3月14日(月)■週明け。『日本の地震による金融市場への影響』と『中東・北アフリカ情勢』、そして『欧州の財政不安』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『日本の地震による金融市場への影響』と『中東・北アフリカ情勢』、そして『欧州の財政不安』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・「欧)鉱工業生産」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「英)キングBOE総裁の発言」
・「独)ウェーバー独連銀総裁の発言」
・「週明け要因」
・「ユーロ圏財務相会合」
・「G8外相会合(14日・15日開催、パリ)」
・「日本の地震による金融市場への影響」
・「明日に、FOMC政策金利＆声明発表を控える点」
・「中東・北アフリカ情勢」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ECBの金融政策(4月にも利上げ観測)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融市場のリスク許容度」
・「米国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。

★★★

週明け月曜日。
地震の影響で、日銀金融政策決定会合が1日短縮され、「BOJ政策金利＆声明発表」や「白川日銀総裁の記者会見」が本日実施。
また、本日・明日と、G8外相会合がパリで開催。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

今週は、先週に引き続き、中東・北アフリカ情勢や欧州の財政不安、ECBの早期利上げ観測、米国の長期金利が主な変動要因となりやすい。また、15日にFOMC政策金利＆声明発表が行われるため、思惑や発表による影響も重要となる。

週明けの本日は特に、日本の地震での金融市場への影響を見極めつつ、先週末の為替相場の大きめの変動が今週に入ってどうなるのかに注視したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・時間未定：日)BOJ政策金利＆声明発表
・時間未定：日)白川日銀総裁の記者会見
→地震のため、即日オペを実施する模様。いつもよりは金融市場に影響を与える可能性あり

・19時00分：欧)鉱工業生産
→相場の気分次第で

※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→先週末の大きめの変動が、週明けでどうなるか。株式市場の動向と共に注視


3月14日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼日本の地震による金融市場への影響
▼FOMC政策金利＆声明発表(3月15日実施)
▼中東・北アフリカ情勢
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼ECBの金融政策(4月にも利上げ観測)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼米国を中心とした主要な経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼金融市場のリスク許容度
▼金や原油などの商品市場
▼米国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向及び金融政策

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3月14日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け ・今週から米国が夏時間となる ・地震のため、日銀金融政策決定会合を1日短縮、結果発表を本日行う ・ユーロ圏財務相会合 ・G8外相会合(14日・15日開催、パリ) ・明日に、FOMC政策金利＆声明発表を控える
11:30		英)キングBOE総裁の発言	○	要人発言
未定		日)BOJ政策金利＆声明発表	◎	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
13:30		日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比]	×	-	+2.4%
				-	+4.7%
		日)稼働率指数【確報値】	×	-	+3.0%
14:00		日)消費者態度指数	×	-	41.1
未定		日)白川日銀総裁の記者会見	◎	要人発言
17:30		欧)バローゾ欧州委員長の発言	△	要人発言
19:00		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+0.4%	-0.1% (+0.3%)
				+6.4%	+8.8%
21:00		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	○	要人発言
21:30		加)第4四半期設備稼働率	×	79.1%	78.1%
-		米)経済指標は特になし	-	-	-
27:30		欧)ビーニ・スマギECB理事の発言	△	要人発言
翌 07:05		豪)デベルRBA総裁補佐の発言	○	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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