4月21日(木)■『独・IFO景況指数』と『米国の経済指標』、そして『金融市場のリスク許容度』と『明日から、世界的にイースター休暇入りとなる点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『独・IFO景況指数』と『米国の経済指標』、そして『金融市場のリスク許容度』と『明日から、世界的にイースター休暇入りとなる点』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)景気先行指数」
・「米)フィラデルフィア連銀景況指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)第1四半期生産者物価指数」
・「独)IFO景況指数」
・「英)小売売上高＆【除自動車】」
・「加)小売売上高＆【除自動車】」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「米国の債券市場が短縮取引(グッドフライデー前日)」
・「明日から、イースター休暇入りとなる点(実質的に本日が週末に)」
・「米国の主要企業決算発表(※変更有り)→ゼネラル・エレクトリック、ベライゾン・コミュニケーションズ、マクドナルド、キャタピラー、ハネウェル、シュルンベルジェ、モルガン・スタンレー、トラベラーズ・カンパニーズ、ゼロックス、AMD、キャタピラー、フィリップモリス、他」
・「金融市場のリスク許容度」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ECBの金融政策(追加利上げ期待)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「米国の金融政策(早期利上げ期待)」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「為替介入への警戒感」
・「日・米の金利差拡大観測(円キャリートレードなどにも)」
・「来週27日に、FOMC結果発表を控える点」
などの要因に注意。

★★★

明日から、世界的にイースター休暇入りとなり、本日が実質的に週末となる。

米国の経済指標は、「週間新規失業保険申請件数」と「景気先行指数」、「フィラデルフィア連銀景況指数」がメイン。
その他、モルガン・スタンレーの決算発表が予定されている。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、今週相次ぐ米国の主要企業や大手金融機関の決算は株式市場の変動要因となりやすい。

今週に入って、一時的にリスク回避の流れが加速するなど金融市場のリスク許容度が相場を支配している。特に、欧州の信用不安がくすぶっている点が気になるところ。

本日は、独・IFO景況指数や注目度の高い米国の経済指標の他、NYダウの動向と共に金融市場のリスク許容度による流れに注視したい。

また、明日から、世界的にイースター休暇入りとなり、本日が実質的に週末となる点も重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)第1四半期生産者物価指数
→発表での豪ドルへの影響は大きい

・17時00分：独)IFO景況指数
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい。相場全体が動くキッカケにもなりやすい。昨日加速したドル売りやユーロの動向に注視

・17時30分：英)小売売上高＆【除自動車】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい

・時刻未定：米)第1四半期モルガン・スタンレー決算発表
→相場の気分次第

・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・23時00分：米)景気先行指数
・23時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
→2つの時間に3種類の経済指標。昨日加速したドル売りやユーロの動向に注視。実質的に週末となるためポジション調整などにも


4月18日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G20・G7財務相・中央銀行総裁会議明けでの影響
▼22日から、世界的にイースター休暇入りとなる点
▼来週27日に、FOMC結果発表を控える点
▼米国の金融政策(早期利上げ期待)
▼ECBの金融政策(追加利上げ期待)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼主要経済指標(米国中心)
▼米国の長期金利の動向
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼相次ぐ、米国の主要企業や大手金融機関の決算
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼日・米の金利差拡大観測(円キャリートレードなどにも)
▼G7協調介入
▼中国の景気動向及び金融政策
▼東日本大震災による影響

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4月21日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国の債券市場が短縮取引(グッドフライデー前日) ・明日から、イースター休暇入りとなる(実質的に本日が週末に) ・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→ゼネラル・エレクトリック、ベライゾン・コミュニケーションズ、マクドナルド、キャタピラー、ハネウェル、シュルンベルジェ、モルガン・スタンレー、トラベラーズ・カンパニーズ、ゼロックス、AMD、キャタピラー、フィリップモリス、他
10:30		豪)第1四半期生産者物価指数 [前期比/前年比]	◎	+1.0%	+0.1%
				+2.7%	+2.7%
		日)西村日銀副総裁の発言	△	要人発言
14:00		日)景気動向指数【確報値】 [先行CI指数/一致CI指数]	×	-	104.2
				-	106.3
17:00		独)IFO景況指数	◎	110.5	111.1
		↑・IFO現況指数		115.5	115.8
		↑・IFO景気期待指数		105.5	106.5
17:30		英)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	-0.5%	-0.8%
				+1.0%	+1.3%
		↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比]		-0.4%	-1.0%
				+0.8%	+1.2%
未定		米)第1四半期モルガン・スタンレー決算発表	BB	主要企業決算
21:30		加)小売売上高	◎	+0.5%	-0.3%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.5%	±0.0%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	39.0万件	41.2万件
23:00		米)景気先行指数	A	+0.3%	+0.8%
		米)フィラデルフィア連銀景況指数	A	+36.8	+43.4
		米)住宅価格指数	C	-0.3%	-0.3%
26:00		米)5年インフレ連動債入札(140億ドル)	BB	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

揉み合いが継続しやすいか。実質的に週末なる点に注意

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経済指標発表での変動狙い及び欧州・米国のそれぞれ市場の流れで臨機応変に。実質的に週末なる点に注意

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