本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『米国の経済指標』、そして『週末要因やポジション調整』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)第4四半期GDP【速報値】/個人消費」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)全国消費者物価指数&【除生鮮】」
・「ス)KOF先行指数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)BOJ議事録(12月20・21日開催分)」
・「週末要因」
・「米国の主要企業の決算発表が本格化→アマゾン、フォード、モトローラ、アメリカン・エレクトリック・パワー、他」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「欧州のインフレリスクや早期利上げ観測」
・「米国の景気動向や追加金融緩和観測」
・「金融市場のリスク許容度」
・「金融当局者や要人による発言」
・「来週末に、米・雇用統計の発表を控える点」
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日。
「BOJ議事録(12月20・21日開催分)」が公表される。
米国の経済指標は、「第4四半期GDP【速報値】/個人消費」と「ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」がメイン。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
直近の為替相場では、ユーロ買いが更に加速し、ドル売りが優勢な流れが継続。
その他、昨日の相場では、日本国債格下げでの円売りも出ている。
為替相場は、今後も暫くはユーロ買い・ドル売りの流れが継続しそうな雰囲気だが、ここまで短期的にも大きく変動してきた事もあり、週末要因やポジション調整などが気になるところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度は高いものの、反応は限定的か
・08時50分:日)BOJ議事録(12月20・21日開催分)
→反応は限定的
・19時30分:ス)KOF先行指数
→内容次第で、スイスフランに影響
・22時30分:米)第4四半期GDP【速報値】/個人消費
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→2つの時間に2種類の経済指標。発表による市場影響度はカナリ大きい。週末金曜日のため、ロンドンフィキシングや週末クローズにかけての流れにも
1月24日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼FOMC政策金利&声明発表への思惑と結果での反応
▼今週相次ぐ、米国債の入札(米・長期金利への影響が大きい)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(直近、市場の影響は大きめ)
▼オバマ大統領による一般教書演説
▼ドル買いorドル売りの方向性(直近、ドル売りヨリ)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近、不安が緩和ヨリ)
▼欧州のインフレリスクへの思惑(直近、インフレへの思惑でユーロ買い)
▼金融市場のリスク許容度(直近、リスク選好ヨリ)
▼米国を中心とした主要経済指標(直近、反応はそれ程大きくない)
▼米国を中心とした株式市場(直近、強めに推移)
▼米国の長期金利(直近、その上下に相場が振られている)
▼中国の景気動向及び金融政策(直近、金融市場全体への影響力が大きい)
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近、不明瞭だが今週FOMCで・・・)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
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1月28日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・世界フォーラム年次総会(26日・27日・28日・29日・30日) ・米国の主要企業の決算発表→アマゾン、フォード、モトローラ、アメリカン・エレクトリック・パワー、他 |
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08:30 | 日)全国消費者物価指数 | ○ | -0.1% | +0.1% | |||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.5% | -0.5% | |||||||||
日)東京消費者物価指数 | × | -0.2% | -0.2% | ||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.4% | |||||||||
日)全世帯家計調査 | △ | -0.6% | -0.4% | ||||||||
日)失業率 | × | 5.1% | 5.1% | ||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.58 | 0.57 | |||||||||
日)小売業販売額 | × | +0.6% | +1.3% | ||||||||
↑・大型小売店販売額 | -0.5% | +0.2% | |||||||||
NZ)ボラードRBNZ総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録(12月20・21日開催分) | ○ | - | - | |||||||
18:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | +1.9% | +1.9% | |||||||
19:30 | ス)KOF先行指数 | ○ | 2.05 | 2.10 | |||||||
20:00 | 米)ガイトナー財務長官の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
22:30 | 米)第4半期雇用コスト指数 | B | +0.5% | +0.4% | |||||||
米)第4四半期GDP【速報値】 | S | +3.5% | +2.6% | ||||||||
↑・個人消費【速報値】 | +4.0% | +2.4% | |||||||||
↑・GDPデフレーター【速報値】 | +1.7% | +2.1% | |||||||||
↑・コアPCEデフレーター【速報値】 | +0.4% | +0.5% | |||||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | AA | 73.3 | 72.7 | |||||||
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ユーロドルがメイン。週末要因に注意
ユーロ買い・ドル売りが加速すれば追随も、週末要因に注意
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