1月31日(月)■『欧州不安』と『エジプト情勢緊迫化でのリスク回避の流れ』、そして『米国の株式市場』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『エジプト情勢緊迫化でのリスク回避の流れ』、そして『米国の株式市場』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター」
・「米)シカゴ購買部協会景気指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「NZ)住宅建設許可」
・「NZ)貿易収支」
・「日)鉱工業生産【速報値】」
・「独)小売売上高」
・「欧)消費者物価指数【速報値】」
・「加)GDP」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「週明け要因」
・「ニュージーランド市場休場」
・「月末要因(月末最後の営業日)」
・「エジプト情勢の緊迫化」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「欧州のインフレリスクや早期利上げ観測」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「米国の主要企業の決算発表が本格化→エクソン・モービル、他」
・「金融当局者や要人による発言」
・「週末に、米国の雇用統計を控える点」
などの要因に注意。

★★★

週明け月曜日で、1月・月末最後の営業日。

米国の経済指標は、「個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター」と「シカゴ購買部協会景気指数」が気になるところ。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場では、ユーロ買いとドル売りが優勢な流れが継続・加速したが、週末にかけて、日本国債格下げでの円売りや、エジプト情勢の緊迫化でリスク回避の流れなどの動きも出ている。

今週は、月末・月初め要因が気になる他、週末にキング・オブ・経済指標である米国の雇用統計が控える中、金融市場の行方に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時45分：NZ)住宅建設許可
・06時45分：NZ)貿易収支

・08時50分：日)鉱工業生産【速報値】

・16時00分：独)小売売上高
→相場への影響はそれなり。相場変動のキッカケとして注視

・19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
→インフレリスクが指摘されている中、注目度はいつもよりも高め

・22時30分：加)GDP
→発表内容でのカナダドルへの影響は大きい

・22時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
→2つの時間に2種類の経済指標。どちらも、発表内容での市場の影響はまずまず。その内容いかんよりも、変動のキッカケとして注視したい


1月31日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼エジプト情勢の緊迫化
▼ドル買いorドル売りの方向性(直近、ドル売りヨリ)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近、不安が緩和ヨリ)
▼欧州のインフレリスクや早期利上げ観測(直近、思惑が高まりユーロ買いヨリ)
▼米国の雇用統計を中心とした主要経済指標(直近、反応はまずます)
▼金融市場のリスク許容度(直近、先週末に株式市場が大幅調整で)
▼米国を中心とした株式市場(直近、先週末に大幅調整で)
▼米国の長期金利(直近、その上下に相場が振られている)
▼月末・月初め要因
▼中国の景気動向及び金融政策(直近、金融市場全体に影響)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(直近、市場の影響はそれなり)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近、不明瞭)

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1月31日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け ・月末最後の営業日 ・米国の主要企業の決算発表→エクソン・モービル、他
06:45		NZ)住宅建設許可	○	-1.3%	+8.8%
		NZ)貿易収支	○	+0.5億	-1.86億
08:50		日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比]	○	+2.8%	+1.0%
				+4.4%	+5.8%
13:00		日)自動車生産	×	-	-6.7%
14:00		日)住宅着工件数	×	+4.6%	+6.8%
		日)建設工事受注	×	+1.1%	-5.3%
16:00		独)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+2.0%	-1.9%
				+1.1%	+2.0%
19:00		欧)消費者物価指数【速報値】	○	+2.4%	+2.2%
21:00		南ア)貿易収支	×	+29億	+84億
22:30		加)GDP	◎	+0.2%	+0.2%
		加)鉱工業製品価格	△	+0.6%	+0.5%
		米)個人所得	BB	+0.4%	+0.3%
		↑・個人支出		+0.5%	+0.4%
		↑・PCEデフレーター[前年比]		+1.3%	+1.0%
		↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比]		+0.1%	+0.1%
				+0.8%	+0.8%
23:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	BB	65.0	68.6 (66.8)
24:30		米)ダラス連銀製造業活動指数	C	+15.0	+12.8
26:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

様子見

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NYタイム以降の流れで臨機応変に。基本は短期的な追随で

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