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ゴールデンウェイ・ジャパン[FXTF MT4]
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MT4(メタトレーダー4)とは?

MT4とMT5の違いとは? どちらを使うのがおすすめ?
主要な機能を比較してメリット・デメリットを解説!
初心者にもおすすめのMT4、MT5口座を詳しく紹介!

2024年10月18日(金)10:30公開 (2024年10月18日(金)10:30更新)
ザイFX!編集部

米ドル/円「0.2銭原則固定」圧倒的なスプレッドの狭さのゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」。当サイト限定5000円キャッシュバック実施中!

 「MT4(メタトレーダー4)」と「MT5(メタトレーダー5)」には、動作環境や機能の面でさまざまな違いがあります。

 MT4のリリースが2005年、そのMT4の後継版として2010年にリリースされたのがMT5なので、MT5のほうが動作スピード、デフォルトで使える機能の数、画面に表示できる情報の数などのさまざまな面で、MT4よりも優れています。

 しかしながら、MT4は現在も世界中の多くのFXトレーダーに利用されていて、国内のFX会社が提供する口座においては、MT5口座よりもMT4口座のほうが多いという状態です。
【※関連記事はこちら!】
MT4の基本的な使い方を初心者にもわかりやすく紹介!ダウンロード方法、チャート機能、インジケーターやEA、発注方法まで盛り込んだメタトレーダー4の入門記事!

 そのため、選択肢はMT4口座のほうが多く、スペック面なども含めて総合的に自分にあった口座を選びやすいといえますが、メインで使いたい機能によってはMT5口座を利用するほうがおすすめの場合もあります

 そこで、この記事ではMT4とMT5の機能面での違いを比較して、各取引ツールの特徴やメリット・デメリットを解説します。記事の後半では、編集部おすすめのMT4口座とMT5口座も紹介するので、ぜひ口座選びの参考にしてください。
【※編集部おすすめのMT4口座、MT5口座はこちら!】
スプレッド(取引コスト)やスワップポイントなどのスペック面も踏まえた「おすすめのメタトレーダー口座」を紹介!

※当サイトは、金融商品取引業者の登録を受けているFX会社(FX口座)のみを紹介しています。安全性や税制面でのデメリットを考慮し、金融商品取引業者の登録を受けていない海外のFX業者の利用はおすすめしていません

【このページの目次】(クリックで各項目に移動します)
■ MT4とMT5の主な機能面の違いを一覧で比較!
■ MT4とMT5では処理能力や動作スピードが大きく異なる
■ MT4とMT5の「チャート」機能を比較
- チャートに表示できる「時間軸」の数を比較
- チャート上で使える「描画ツール」の数を比較
■ 「気配値表示」に表示できる画面の種類を比較
■ 初期搭載されている「インジケーター」の数を比較
■ そのほかのMT4とMT5で異なる主な機能など
■ 外部インジケーター(カスタムインジケーター)とEAの数を比較
■ バックテストのスピードや機能面を比較
■ 「スマホアプリ」の違い、「Mac」への対応状況を比較
■ 「MT4」のメリット・デメリット、MT4の利用がおすすめな人
■ 「MT5」のメリット・デメリット、MT5の利用がおすすめな人
■ スペック面も踏まえた「おすすめのメタトレーダー口座」を紹介!
- MT4口座の「スプレッド(取引コスト)」比較表
- 【MT4】ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」
- 【MT4】楽天証券「楽天MT4」
- 【MT4】JFX「MATRIX TRADER」
- 【MT5】フィリップ証券「フィリップMT5」

MT4とMT5の主な機能面の違いを一覧で比較!

 MT4とMT5の画面構成に大きな違いはありませんが、システムの動作やチャート分析に関わる項目など、機能面には主要な項目だけでも以下のような違いがあります。

■MT4とMT5の項目別の主な違い
※青字の項目をクリックすると、詳しい解説に移動します
  MT4 MT5
リリース時期 2005年 2010年
プログラミング言語 MQL4 MQL5
自動売買 可能 可能
動作システム
(処理速度)
32Bit 64Bit
チャートの時間軸の数 9種類 21種類
描画ツールの数 31種類 44種類
気配値表示画面に
表示できる情報
通貨ペアリスト
ティックチャート
銘柄
詳細
プライスボード
ティック
内蔵インジケーターの数
(カスタムなどを含む数)
30種類
(51種類)
38種類
(109種類)
外部インジケーターとEA 約1万7700種類 約1万1200種類
バックテスト 可能 可能
(高速でより多機能)
スマホアプリ 機能が限定的 MT4にはない機能あり
サポート/アップデート頻度 ほぼ終了/バグ修正など限定的 継続中/多い
※MetaQuotes社の公式サイトなどを参考にザイFX!編集部が作成
※外部インジケーターとEAの数は本記事公開時点の両者の合算

 ここからは、複数あるMT4とMT5の違いのうち特に重要な項目について、各取引ツールの機能を比較しながら順に解説していきます。上の表で青字の項目をクリックすると該当する解説箇所に移動するので、特に確認したい項目がある場合は青字をクリックして、直接、解説内容を確認してください。

