昨日の欧州時間では、ドル円がついに81円台に突っ込んだ!私はさっそくユーロ円でも売ってみようと思い、勇んで108.65でショートにしてみた。まあ、後は相場に成り行きを任せるしかないが、値動きを見てのショートメークだったので、損切りもタイトに設定した。
109.00で買い戻しのストップ注文をとりあえず置いておいて、あとは107円台への突入を目指す。あわよくば売り増しも敢行したいと考えていた。言うまでもなく世間の注意を集め出しているドル円の下げが何かの要因で止まったり、戻ってくるようなことがあれば、ただちにポジションをクローズするつもりでいた。
ニューヨーク時間に入ってからの値動きは芳しくなかった。それに住宅価格やセンチメント調査のデータが発表されたが、いずれも悪い内容のものであった。しかしマーケットはさほどドル売りに傾くことはなく、関心の多くは米国債の動きに集まっていた。
この日も5年債の入札が予定されていたので、その結果待ちとなっていたのだ。夜中の3時までは眠くてとても待っていられないので、ユーロ円が107円台に突入したところで買い戻した。まあ、また明日売りなおせばよいのだから…。
朝みると、債券価格が大幅に下落していて、長期金利は上昇していた。やはり、それをうけてドル円の買い戻しの形で終わっていた。ユーロ円もいっしょに戻すには戻したが、108円台の前半までが精いっぱい。もう一度、売りなおさなければ!ここまで来ると、昨日の安値である107.60辺りを完全に下回ってからになるだろう。
本日もイベントはないが、7年ものの米国債の入札がある。夜中に起きて、今晩は相場をウオッチしようと思う。最近は債券相場の下げに慣れてきているので、ショートポジションがたまっているはずだ。入札の具合が通常通りであれば、債券価格がショートカバーするだろう。その際にドル売りが誘発されるものと推察される。ショートはドル円になるかユーロ円になるかは、それぞれのレベルによって決めようと思う。
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