■組表示ではテクニカル指標などが自動的に上書きされる
「組表示」の機能では通貨ペアだけでなく、そこに表示していたテクニカル指標などもあわせて記憶しておける。「定型チャート」的な機能も備えているのだ。
ただし、「定型チャート」では、自分で「定型として保存」しない限り、表示するテクニカル指標の種類などが上書きされないのに対して、「組表示」ではテクニカル指標を追加、修正、削除したり時間軸を変更するごとにどんどん自動的に上書きされていく。この点には注意したい。
ところで、組表示で「Market Overview」を選択すると、「えっ!? さっき見ていたチャートは消えちゃったの?」と焦るかも。でも心配は無用。もういちど「ファイル」→「チャートの組表示」と進んで「Default」を選択すると、先ほどまで見ていたチャートに戻るはず。

■たとえば、「スイス介入用セット」を保存しておく
また、新しい「組表示」を保存したいときは、「ファイル」→「チャートの組表示」→「名前を付けて保存」と選択し、自分で適当な名前をつけて保存する。

こうしてから再度、「ファイル」→「チャートの組表示」のメニューを表示すれば、そのなかに先ほど保存した名前が見つかるはずだ。それを選択すれば、先ほど保存した「組表示」を呼び出すことができる。

組表示を使わずに、10枚、20枚とたくさんのチャートを一度に開いても、もちろん良いのだが、チャートの枚数が増えるごとにコンピュータへの負荷は高まり、せっかくのメタトレーダー(MT4)ならではのサクサクした操作感が薄れてしまう。
「組表示」を上手に使いこなして、サクサク取引しよう!
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