動作スピードや処理能力はMT5が圧倒的に有利。
ただし、一般的な使い方であればMT4でも不満は感じない

 MT4とMT5の機能面での差を生む大きな違いに、対応している動作システムがMT4は32bit、MT5は64bitであるということが挙げられます。「bit」 はPCのCPU(中央処理装置)が扱える情報量のことで、32bitは2の32乗、64bitは2の64乗の情報を一度に処理できることを表しています。つまり、理論上はMT5のほうがMT4より42億倍以上も処理能力が高いということになります(※あくまで理論上の数値で、使用するPCのスペックによって処理能力は異なる場合があります)

 そのため、MT5のほうが動作スピードの面では圧倒的に有利で、操作に対する反応が早く感じるだけでなく、大量のチャートを表示させても動作が重くなりづらく、インジケーター(テクニカル指標)やEA(エキスパート・アドバイザ、Expert Advisor)の有効性を検証するバックテストに要する時間がMT4と比べて大幅に短縮されるなどのメリットがあります。

 ただし、MT4でも複数チャートの表示はもちろん、多彩なインジケーターを使った高度な相場分析、EAを活用した自動売買(システムトレード)など、メタトレーダーの魅力的な機能を存分に活用することができます。MT5より時間がかかるとはいえ、インジケーターやEAのバックテストも問題なく行えます。
【※関連記事はこちら!】
MT4(メタトレーダー4)のメリット・デメリットを詳しく解説! MT4ならではの魅力や注目の機能に加えて、主に通常のFX口座と比較して注意したいポイントも紹介

 MT5には劣るものの、MT4の動作スピードが遅いわけではありません。バックテスト機能を頻繁に使うならMT5のほうがストレスは少ないといえますが、依然として世界中でMT4を利用しているトレーダーが多いという現状からも、一般的な使い方の範囲においては、MT4に対して動作スピードの面で、特に大きな不満を感じることはないでしょう。

チャート機能はMT5のほうが充実。時間軸の数や描画ツールの
多さに加え、チャートの外部表示やミニチャート表示も可能

 ほとんどのトレーダーがもっとも利用するであろう「チャート」の機能も、MT4とMT5には違いがあります。

 まず、デフォルトで搭載されているチャートの時間軸がMT4は9種類なのに対し、MT5は21種類と大きく異なります。

■チャートで使える時間軸の種類
MT4(9種類) MT5(21種類)
1分足/5分足/15分足/30分足/1時間足/4時間足/日足/週足/月足 1分足/2分足3分足4分足/5分足/6分足10分足12分足/15分足/20分足/30分足/1時間足/2時間足3時間足/4時間足/6時間足8時間足12時間足/日足/週足/月足
※赤字はMT5のみで使える時間軸
※各取引ツール、MetaQuotes社の公式サイトの情報などを参考にザイFX!編集部が作成

 MT5のほうが分析の幅が広がるだけでなく、2分足や3分足などの短い時間軸のチャートが表示できるという点は、スキャルピングやデイトレードなどの細かい値動きを狙うトレーダーにとっては特にメリットに感じるでしょう。

 さらに、チャート上にラインなどのさまざまな情報を表示させることができる描画ツールの数も、MT5のほうが上回っています

■MT4とMT5で使える描画ツールの種類
MT4(31種類) MT5(44種類)
【ライン】
垂直線/水平線/トレンドライン/角度によるトレンドライン

【チャネル】
フィボナッチ/線形回帰/平行チャネル/標準偏差

【ギャン】
ギャンライン/ギャンファン/ギャングリッド

【フィボナッチ】
リトレースメント/タイムゾーン/ファン/アーク/エクスパンション

【図形】
長方形/三角形/楕円

【矢印類】
サムズ・アップ/サムズ・ダウン/上向き矢印/下向き矢印/ストップ・サイン/チェック・サイン/価格を左に表示/価格を右に表示

【その他】
アンドリュース・ピッチフォーク/サイクル・ライン/テキスト/テキストラベル
【ライン】
垂直線(縦線)/水平線(横線)/トレンドライン/アングルトレンド/サイクルライン/矢印線

【チャネル】
平行チャンネル/標準偏差チャンネル/回帰チャンネル/アンドリューピッチフォーク

【ギャン】
ギャンライン/ギャンファン/ギャングリッド

【フィボナッチ係数】
フィボナッチリトレースメント/フィボナッチタイムゾーン/フィボナッチファン/フィボナッチアーク/フィボナッチチャンネル/フィボナッチエクスパンション

【エリオット波動】
エリオット推進波/エリオット修正波

【図形】
長方形/三角形/楕円形/サムズ・アップ/サムズ・ダウン/上向き矢印/下向き矢印/ストップ・サイン/チェック・サイン/価格を左に表示/価格を右に表示/買いサイン/売りサイン/矢印

【グラフィック】
テキスト/ラベル/ボタン/チャート/ビットマップ/ビットマップレベル/編集/イベント/長方形ラベル
※ツール内の表記やジャンル分けにあわせて作成。同じ機能の描画ツールでも、MT4とMT5では名称や区分先が異なっているものがあります
※各ツールを参考にザイFX!編集部が作成

 また、MT5にはチャートをツールの外に独立して表示させることができる機能があります。チャートだけをモニターの一角に表示させておいて、他の領域で別の作業を行うこともスムーズにできるだけでなく、1台のPCに複数のモニターをつなげたマルチウィンドウの環境で、別々の画面に異なるチャートを表示させることも可能です。

 そのほか、MT5ではメインのチャート内に「ミニチャート」を表示させることもできます。

MT5のチャート独立とミニチャート機能

(出所:フィリップ証券)

