本日の為替相場の焦点は、『米国の株式市場の動向』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の経済指標の発表』と『明日にECB金融政策結果発表を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・23時00分:米)製造業受注指数
が注目に値する。
米国以外の経済指標は、
・16時15分:ス)小売売上高
・16時55分:独)失業率&失業者数
・18時00分:欧)失業率
・翌7時45分:NZ)第1四半期失業率&就業者数増減
が注目に値する。
経済指標以外では、
・5月の月初要因(5月の2日目の営業日)
・明日に、ECB金融政策結果発表
・週末に、米国の雇用統計の発表
・欧州の大手金融機関の決算発表→UBS決算発表
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の主要企業の決算発表→モトローラ、タイムワーナー、シマンテック、ファーストエナジー、コムキャスト、プルデンシャル・フィナンシャル、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・先週に、日銀が追加金融緩和策実施済みでの反応
・先週に、FOMC金融政策結果発表済みでの反応
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
5月の2日目の営業日で、明日にECB金融政策結果発表、週末に米・雇用統計の発表を控える。
米国の経済指標は、ADP全国雇用者数と製造業受注指数が注目を集める。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業や大手金融機関の決算発表は株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、日銀の追加金融緩和策実施での材料出尽くしでドル円が下落し、欧州債務懸念の後退やリスク選好の流れで欧州通貨や資源国通貨が買われた。
週明けの為替相場は、米経済指標の弱い結果やスペインのリセッション入りなどで、リスク回避の流れが先行して円買いが強まったが、昨日のNY市場では反発が優勢となった。
本日は、まずは今週に入って加速し昨日のNY市場で反発した円買いの流れの行方を見極めたい。
その上で、欧州債務問題へ思惑(国債動向も含む)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場主導)での方向性には引き続き注目。
その他、5月の月初要因や注目度の高い米国の経済指標、明日にECB金融政策結果発表を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・16時15分:ス)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・16時55分:独)失業率&失業者数
→発表での影響はまずまず
・18時00分:欧)失業率
→発表での影響はまずまず
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・23時00分:米)製造業受注指数
→2つの時間に2種類の経済指標。週末に米雇用統計を控えて、ADPにも注目が集まる。注目度及び影響度は非常に大きい。まずは、発表直後の変動を狙いたい。その後は金融市場のリスク許容度での方向性で
・翌7時45分:NZ)第1四半期失業率&就業者数増減
→発表での影響は非常に大きい
4月30日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼先週に、日銀が追加金融緩和策実施済みでの反応
▼先週に、FOMC金融政策結果発表済みでの反応
▼4月月末・5月月初め要因
▼日本がゴールデンウィーク(30日、3日、4日が祝日)入り
▼RBAとECBの金融政策結果発表
▼週末に、米国の雇用統計が発表
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、米・雇用統計が焦点)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響、国債の動向も)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の大手金融機関の決算発表
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5月2日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・欧州の大手金融機関の決算発表→UBS決算発表 ・米国の主要企業の決算発表→モトローラ、タイムワーナー、シマンテック、ファーストエナジー、コムキャスト、プルデンシャル・フィナンシャル、他 |
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08:50 | 日)マネタリーベース | × | - | -0.2% | ||||||||||
11:30 | 中)HSBC製造業PMI【確報値】 | × | - | 49.1 | ||||||||||
未定 | ス)UBS決算発表 | △ | 大手金融決算 | |||||||||||
16:15 | ス)小売売上高 | ○ | +1.1% | +0.8% | ||||||||||
16:30 | ス)製造業PMI | × | 51.0 | 51.1 | ||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 6.7% | 6.7% | ||||||||||
↑・失業者数 | -1.0万人 | -1.8万人 | ||||||||||||
独)製造業PMI【確報値】 | × | 46.3 | 46.3 | |||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 46.0 | 46.0 | ||||||||||
17:30 | 英)建設業PMI | × | 54.0 | 56.7 | ||||||||||
英)消費者信用残高 | × | +3億 | +4億 | |||||||||||
英)マネーサプライM4 | × | - | -3.4% | |||||||||||
18:00 | 欧)失業率 | ○ | 10.9% | 10.8% | ||||||||||
21:00 | 米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +17.0万人 | +20.9万人 | ||||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | BB | -1.7% | +1.3% | ||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +397.8万 | ||||||||||
25:30 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:30 |
米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第1四半期失業率 | ◎ | 6.2% | 6.3% | ||||||||||
↑・就業者数増減 | +0.5% | +0.1% | ||||||||||||
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リスク回避の流れの発生時にショートで追随
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)