だが季節的にはドルのリパトリ要因もあり、ドルは戻りやすい地合いにあるはず。それに中間選挙で負けたとはいえ、そうすんなりと民主党内で、このオバマ大統領の妥協が受け容れられるものとも思えない。どこかで期待先行の巻き戻しで、ドルがまた上昇してきても良さそうなものだ。
しかしながらドル安は米国市場がオープンする前までずっと続き、ドル安によって、ユーロドルは1.34台付近まで上昇してきた。金や銀だけでなく、原油まで高値を更新してきていて、原油価格はなんと!90ドル台をつけてきた。とりあえずユーロドルは1.34台手前で足踏みをしていた。ここでユーロドルを売って行くのは、逆張りになるし、かなり怖い。
でもロスカット的には、先週末の雇用統計の後につけた、高値付近となる1.3440に置けばよいので、置きやすい。株やコモディティがもう一段高となれば、すぐにでも想定するロスカットレベルまで来てしまうかもしれない。そこで分量をいつもよりも減らすことにして、思い切ってユーロドルを売って(@1.3380)みた。
そうはいってもユーロドルが1.34台に乗せてきたら、警戒態勢で見つつ、すぐにでも切るつもりだった。なにしろ久しぶりに原油価格の90ドルなんて見てしまったので、ちょっとビビってしまう~。しかしニューヨーク市場がスタートしてみると、米国株もコモディティも高値追いというよりは、利食い売りに押され気味という感じとなった。
原油価格も90ドル台を割れてきた。ユーロドルは、相変わらず足踏み状態だ。しかし1.34台にも乗せてはこないため、ロスカットをそこまで下げて、最悪20ポイントの損切りということで就寝することにした。
今晩もイベントは少ない。昨日のドル金利やコモディティの動きが反転した状況が、単なるにわか調整なのか、もうちょっと長い期間のトレンドを形成するものなのか、しっかり様子を見て行く必要がある。今のところ、私はユーロドルのロスカットは1.33ちょうどまでロスカットを下げて様子を見ている。少なくとも、ドル金利が目立って低下してくるまでは、我慢して持っていようと思う。
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