 たとえば、取引スタイルが短期のトレーダーなら、メインには5分足などの短い時間軸のチャート、ミニチャートには1時間足や4時間足などそれよりも長い時間軸のチャートを表示させて、異なる時間軸のトレンドをチェックしながら取引するといった使い方もおすすめです。

「気配値表示」画面に表示できる情報の数にも違いあり。
MT5は注文機能が備わった「プライスボード」の表示も可能

 デフォルトで画面左上に表示される「気配値表示」も、MT4では「通貨ペアリスト」と「ティックチャート」の2種類なのに対し、MT5にはそれらに加えて高値・安値、気配値などが表示される「詳細」と、注文機能を備えた「プライスボード」も搭載されています(MT5では通貨ペアリストは「銘柄」、ティックチャートは「ティック」と表記)

MT4の気配値表示画面

(出所:ゴールデンウェイ・ジャパン)

MT5の気配値表示画面

(出所:フィリップ証券)

 MT4も、プライスボードに似た「ワンクリックトレード」画面をチャート上に表示させることで、気配値を確認しながらワンクリックでトレードすることはできますが、MT5のプライスボードならチャートに表示させていない銘柄の気配値やスプレッドもひと目で確認できます。

 また、MT5では、どのレートにどれぐらいの買い注文や売り注文が出ているかを確認できる「板情報」画面も搭載されていて、板情報の画面下部にある注文パネルからも注文を出すことができます。ただし、この板情報は株式の板情報とは異なり、取引しているFX口座内のユーザーが出している注文情報しか反映されません。また、板情報を提供しているのは一部の海外業者のみとなるため、あまり利用価値は高くないでしょう。
【※関連記事はこちら!】
FXのオーダーブック、注文やポジションの「売買比率」を無料で情報公開している、おすすめのFX口座を紹介!今後の相場展開を予想する手がかりとして、役立つ情報に

初期搭載された「インジケーター」の数も異なるが、
メジャーなテクニカル指標はどちらでも使える

 チャート分析で使用する「インジケーター」の数も、初期搭載の数はMT4が51種類、MT5が109種類と、MT5のほうが倍以上も多くなっています。

 ただし、カスタム系などのインジケーターを除く純粋なテクニカル指標の数だけでいえば、MT4は30種類、MT5は38種類となり、その差は8種類にとどまります。

■MT4とMT5に初期搭載されているインジケーター(カスタム系など除く)
MT4(計30種類)
トレンド
(計7種類)
・Average Directional Movement Index
・Bollinger Bands
・Envelopes
・Ichimoku Kinko Hyo
・Moving Average
・Parabolic SAR
・Standard Deviation
オシレーター
(計13種類)
・Average True Ranges
・Bears Power
・Bulls Power
・Commodity Channel Index
・Demarker
・Force Index
・MACD
・Momemtum
・Moving Average of Oscillator
・Relative Strength Index
・Relative Vigor Index
・Stochastic Oscillator
・Williams' Percent Range
ボリューム
(計4種類)
・Accumulation/Distribution
・Money Flow Index
・On Balance Volume
・Volumes
ビル・ウィリアムス
(計6種類)
・Accelerator Oscillator
・Alligator
・Awesome Oscillator
・Fractals
・Gator Oscillator
・Market Facilitation Index
MT5(計38種類)
(赤字のインジケーターはMT4には搭載されていないもの)
トレンド
(計13種類)
Adaptive Moving Average
・Average Directional Movement Index
Average Directional Movement Index Wilder
・Bollinger Bands
Double Exponential Moving Average
・Envelopes
Fractal Adaptive Moving Average
・Ichimoku Kinko Hyo
・Moving Average
・Parabolic SAR
・Standard Deviation
Triple Exponential Moving Average
Variable Index Dynamic Average
オシレーター
(計15種類)
・Average True Ranges
・Bears Power
・Bulls Power
Chaikin Oscillator
・Commodity Channel Index
・Demarker
・Force Index
・MACD
・Momemtum
・Moving Average of Oscillator
・Relative Strength Index
・Relative Vigor Index
・Stochastic Oscillator
Triple Exponential Average
・Williams' Percent Range
ボリューム
(計4種類)
・Accumulation/Distribution
・Money Flow Index
・On Balance Volume
・Volumes
ビル・ウィリアムス
(計6種類)
・Accelerator Oscillator
・Alligator
・Awesome Oscillator
・Fractals
・Gator Oscillator
・Market Facilitation Index
※カスタム系などを除く純粋なテクニカル指標のみを掲載
※各ツールを参考にザイFX!編集部が作成

 8種類の差があるとはいえ、移動平均銭(Moving Average)、ボリンジャーバンド (Bollinger Bands)、一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)、RSI(Relative Strength Index)など……、トレーダーの多くが相場分析で活用しているメジャーなインジケーターはどちらにも搭載されているので、一般的なインジケーターが使えればよいということであれば、MT4に搭載されているものだけでも特に不便は感じないでしょう。

 また、メタトレーダーでは自作だけでなく、おもにインターネット上で配布されている外部インジケーター(カスタムインジケーター)を入手して、自分のメタトレーダーに組み込むこともできます。詳しくは後述しますが、現状ではカスタムインジケーターの数はMT4のほうが多いので、カスタムインジケーターの数も含めれば、MT4のほうがMT5より多くのインジケーターを利用できると考えることもできます(※インジケーターの利用に関する判断は、各自の責任において行ってください)
【※インジケーターとEAの数の比較はこちら!】
MT4とMT5の外部インジケーター(カスタムインジケーター)とEAの数を比較

 なお、ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4口座「FXTF MT4」など、国内のメタトレーダーが使えるFX口座の中には、相場の分析やトレードに役立つオリジナルインジケーターなどの拡張ツールを、口座保有者に無償で提供しているところもあります。初期搭載以外のインジケーターを気軽に試してみたいと考えている人は、オリジナルのインジケーターを無償で提供しているFX口座を選んで取引するのもおすすめです。
【※関連記事はこちら!】
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」のおすすめポイントを解説! スプレッドやスワップポイントの他社との比較、口座開設の条件や開設に必要な書類も紹介!

