本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『米国の経済指標』、そして『NYダウの動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)住宅着工件数/建設許可件数」
・「米)第3四半期経常収支」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)フィラデルフィア連銀景況指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)製造業PMI【速報値】」
・「独)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)製造業PMI【速報値】」
・「欧)サービス業PMI【速報値】」
・「英)小売売上高」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「ス)SNB政策金利&声明発表」
・「EU財務相緊急会合」
・「EU首脳会議(16日・17日開催)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
・「ブッシュ減税延長絡みでの影響」
・「FRBによる追加金融緩和観測」
・「クリスマスや年末に向けて市場参加者が徐々に少なくなる時期である点」
などの要因に注意。
★★★
「SNB政策金利&声明」の発表日。
本日は、「EU財務相緊急会合」や「EU首脳会議(16日・17日開催)」に大きな注目が集まる
「米国の経済指標」は、「週間新規失業保険申請件数」と「フィラデルフィア連銀景況指数」がメイン。
その他、「住宅着工件数/建設許可件数」や「第3四半期経常収支」も注目されている。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
今週は、火曜日に発表された「FOMC政策金利&声明」の発表が最大の焦点だったが、それ程大きな反応にはつながらなかった。
引き続き、発表明けでの反応を見極めたい他、依然として燻り続けている「欧州の財政・金融・信用不安」や思惑が噴出している「中国の景気動向及び金融政策」、先週末に相場の変動要因となった「ブッシュ減税延長絡みでの影響」なども重要ポイントとなりやすい。
本日は特に「EU財務相緊急会合」や「EU首脳会議(16日・17日開催)」が開催される点に注意。
また、クリスマスや年末に向けて徐々に市場参加者が減ってくる頃であり、薄い商いの中でのチョッピーな変動には警戒したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・17時28分:独)製造業PMI【速報値】
・17時28分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
→声明の内容次第だが内容にはサプライズはなく大きな動きにはつながりにくいか
・17時58分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時58分:欧)サービス業PMI【速報値】
・18時30分:英)小売売上高
→発表内容でのポンドドルへの影響は非常に大きい
・22時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時30分:米)第3四半期経常収支
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・24時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
→2つの時間に4種類の経済指標。発表内容と米長期金利の動向が重要か
12月13日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼FOMC政策金利&声明発表を控える点
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼FRBによる追加金融緩和観測
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の長期金利
▼中国の景気動向及び金融政策
▼ブッシュ減税延長絡みでの影響
▼金融当局者や要人による発言
▼クリスマスや年末に向けて市場参加者が徐々に少なくなる時期である点
▼金や原油などの商品市場
【最新版!約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング!
12月16日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・EU財務相緊急会合 ・EU首脳会議(16日・17日開催) |
|||||||||||
06:30 | NZ)企業景況感 | × | - | 49.7 | |||||||
11:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | 33.2 | |||||||
17:15 |
ス)第3四半期鉱工業生産 [前期比/前年比] |
△ | +0.9% | +5.7% | |||||||
+5.0% | +7.8% | ||||||||||
17:20 | 英)ポーゼンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
17:28 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 57.8 | 58.1 | |||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 58.5 | 59.2 | ||||||||
17:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
|||||||
17:58 | 欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 55.1 | 55.3 | |||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.5 | 55.4 | ||||||||
18:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.3% | |||||||
+1.4% | +1.2% | ||||||||||
19:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | +0.4% | |||||||
+1.9% | +1.9% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +1.1% | +1.1% | |||||||||
22:30 | 加)国際証券取扱高 | △ | +100.00億 | +122.53億 | |||||||
米)住宅着工件数 | A | 55.0万件 | 51.9万件 | ||||||||
↑・建設許可件数 | 56.0万件 | 55.0万件 | |||||||||
米)第3四半期経常収支 | BB | -1260億 | -1233億 | ||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 42.5万件 | 42.1万件 | ||||||||
24:00 | 米)フィラデルフィア連銀景況指数 | AA | +15.0 | +22.5 | |||||||
|
ユーロドルがメイン
ドル買い・ユーロ売り方向に加速すれば超短期的に追随+米経済指標発表直後の変動狙い
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)