羊飼い

1月13日(金)■『欧州の債務問題』と『欧米の株式市場』、そして『米国の経済指標』と『週末要因』に注目！

2012年01月13日(金)07:58公開 [2012年01月13日(金)07:58更新]

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『欧米の株式市場』、そして『米国の経済指標』と『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)輸入物価指数
・22時30分：米)貿易収支
・23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・18時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
・22時30分：加)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・21時00分：米)JPモルガン・チェースの決算発表
・週末要因
・イタリア国債の入札日
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。

★★★

週末金曜日で、イタリア国債の入札日。

米国の経済指標は、輸入物価指数と貿易収支、ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、JPモルガン・チェースの決算発表にも注目が集まる。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下してきた。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感で、年末年始と大きく進んだユーロ売りが継続するかどうかが最も重要。
本日は、イタリア国債の入札や米国の経済指標の発表、週末要因に注意。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・18時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→発表での影響はまずまず

・21時00分：米)JPモルガン・チェースの決算発表
→どこまで反応するかは分からないが、内容次第か

・22時30分：加)貿易収支
→発表での影響はまずまず

・22時30分：米)輸入物価指数
・22時30分：米)貿易収支
・23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→2つの時間に3種類の経済指標の発表。それなりに注目度は高いが、最近は米国の経済指標での反応がイマイチなだけに、どこまで反応するか。欧米の株式市場の動向と共に注目したい。週末要因にも

1月9日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼ECB金融政策発表＆ドラギECB総裁の記者会見
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ＆ドルに影響しやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表

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1月13日(金)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆重要度)

コンセン
サス

前回
発表値

・週末金曜日
・イタリア国債の入札日
・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、他

08:50

日)マネーストックM2+CD

+3.0%

18:30

英)生産者物価指数
[前月比/前年比]

○

+0.1%

+0.2%

+5.0%

+5.4%

↑・生産者物価指数【コア】[前年比]

+3.2%

19:00

欧)貿易収支

+11億

21:00

米)JPモルガン・チェースの決算発表

大手金融決算

22:30

加)貿易収支

○

-5.0億

-8.9億

米)輸入物価指数
[前月比/前年比]

-0.1%

+0.7%

+8.3%

+9.9%

米)貿易収支

-450億

-435億