そのほかのMT4とMT5で異なる主な機能など

 そのほかにもMT5には、「ナビゲーター」画面がMT4よりもわかりやすくフォルダ分けされている、指定した価格に到達すると指値注文が有効になる「ストップリミット注文」が使える、チャート上に経済指標の発表時刻が表示でき、指標結果はツールボックスから確認できるなどの、MT4から改善または追加された機能があります。

 また、メタトレーダーの開発・提供元であるMetaQuotes社が運用する、外部インジケーターやEAが入手できるアプリストアの「MQL5(MetaTraderマーケット)」を、MT5内にワンクリックで呼び出すことができるといった特徴もあります。

 MT4でも、外部インジケーターを導入すれば経済指標の発表時刻をチャートに表示させることはできますし、MQL5もWebブラウザ上から利用することが可能なので、MT5でなければできない機能というわけではありません。ただし、さまざまな面を比較すると、MT4よりもMT5のほうが、ユーザーの利便性は高まっているとはいえるでしょう。

外部インジケーター(カスタムインジケーター)とEAはMT4が
充実。拡張性の高さを活かすならMT4の利用がおすすめ

 MT4とMT5では、それぞれMQL5などから入手できる外部インジケーター(カスタムインジケーター)やEAを、自分のツールに組み入れて使うことができます。この拡張性の高さが、メタトレーダーを利用する最大の理由という人も多いと思いますが、MT4とMT5では、インジケーターやEAを作成する際に使用するプログラミング言語が異なるため、互換性がありません。MT4用の外部インジケーターやEAをそのままMT5で使うことはできず、その逆も然りという点には注意が必要です(※インジケーター・EAの利用に関する判断は、各自の責任において行ってください)

 MQL5から入手できる数を確認する限りでは、現状、外部インジケーターとEAの両方で、MT4に対応するもののほうが多くなっています

■MQL5(MetaTraderマーケット)から入手できるインジケーターとEAの数
取引ツール MT4 MT5
インジケーター 約9700種類 約5900種類
EA 約8000種類 約5300種類
※MQL5の公式サイトを参考にザイFX!編集部が作成
※本記事公開時点のデータのため、最新の情報とは異なる場合があります

 そのため、外部インジケーターやEAを自身のメタトレーダーに積極的に取り入れてトレードしたいと考えている人には、現状ではMT4のほうが選択肢が多く、MT4の利用がおすすめです。

 この数の差は、リリースの早いMT4に一日の長があるのはもちろん、MT4とMT5に互換性がないため、MT4で有償の外部インジケーターやEAを導入しているユーザーの多くがMT5への移行を進めていないという状況も影響していると考えられます。

 ただし一昔前と比べると、両者の入手できるインジケーターやEAの数の差は明らかに縮小しています。これは、MetaQuotes社がMT5の利用を推奨しており、特に海外のFX業者の多くがMT5専用の取引口座の提供に力を入れているといった流れの中で、MT5用のインジケーターやEAの開発・提供が進んでいるという理由が挙げられます。

 そのため、これからメタトレーダーで外部インジケーターやEAを導入した取引をしたいと考えている人は、今後、着実に数が増えていくと予想されるMT5を最初から選択するのも、ひとつの方法になるでしょう。

 MT4とMT5のどちらを利用するか迷う場合は、無料のデモ口座を開設して両方のツールの機能や操作性を確かめてみるのもおすすめです。
【※関連記事はこちら!】
MT4のデモ口座を利用できる、おすすめのFX口座を紹介!有効期限や仮想証拠金額の違いも選び方のポイントに。デモ口座の申請方法を画像付きでわかりやすく解説!

バックテストやフォワードテストの環境はMT5が有利。
MT5なら1年分のデータ検証もわずか数分で完了する!

 MT4とMT5にはインジケーターやEAの有用性を確かめるバックテストや、パラメーターの数値などを検証するフォワードテストが可能な「ストラテジーテスター」が搭載されていますが、この機能を積極的に活用するなら間違いなくMT5がおすすめです。

 前述のとおり、MT5はMT4に比べて処理能力が格段に高いので、バックテストやフォワードテストにかかる時間が大幅に短縮されるからです。使用するPCの性能にもよりますが、MT5の場合は簡単なものなら1年分のバックテストも数分程度の時間で終了します。

 また、MT5では複数通貨ペアの同時検証も行うことができ、MT4にはない「可視化」「フォワード最適化」「市場スキャン」の機能も搭載されているというメリットがあります。

MT5のストラテジーテスター画面

(出所:フィリップ証券)

