ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

リスクテークの流れで新年度入り!
キープできるか円相場に注意を払おう

2012年04月02日(月)17:57公開 (2012年04月02日(月)17:57更新)
持田有紀子

【GMOクリック証券】圧倒的人気で100万口座達成!最短即日で取引可能!

 今週から新年度である。ちょっと為替相場の動向を振り返っておきたい。去年の年越しあたりのムードはまったく一変しており、2012年予想とかを出していたアナリストも、すでに多くが外れているようだ。なんといっても今年に入ってからの株価などの急回復が、リスクテークの流れをリードして、今に至っているとも言える。

 ドル円では、去年の10月末の為替介入で75円台から79円台ミドルまで戻したが、日本円の買い圧力は強く、76円台をボトムに円高傾向は変わらなかった。これも欧州の信用不安からのリスク回避がメインだった。しかし2月14日の日銀会合を境に、どことなく見直し買いが入り、日経平均株価が9000円を突破してきたのも、市場のムードを明るくした。

 それまでドル円の上値のメドだった79円台もなんとか越えてくることに成功すると、相場は一気に84円台まで上昇。3月になって2回トライしたが押し返されて、今のところテクニカル的に強力なレジスタンスを形成している。最近はドル円は82円割れもうかがうほどの調整モードに入っているが、80円を割り込まない限りはトレンドの反転にはならないだろう。

 ユーロ円もドル円に沿った動きになっており、昨年10月末の円売り介入で111円台まで戻したものの、年末年始はユーロ円の下値模索が続き、97円台まで下落。これも2月にはいって復調が鮮明になってきて、3月には111円台のミドルまで戻した。ドル円と違って、ユーロ円は前回の高値とほぼ並んだだけで、クリアにブレークしきれていない。結果としてダブルトップの形状から、これまた111円台がストロングなレジスタンスとして立ちはだかっている。

 ユーロドルだが、夏場の信用不安からのマックス戻しが10月末の1.42台。その後は一方的にユーロ売りが進んで、年末には1.30台の大台も割り込んできた。年足で陽線になるか、陰線になるか注目されたが、結局はやや院線となってしまった。その流れで1月には1.26台まで差し込んだが、ギリシャの支援問題が前進するなどして、2月には1.34台まで値を戻した。

 そしてその後のユーロドルは1.30台から1.34台までのレンジに入ってしまったという感があり、最近のユーロドルはダイナミックな動きを見せないようなってしまっている。先週などだけ見ても、ほとんどユーロドルは1.33台だけでやっていたような印象を持ってしまう。

 そのようにちょっと手詰まり感の出てきた為替相場であるが、フレッシュな材料を求めている事はたしかである。外部環境的にいえば、米国株は金融危機後の最高値圏まで上昇した後は、ここ週間ほどは毎日、円幅の小さい日々を過ごしているということだ。リスクマネーの中で方向感が出て来ない以上は、為替相場だけで先走れるものではない。

 週末には米国でのグル―ポンの悪材料が出た一方で、中国の景況感が悪くなかったというトピックもあり、新年度の新規資金が入るであろう週明け早朝の為替相場やグローベックスでの株価動向が注目された。米国株は大きく値上がりして始まり、そしてドル円も瞬間的に83円台に乗せた。また日銀短観は予想を下回ったものとなり、これが日本円の売りを加速させる結果をもたらした。

 円安が進行したことで日本株は堅調含みで、とりあえずアジア時間はリスクオンの形で入ったが、欧州序盤ではだいぶ静かである。中国本土もここ3日間は清明節でお休みであるし、中華圏の市場もお休みモード。今晩はISM景況感くらいしかイベントはない。あまり気張って相場に入ることもないが、株価が高いところにへばりついている状況なので、やはり株価動向を見つつ円相場はキープウォッチしたいとは思う。


日本時間 17時50分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
CFD口座おすすめ比較 MT4比較 キャンペーンおすすめ10
CFD口座おすすめ比較 MT4比較 キャンペーンおすすめ10
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る