本日の為替相場の焦点は、『協調介入の実施・影響』と『金融市場のリスク許容度』、そして『福島原発・放射能漏れ問題』や『リビア情勢』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「英)消費者物価指数&【コア】」
・「加)景気先行指数」
・「加)小売売上高&【除自動車】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「ス)ヒルデブランドSNB総裁の発言」
・「東京市場が休場明けとなる点」
・「G7による協調介入の実施とその影響」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)」
・「金融市場のリスク許容度」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「東北地方太平洋沖地震での影響」
・「米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)」
などの要因に注意。
★★★
東京市場が休場明けとなる。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
直近の為替相場は、G7・協調介入の実施・影響と大震災・原発問題やリビア情勢などによるリスク許容度による流れが最大の注目材料。
その他にも、先週に引き続いて、欧州の財政不安、ECBの金融政策への思惑、米国の長期金利なども変動要因となりやすい。
本日は、特に、東京市場が休場明けとなる点やG7協調介入が引き続き実施されるかどうかの他、軍事介入が行われたリビア情勢などに注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→発表内容での影響は非常に大きい
・19時30分:ス)ヒルデブランドSNB総裁の発言
→言及次第
・21時30分:加)景気先行指数
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→小売売上高がメイン。発表による影響度は大きめ
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→介入実施・介入警戒感には引き続き注意しつつ、リスク回避の緩和の流れが継続するのかどうかが重要
・翌6時45分:NZ)第4四半期経常収支
3月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7による協調介入の実施とその影響
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)
▼金融市場のリスク許容度
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼主要経済指標
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼東北地方太平洋沖地震での影響
▼ユーロ圏財務相会合やEU首脳会談
▼金や原油などの商品市場
▼米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)
▼中国の景気動向及び金融政策
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3月22日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・東京市場が休場明け | ||||||||||||||
13:30 | 日)全産業活動指数 | × | +2.8% | -0.2% | ||||||||||
16:00 | ス)貿易収支 | △ | - | +19.6億 (+20.4億) |
||||||||||
17:00 | 南ア)第4四半期経常収支 | × | -712億 | -792億 | ||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.6% | +0.1% | ||||||||||
+4.2% | +4.0% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +3.1% | +3.0% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.7% | +0.3% | |||||||||||
+5.2% | +5.1% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +5.2% | +5.1% | ||||||||||||
19:30 | ス)ヒルデブランドSNB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
20:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | -6 | -8 | ||||||||||
20:35 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 加)景気先行指数 | ○ | +0.7% | +0.3% | ||||||||||
加)小売売上高 | ◎ | +1.0% | -0.2% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.7% | +0.6% | ||||||||||||
米)ガイトナー財務長官の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
未定 | 英)センタンスMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)住宅価格指数 | C | -0.2% | -0.3% | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +24 | +25 | |||||||||||
27:00 | 英)センタンスMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
29:00 | 加)2011年度予算提出 | △ | - | - | ||||||||||
翌 06:45 |
NZ)第4四半期経常収支 | ◎ | - | -17.7億 | ||||||||||
|
介入実施・介入警戒感の動向次第。東京市場が休場明けでどうなるか。追随か戻り売りかは状況次第
基本ロングで。ユーロも影響を受ける介入実施・介入警戒感にも注目。ただし、リスク回避ヨリの流れ再開には要注意
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