 分析結果の表示もMT4が数値のみに対し、MT5ではレポートのチェック項目が増え、グラフによる分析機能も追加されています。データの一部を使うフォワードテストも簡単な設定で行えるので、この点に関しては明らかにMT5に軍配が上がります。

 ちなみに、EAやインジケーターは外部から導入するだけでなく、メタトレーダーに内蔵された「メタエディター」と呼ぶ機能を使って自分で作ることもできますが、自作にはプログラミング言語(MT4ならMQL4、MT5ならMQL5)を使用するので、一定のプログラミングの知識が必要です。

 MT5のメタエディターにはプログラミング言語(MQL5)を必要とせずに、主要なテクニカル指標などをベースにEAを作成できる機能があり、字幕付きの解説動画も提供されています。しかし、売買ロジックの作成などにはある程度の知識が必須ですし、自作したものを検証・ブラッシュアップしていくといった作業も必要になります。

 EAを使うとFXの自動売買ができるというのは、メタトレーダーの魅力のひとつですが、特に初心者にとっては自作の難易度は低くなく、外部から導入する際はコストがかかる可能性が高いという点を考えると、積極的に利用できる機能ではないかもしれません。

 メタトレーダー専用口座ではありませんが、国内のFX口座にはあらかじめ用意された売買ロジックから選ぶだけや、いくつかの項目を選択するだけで簡単に自動売買(システムトレード)ができるところがたくさんあります。FXの自動売買が目的であれば、そういったサービスを提供しているFX口座を併用するのもおすすめです。
【※関連記事はこちら!】
FXの自動売買(システムトレード)ができる「おすすめFX口座」を比較して、「トラリピ」から「MT4」まで、FXシストレ口座を種類別に詳しく解説!

アプリにもいくつかの違いはあるが、機能はどちらも限定的。
MacはMT5のみ公式に対応、MacユーザーならMT5一択か

 MT4とMT5ではスマホやタブレットから取引する場合、専用のアプリを使用します。MT4とMT5のアプリは見た目に加え、機能にも若干の違いがあり、MT5のアプリではチャート上で注文の変更や指値注文の設定が可能です。またAndroid版に限定されますが、MT5のアプリではスマホとタブレットの両方で、画面上に複数のチャート(スマホは2つ)を同時に表示させることができます(iOS版では不可)。

MT5の専用アプリ紹介画像(左がAndroid版、右がiOS版)
MT5の専用アプリ紹介画像

(出所:MetaQuotes社)

 また、チャートに表示できる時間軸に関してもPC版と同様、MT4は9種類、MT5は21種類と、MT5のほうがさまざまな時間軸でのチャート分析が可能です。ただし、使用できるインジケーターの数はどちらも30種類となっています。

 なお、原則として、EAの稼働や停止はMT4とMT5の、どちらのアプリからも行うことはできません。両者を比較すると、MT5のアプリのほうが性能的に上回っているのは確かですが、メタトレーダーのアプリはPC版と比べると機能が制限されているため、iPhone を使っている人にとっては特に、スマホアプリに大きな違いはないと考えることができるでしょう。

 そのほか、Appleが開発・販売を行っているPC「Mac」での動作環境にも、MT4とMT5には違いがあります。

 国内のMT4口座では基本的に、Macでダウンロード版のMT4を使用することはできません。アプリはMacにも対応しているので、Macからスマホアプリを使用することは可能ですが、上述のとおり、スマホアプリはEAの稼働や停止ができないなど、機能が限定されています。また、Web版のMT4を提供しているFX会社であればMacでも取引可能ですが、こちらもEAの稼働はできず、ダウンロード版と同等の機能は備わっていないため、MT4本来の魅力を存分に活用することができません。

 一方、MT5の場合はMetaQuotes社の公式サイトから、Mac用のMT5を入手することもできます。国内で数少ないMT5口座のひとつ、フィリップ証券「フィリップMT5」もMac専用のMT5を提供しており、WindowsとMacOSのどちらからも取引できる環境が整えられています。
【※関連記事はこちら!】
フィリップ証券「フィリップMT5」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!

 VPS(仮想専用サーバー)を使用する、仮想環境を構築してWindowsをインストールするなどといった対策を講じれば、MT4でもMacを利用することはできなくはありません。しかし、こうした方法によるMT4の利用にはそれなりのコストがかかるうえ、FX会社のサポート対象外となる可能性があるのでおすすめできません。

 MacユーザーがMacでPC版のメタトレーダーを使いたいならMT5が最善の選択肢となり、どうしてもMT4を使いたいのであれば、素直にOSがWindowsのPCを用意するのがよいでしょう。

MT4のメリット・デメリット、MT5よりMT4の利用が向いている人

 「MT4」はカスタマイズ性に優れ、詳細なチャート分析からスムーズな発注といった、取引ツールに求められる機能面での満足度が高いプラットフォームです。外部インジケーターやEAを導入することで、無限ともいえる取引環境を構築できるのも魅力です。

 トレードに必要な機能が十分に備わっているだけでなく、FX会社が独自に提供している取引ツールにはない拡張性の高さもポイントです。後継版であるMT5と比べると、動作環境や機能性で劣る部分はありますが、その分、MT5よりもシンプルな設計なので、初心者にも使いやすいという点はメリットでしょう。

