10月25日(火)■ゴトオ日。『欧州の債務問題』や『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の経済指標』と『明日に2回目のEU首脳会議を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』や『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の経済指標』と『明日に2回目のEU首脳会議を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・米)S＆P/ケース・シラー住宅価格指数
・米)消費者信頼感指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・NZ)第3四半期消費者物価指数
・豪)景気先行指数
・英)第2四半期経常収支
・加)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・加)BOC政策金利＆声明発表
・欧)トリシェECB総裁の発言
・豪)バッテリーノRBA副総裁の発言
・英)キングBOE総裁の発言
・ゴトオ日要因
・EU・中国首脳会談
・欧州議会本会議(24日～27日開催)
・欧州の大手金融機関の決算発表→ドイツ銀行、UBS
・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→コーチ、ゼロックス、3M、ブロードコム、アマゾン・ドット・コム、UPS、デュポン、オフィス・デポ、他
・米国の長期国債入札が相次ぐ(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)点
・明日に、2回目のEU首脳会議を控える点
・金融市場のリスク許容度
・欧州の債務問題
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

25日のゴトオ日で、EU・中国首脳会談やBOC政策金利＆声明発表が予定されている。
また、明日に2回目のEU首脳会議を控える。

米国の経済指標は、消費者信頼感指数がメイン。
その他、S＆P/ケース・シラー住宅価格指数も発表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
相次ぐ米国の主要企業の決算発表は株式市場に、米国の長期国債入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。

本日は、引き続き欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での方向性を見極めながら、米国の経済指標や要人発言、米国の主要企業の決算発表、米国の長期国債入札などのイベントでの反応に注視したい。
また、明日に2回目のEU首脳会議を控えての変動も非常に重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時45分：NZ)第3四半期消費者物価指数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい

・07時00分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第

・08時00分：豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響はまずまず

・08時00分：豪)バッテリーノRBA副総裁の発言
→言及次第

・17時30分：英)第2四半期経常収支
→発表でのポンドへの影響はまずまず

・17時45分：英)キングBOE総裁の発言
→言及次第

・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・22時00分：加)BOC政策金利＆声明発表
→景気先行きや今後の金融政策への思惑が高まれば大きな反応に

・22時00分：米)S＆P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分：米)消費者信頼感指数
→2つの時間に2種類の経済指標。消費者信頼感指数がメイン。発表直後の変動は気になるところだが、大きな流れの方向は欧米の株式市場の動向での金融市場のリスク許容度での方向性にあり


10月24日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼EU首脳会議(23日開催)明けでの影響
▼26日(水)に、2回目のEU首脳会議が開催される点
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の債務問題
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行き懸念が主体、中国の動向も)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の主要企業の決算発表(米国の株式市場に影響を与えやすい)
▼金融当局者や要人による発言(欧州債務問題に関する発言が重要)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利に影響)
▼欧州各国の国債の動向
▼来週(2日)に、FOMCを控える点
▼来週(3日)に、ECB金融政策決定会合を控える点
▼欧州の大手金融機関の決算発表(欧州の債務問題にもつながる)

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10月25日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・25日のゴトオ日 ・EU・中国首脳会談 ・欧州議会本会議(24日～27日開催) ・欧州の大手金融機関の決算発表→ドイツ銀行、UBS ・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→コーチ、ゼロックス、3M、ブロードコム、アマゾン・ドット・コム、UPS、デュポン、オフィス・デポ、他 ・明日に、2回目のEU首脳会議を控える
06:45		NZ)第3四半期消費者物価指数 [前期比/前年比]	◎	+0.7%	+1.0%
				+4.9%	+5.3%
07:00		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
08:00		豪)景気先行指数	○	-	-0.1%
		豪)バッテリーノRBA副総裁の発言	○	要人発言
未定		ス)UBS決算発表	○	大手金融決算
未定		欧)ドイツ銀行決算発表	○	大手金融決算
15:00		独)GFK消費者信頼感調査	△	5.1	5.2
17:30		英)第2四半期経常収支	○	-90億	-94億
17:45		英)キングBOE総裁の発言	◎	要人発言
21:30		加)小売売上高	◎	+0.3%	-0.6%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.3%	±0.0%
22:00		加)BOC政策金利＆声明発表	◎	1.00% 据え置き	1.00% 据え置き
		米)S＆P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比]	BB	+0.15%	+0.05%
				-3.50%	-4.11%
23:00		米)消費者信頼感指数	AA	46.0	45.4
		米)住宅価格指数	C	+0.2%	+0.8%
		米)リッチモンド連銀製造業指数	C	±0	-6
25:30		英)ビーンBOE副総裁の発言	△	要人発言
26:00		米)2年国債入札	BB	350億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

様子見

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欧米株式市場が堅調推移継続で、押し目買い・ロングで回転

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