリー回数
通貨ペア別エントリー回数

(※「FXトレード日報!」のデータを元に筆者作成)

 2022年の主役・米ドル/円のエントリー回数は3位。思ったよりも少なく、獲得pipsはマイナスとなっていた。2022年の米ドル/円は、一本調子に上げて急落するボラティリティの高い相場が続いたため、読者に損をさせないようリスク管理を最優先するバカラ村さんのスタンスだと取引しにくかったからだと思われる。

ただ、ポジションは持っていなくても米ドル/円についてメルマガで解説されることは多く、その裏に相場観が透けて見えることも多かった。メルマガ慣れしている人なら、解説を利益につなげることもできただろう。

重要ポイントは資金管理!資金が枯渇してしまうリスクには注意しよう

 月単位、年単位で見ると安定して勝っているバカラ村さんのメルマガ「FXトレード日報!」メルマガどおりの「コピー取引をしたい!」と思ったら、気をつけてほしいのが資金管理だ。

 バカラ村さんのメルマガでは取引量が独特の用語で解説される。多いのは「少額」の表現だ。具体的にどのくらいかというと基準はレバレッジ1.75倍だ。

 資金100万円、1ドル=130円で「米ドル/円を少額買いました」とあったら、「100万円×1.75倍÷130円」と計算して1万3461ドル。端数を切り捨てて1万3000通貨が取引量となる。

 バカラ村さんも連敗することはあるから、「少額」とあるのにレバレッジをフル活用して多くのポジションを取ると、資金が枯渇してしまうリスクがある。気をつけよう。

バカラ村のFXトレード日報!

レバレッジを少し高めに運用しても5倍程度にとどめたい

 レバレッジ1.75倍って物足りなくない?

 そのとおり。バカラ村さんの基準が保守的であることもたしかだ。メルマガに慣れてきたらリスクが高まるのを覚悟の上で、多少レバレッジを高めて運用することも手だろう。

 「少額」をレバレッジ5倍にすれば利益も増える。たとえば2022年の1年間、バカラ村さんのメルマガに従ってトレードしていた場合、100万円の資金が1年で166.5万円になっていた。もちろん損失も大きくなるので負けが続いてドローダウンが発生したときの落ち込みも大きくなる。レバレッジを高めるとしても5倍がいいところだろう。

2022年メルマガコピー取引のレバレッジ別資金推移

(※「FXトレード日報!」のデータを元に筆者作成)

データが語る「メルマガ購読を始めるなら今が良い」理由とは?

 上のグラフからわかるように、実は年末に向けた3カ月間、バカラ村さんは不調だった。2022年獲得pipsの最高到達点は10月7日の1425pips。そこから400pips減らし、最大ドローダウンを更新しながらのフィニッシュだった。

 とくに11月中旬からの1カ月は4引き分け(損益ゼロ)からの3連敗、つまり「7取引連続して利益ゼロ」というバカラ村さんにとっては超異例の絶不調だった。

月別取引成績

(※「FXトレード日報!」のデータを元に筆者作成)

 バカラ村さんには不本意な数字だろうが、「バカラ村メルマガの購読を始めるなら今!」といえるデータでもある。

 というのもバカラ村さんのトレードでは、これまでも不調期があったが、いずれも調子を取り戻すとともにドローダウンを克服してきた。

 メルマガを購読してすぐドローダウンが始まると精神的につらい。でも、今のような不調期に購読を始めれば、バカラ村さんがこれまでどおりのトレードを続けるかぎり、さらに大きく資産を減らす可能性は小さい。ここからドローダウンを取り戻していくならば資産は右肩上がりに増えていくことになるから、メルマガ購読を始めるタイミングとしてはベストだ。

「バカラ村のFXトレード日報!」登録後10日間は無料で読むことができる。バカラ村さんのトレードをコピーするだけでなく「専業トレーダーが今、どんなテーマに注目し、どんな相場観を持っているのか」を知ることで、為替市場全体の温度感を測ることもできる。ぜひ一度、購読してみよう。

(取材・文/高城泰 編集:ザイ投資戦略メルマガ)


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