 また、現状、国内ではMT5口座よりもMT4口座を提供しているFX会社のほうが多いので、スプレッドやスワップポイントといった主要なスペックやサポート体制、オリジナルインジケーターの有無など、いろいろな角度から取引する口座を選ぶことができるのもMT4を利用するメリットです。そして、MT4はカスタムインジケーターやEAの数がMT5よりも多く、インターネット上などから入手できる情報も、まだまだMT5より豊富な印象があります。

 こうした状況を考慮すると、処理速度の面で圧倒的な違いが出るバックテストやフォワードテストの機能をフル活用したいといった特別な目的がない限り、口座の選択肢が幅広く、入手できる情報量も充実しているMT4を選ぶのがおすすめです。

 一方、MT4には、今後の大幅な機能の改善や追加に期待できないというデメリットがあります。

 2018年の時点で、MetaQuotes社はMT4を徐々に廃止していくと発表し、MT5の使用を推奨すると明言しています。そのため、MT5では新規機能を追加する大きなアップデートなどが随時行われているのに対し、MT4は不具合(バグ)の修正などといった軽微なアップデートがたまに実施されるのにとどまっています。

 もっとも、現状では国内外を問わず多くのFX会社がMT4専用の取引口座を取り扱っているので、すぐにMT4が使えなくなるということは考えにくく、当面は利用できる状況が続くと思われます。直ちに使えなくなるということではないので、今のところ過度に心配する必要はなさそうです。

MT5のメリット・デメリット、MT4よりMT5の利用が向いている人

 「MT5」はMT4のカスタマイズ性の高さや充実した機能はそのままに、動作スピードの大幅な改善や、MT4にはない便利な機能が追加された、MT4を上回る高性能のプラットフォームです。

 とくに、動作システムの違いからくる処理能力の高さはMT4を圧倒しているので、インジケーターやEAの有用性を確かめるバックテストや、収益の向上化に欠かせないフォワードテストの機能を積極的に使いたいなら、MT5の利用がおすすめです。

 また、高い処理能力はレスポンスの速さにも直結するので、スキャルピングやデイトレードなどの素早い判断が求められる取引スタイルがメインの人、できるだけ多くの通貨ペアのチャートを同時に表示させて取引チャンスを狙いたい人にも使用するメリットがあります。

 一方、国内でMT5口座を取り扱うFX会社は限られているので口座の選択肢が乏しいこと、インターネット上などから入手できる情報もMT4に比べると少ない印象があるという点は、MT5のデメリットです。

 ただし、新規機能が随時追加されるなど積極的な開発が続けられていて、外部インジケーターやEAの数も着実に増えています。MT4のサポートがほぼ終了し、大幅なアップデートが見込めなくなっていることを考えれば、これからメタトレーダーを使ってFX取引をしたいと考えている人は、MT5の使用感に慣れておくのもよいでしょう。

スプレッドやスワップなどのスペックは利用する口座で異なる。
コスト面や金利面も踏まえたおすすめのメタトレーダー口座を紹介!

 MT4やMT5はあくまでも取引ツールなので、FX口座を選ぶときに注目したい「スプレッド」や「スワップポイント」の水準、取り扱う通貨ペアの数や最低取引単位などは、どのFX会社で取引するかによって異なります。

 以下の表は、MT4が使えるFX口座について、最低取引単位や取引できる通貨ペアの数、米ドル/円のスプレッドやスワップポイントの配信実績などを調査し、比較したものです。

- MT4が使えるFX口座【比較表】

2024年10月11日 更新

FX口座名
JFX
「MATRIX TRADER」

⇒詳細はこちら
ゴールデンウェイ・ジャパン
「FXTF MT4」

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楽天証券
「楽天MT4」

⇒詳細はこちら
StoneX証券
「MetaTrader4」

⇒詳細はこちら
フィリップ証券
「フィリップMT5」

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(※ノルウェークローネ/円など6通貨ペアは1万通貨)
1000通貨 1000通貨 1000通貨 1000通貨
通貨ペア 41ペア 29ペア 24ペア 84ペア 24ペア
取引手数料 無料 無料 無料 無料 無料
MT4からの
発注/分析
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※各データは1万通貨の取引を行ったときのもので、それ以外の取引量の場合、スプレッドは異なることがあります
※取引手数料は無料でも、注文方法などによってはスプレッド以外に何らかの手数料がかかる口座もあります
※表中の「-」は、公式サイトなどでスプレッド値が公開されていない口座です。取引の際は、取引ツールなどで実勢レートを確認してください
※その他の注意事項はこちら

 一口にメタトレーダーを使ってFX取引をするといっても、どの口座を使うかによって取引できる銘柄の数や取引単位はもちろん、取引にかかる最終的なコストや得られる金利収益も異なってくるので、こうしたスペック面も総合的に比較したうえで、取引で使うFX口座を選ぶ必要があります。

 FX口座選びで注目したいスペック面、関連サービスの充実度などのさまざまな角度から比較し、編集部が総合的に利用しやすい口座として特に注目するメタトレーダー専用口座は、ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」楽天証券「楽天MT4」JFX「MATRIX TRADER」フィリップ証券「フィリップMT5」です。


★【MT4】ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」

ゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトはこちら!

ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」のおすすめポイントのひとつとして挙げられるのが、日本のFXトレーダーに人気のメジャーな通貨ペアのスプレッドが業界最狭水準という点です。

 メタトレーダー口座は一般的にスプレッドが非公開、または通常のFX口座と比べるとやや広めの傾向にあることが多いのですが、「FXTF MT4」は「米ドル/円0.2銭原則固定」や「ユーロ/米ドル0.3pips原則固定」など、原則固定でかつ、通常のFX口座と比較しても引けを取らない狭さが提供されています(※日本時間8時~翌4時のスプレッド)

 また、著名なFXトレーダーが考案・監修したインジケーターや定型チャート、分析や注文のプロセスをプログラム化して実行する「スクリプト」などのオリジナルツールを、口座開設者なら誰でも無料で使えるのも魅力です(※主要5通貨ペアのEAまたはスクリプトを使った取引には、1万通貨あたり20円の手数料がかかる)
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ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」のおすすめポイントを解説! スプレッドやスワップポイントの他社との比較、口座開設の条件や開設に必要な書類も紹介!

 ゴールデンウェイ・ジャパンには、MT4と人気を二分するチャート分析ツールの「TradingView(トレーディングビュー)」を分析専用としてできる通常口座「FXTF GX-FX」もあり、ゴールデンウェイ・ジャパンに口座を開設するだけで、MT4とTradingViewの両方が使えるというメリットもあります。

オリジナルツールの豊富さやスプレッドの狭さで人気の、業界を代表するMT4口座!
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」 ⇛詳細データはこちら
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 29ペア 0.2銭原則固定
(8-29時)
0.3pips原則固定
(8-29時)
0.4銭原則固定
(8-29時)
※相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合もあります
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」のおすすめポイント
ゴールデンウェイ・ジャパンの「FXTF MT4」は、業界を代表するMT4(メタトレーダー4)専用口座として多くのMT4トレーダーに利用されています。オリジナルのインジケーターや定型チャートなどが豊富に提供されているほか、「米ドル/円0.2銭原則固」「ユーロ/米ドル0.3pips原則固定」など、主要通貨ペアのスプレッドが一般的なFX口座と比べても非常に狭いので、MT4を使ったFX取引に興味があるなら必ずチェックしておきたい口座です。なお、「FXTF MT4」の開設にはゴールデンウェイ・ジャパンの基本口座となる、「FXTF GX-FX」の開設が必須です(同時開設可)。
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■ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF GX-FX」のおすすめポイントや、「スプレッド」「スワップポイント」「取り扱い通貨ペア数」などをまとめて紹介!
▼ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」▼
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※この表は2024年10月17日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、ゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトなどで確認してください

★【MT4】楽天証券「楽天MT4」

楽天証券「楽天MT4」の公式サイトはこちら!

楽天証券「楽天MT4」は、大手ネット証券(※)で唯一のMT4口座として人気を博しています。MT4の操作方法などをまとめた動画や取引ガイドなども豊富に用意されているので、MT4が初めての人も安心して利用できます
(※SBI証券、GMOクリック証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券の6社。楽天証券公式サイトより)

 通常時のスプレッドは原則固定で、MT4口座の中では相対的に狭い水準が提供されています。裁量(手動)取引はもちろん、EAを使った自動売買も取引手数料が無料なので、相場がよほど大きく動いているときでなければ低コストの取引が可能です。

 また、楽天証券にはMT4を使って日経225やNYダウなどの指数銘柄、金や原油などの商品(コモディティ)を対象にしたCFDのサービス、「楽天MT4CFD」もあります。「楽天MT4」と同じプラットフォームから取引できるので、CFDにも興味があるという人にもおすすめです。
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大手ネット証券で唯一のMT4口座、同じツールでCFDも取引できる!
楽天証券「楽天MT4」 ⇛詳細データはこちら
楽天証券「楽天MT4」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 24ペア
※相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止中。実勢レートは楽天証券の公式サイトや取引ツールから確認できます
楽天証券「楽天MT4」のおすすめポイント
楽天証券の「楽天MT4」は、大手ネット証券で唯一のMT4を使って取引できるFX口座。MT4ならではの高度な相場分析や自動売買はもちろん、著名なアナリストや投資家が開発したオリジナルのインジケーターを使うことで、プロのテクニカル手法を再現した取引も可能になります。スプレッドはMT4口座としては一般的な水準ですが、主要通貨ペアのスワップポイントは業界上位水準。CFD口座の「楽天MT4」も同じMT4から取引できるので、CFDに興味がある人にもおすすめです。WEB版のMT4があり、ダウンロードせずにMT4を使えるのも魅力。なお、楽天証券には通常口座の「楽天FX」もあり、「楽天MT4」の利用には「楽天FX」の開設が必須です。
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▼楽天証券「楽天MT4」▼
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※この表は2024年10月17日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、楽天証券の公式サイトなどで確認してください

★【MT4】JFX「MATRIX TRADER」

JFX「MATRIX TRADER」の公式サイトはこちら!

