本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『米国の経済指標』、そして『FOMC結果発表後の流れ』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)耐久財受注&【除輸送用機器】」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)中古住宅販売保留」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)消費者物価指数【速報値】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「NZ)RBNZ政策金利&声明発表」
・「FOMC結果発表明けとなる点」
・「米国債の入札(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)が相次ぐ点」
・「米国の主要企業の決算発表が本格化→マイクロソフト、P&G、AT&T、イーライ・リリー、キャタピラー、他」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「欧州のインフレリスクや早期利上げ観測」
・「米国の景気動向や追加金融緩和観測」
・「金融市場のリスク許容度」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。
★★★
本日は、「FOMC政策金利&声明発表」明け。
また、「RBNZ政策金利&声明発表」が行われる。
米国の経済指標は、「耐久財受注&【除輸送用機器】」と「週間新規失業保険申請件数」及び「中古住宅販売保留」がメイン。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ、「米国債の入札」は「米国の長期金利」の変動要因になりやすい。
先週の為替相場では、ユーロ買いが更に加速したほか、ドル売りが優勢な流れも継続した。
そして、週明けの為替相場も同様の流れとなっている。
直近では、「FOMC結果発表」を消化して、この流れが継続・加速するのか、それとも変化するのかに大きな注目が集まっている。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→NZドルの大きな変動要因になりやすい
・時間未定:独)消費者物価指数【速報値】
→ユーロの加速のキッカケになり得るが
・22時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・24時00分:米)中古住宅販売保留
→2つの時間に3種類の経済指標。どれも注目度・影響度が非常に高い。それぞれの発表直後の変動を狙いたい
・27時00分:米)7年債入札(290億ドル)
→米国の長期金利に影響を与えやすいため、為替相場の変動要因になりやすい
1月24日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼FOMC政策金利&声明発表への思惑と結果での反応
▼今週相次ぐ、米国債の入札(米・長期金利への影響が大きい)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(直近、市場の影響は大きめ)
▼オバマ大統領による一般教書演説
▼ドル買いorドル売りの方向性(直近、ドル売りヨリ)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近、不安が緩和ヨリ)
▼欧州のインフレリスクへの思惑(直近、インフレへの思惑でユーロ買い)
▼金融市場のリスク許容度(直近、リスク選好ヨリ)
▼米国を中心とした主要経済指標(直近、反応はそれ程大きくない)
▼米国を中心とした株式市場(直近、強めに推移)
▼米国の長期金利(直近、その上下に相場が振られている)
▼中国の景気動向及び金融政策(直近、金融市場全体への影響力が大きい)
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近、不明瞭だが今週FOMCで・・・)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
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1月27日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・FOMC結果発表明け ・世界フォーラム年次総会(26日・27日・28日・29日・30日) ・米国の主要企業の決算発表→マイクロソフト、P&G、AT&T、イーライ・リリー、キャタピラー、他 |
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05:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 3.00% 据え置き |
3.00% 据え置き |
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08:30 | 豪)ウェストパック先行指数 | △ | - | +0.3% | |||||||
08:50 | 日)貿易収支 | △ | +4650億 | +1628億 (+1611億) |
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09:01 |
英)ホームトラック住宅調査 [前月比/前年比] |
× | - | -0.4% | |||||||
- | -1.6% | ||||||||||
未定 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -0.3% | +1.0% | |||||||
+2.0% | +1.7% | ||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | +0.7% | |||||||
+6.0% | +6.2% | ||||||||||
19:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -11.2 | -11.4 | |||||||
19:30 | 欧)ビーニ・スマギECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
20:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | +38 | +56 | |||||||
22:00 | 欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
22:30 | 米)耐久財受注 | AA | +1.5% | -1.3% (-0.3%) |
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↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | +0.8% | +2.4% (+3.6%) |
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米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 40.5万件 | 40.4万件 | ||||||||
米)シカゴ連銀全米活動指数 | C | +0.11 | -0.46 | ||||||||
24:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
AA | +1.0% | +3.5% | |||||||
- | -2.4% | ||||||||||
27:00 | 米)7年債入札(290億ドル) | A | - | - | |||||||
欧)トゥンペル・グゲレルECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||
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下落加速に注意。ユーロドルがメイン
ユーロ買い・ドル売りが加速すれば追随
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