JFX「MATRIX TRADER」のMT4は、分析専用ツールとして提供されています。そのため、MT4から直接注文を出すことはできず、EAを使った自動売買もできませんが、JFX独自のツールの注文画面を並べて表示できるので、MT4だけで取引しているような感覚になれます。

 オリジナルのインジケーターも数多く提供されており、超短期売買の「スキャルピング」を公式サイトで容認している数少ないFX会社のひとつとして、短期売買がメインのトレーダーにも適しています

 なにより、「MATRIX TRADER」は主要通貨ペアのスプレッドの狭さとスワップポイントの高さが業界上位水準なので、低コストで高い金利収益を狙った取引をできるのが大きなメリットです。

 また、JFXはTradingViewに自社の配信レートを提供しているので、TradingViewも分析ツールとして使えるという魅力もあります。メタトレーダーの自動売買機能は不要で、できるだけスペックのよい口座で取引したいと考えている人には、非常におすすめです。
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JFX「MATRIX TRADER」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 41ペア 0.2銭原則固定
(9-27時)
~11/2までのキャンペーン
0.3pips原則固定
~11/2までのキャンペーン
0.4銭原則固定
(9-27時)
~11/2までのキャンペーン
※相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合もあります
JFX「MATRIX TRADER」のおすすめポイント
JFXの「MATRIX TRADER」は、41種類の豊富な通貨ペアが取引できるうえ、スキャルピングを公式に許可している、超短期トレーダーにうれしいFX口座です。チャート分析ツールとして日本時間表示に対応したMT4(メタトレーダー4)チャートを提供しており、社長の小林芳彦氏のツイートを表示するオリジナルインジケーターもあります。小林氏が発信する会員限定コンテンツや、取り扱い全通貨ペアの足種別ボラティリティ表などヒロセ通商と共通しているサービスもあります。
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▼JFX「MATRIX TRADER」▼
JFX「MATRIX TRADER」の公式サイトはこちら
※この表は2024年10月17日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、JFXの公式サイトなどで確認してください

★【MT5】フィリップ証券「フィリップMT5」

フィリップ証券「フィリップMT5」の公式サイトはこちら!

フィリップ証券「フィリップMT5」は、国内では希少なMT5を使うFX口座です。MT5に搭載された魅力的な機能をフルに活用できるほか、ネットポジションの表示、一括決済、約定通知を行ってくれるオリジナルのツールも使えます。別途口座を開設すれば、MT5でCFDの取引も可能です。

 速報系のニュースやレポートなどの取引に欠かせないマーケット情報も豊富で、インジケーターやEAの自作に必要なMQL5の書き方を解説するコラムの配信や、メタトレーダーの第一人者として知られる山中康司氏のスクールを無料で受けられるサービスなどもあります。

 PDFや動画による詳しい解説だけでなく、電話によるサポートでMT4からの乗り換えもていねいにサポートしてくれるので、MT5での取引に興味のある人はもちろん、将来的な乗り換えを見据えて今のうちにMT5の使用感に慣れておきたい人にもおすすめです。
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フィリップ証券「フィリップMT5」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!

MT5(メタトレーダー5)が使える国内では珍しい口座!
フィリップ証券「フィリップMT5」 ⇛詳細情報・データはこちら
フィリップ証券「フィリップMT5」の主なスペック
最低取引単位 通貨ペア数 スプレッド
米ドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/円
1000通貨 24ペア
※スプレッドは変動制。実勢レートは取引ツールから確認できます
フィリップ証券「フィリップMT5」のおすすめポイント
「フィリップMT5」を提供するフィリップ証券は、アジアを代表する総合金融グループ「Phillip Capital」の証券会社。「フィリップMT5」は、国内ではまだ希少なMT5(メタトレーダー5)を使って取引できるFX口座です。MT5はMT4の優れた操作性やカスタマイズ性はそのままに、動作スピードや時間足の数などの機能が大幅に向上しています。「フィリップMT5」ではオリジナルの売買ツールやデモトレードも提供しており、MT5初心者へのサポート体制も整っています
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▼フィリップ証券「フィリップMT5」▼
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※この表は2024年10月7日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、フィリップ証券の公式サイトなどで確認してください

 MT4とMT5のどちらにも、デモ口座を提供しているFX会社があります。MT4とMT5のどちらを使おうか迷っている、まずはお試し感覚でメタトレーダーを使ってみたいという人は、手軽に始められるデモ口座から、メタトレーダーの世界に足を踏み入れるのもいいでしょう。
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MT4のデモ口座を利用できる、おすすめのFX口座を紹介!有効期限や仮想証拠金額の違いも選び方のポイントに。デモ口座の申請方法を画像付きでわかりやすく解説!

※スプレッドは通常時の数値(基準値)、または2週間以上に渡るキャンペーンの数値を掲載しています。すべてのスプレッドの数値には例外があり、相場の急変時や流動性の低下時などは、スプレッドが拡大することがあります
※スワップポイントの金額は、各FX会社のスワップポイントカレンダーなどに掲載された情報をもとに、対象期間中に付与された合計金額をその期間中の付与日数の合計で割り、小数点以下第3位を四捨五入して算出しています
※FX口座によっては、スワップポイントカレンダーに掲載されている金額と実際に口座へ反映される金額が異なる場合があります
※FX会社のスワップポイントカレンダーに掲載された実績値は、訂正・修正される場合があります
※本ページの調査対象は、すべて個人口座です
※紹介しているサービス内容は当社が独自に調査したもので、原則として各FX会社の公式サイトの表記に順ずるよう記載しています
※通貨ペアについては、同じ通貨ペアでも1回あたりの注文数量上限などの諸条件によって名称を区別しているFX会社がありますが、同じ通貨ペアを対象としている場合、本ページでは原則1通貨ペアとしてカウントしています
※正確な情報を提供するよう努めていますが、詳細は各FX会社の公式サイトや各FX会社の問い合わせ窓口などからご確認いただき、最終的な判断はご自身で行っていただきますようお願いいたします
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