ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

今井雅人_投資戦略メルマガ
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

固唾を飲んで見守るしかない欧州
相場もユーロドルの動きに合わせるのみか

2012年05月08日(火)18:08公開 (2012年05月08日(火)18:08更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 昨日の欧州時間ではマーケットがだいぶ落ち着きを取り戻してきた。アジア時間、特に早朝のセッションにおいて全体的に大きくリスクオフの方向に傾いていたので、この後どうなるかと心配されたところでもあったからだ。確かにちょっと行き過ぎの感はなくもなかった。

 金融商品のなかでリスク性の高いものの代表としては、原油相場がある。それが水曜日の106ドル台から、雇用統計後の98ドル台を通り越して、95ドル台まで下落して週明けを迎えた。おとなしめの動きが長く続いていたので、10ドル以上も下落するとなると、誰でも多少なりともリスクを落とそうと考えるだろう。

 同時期にグローベックスでの米国株は2%もの大幅下落を演じていた。確かにフランスでの政権交代やギリシャでの連立政権の大幅議席減は、財政再建から遠のく事象ではある。それでも国としての政策が極端に変わってしまうというわけでもないのだから、心配されたほども信用不安が高まるのかも、ほんとうはわからないほどだった。

 確かに欧州時間の序盤では欧州株も大幅下落でスタートした。ユーロドルも1.29台であり、以前として安値低迷。1.30台に乗せてきたが、ちょっと不安定な値動きだ。私もクロス円、特にユーロ円の値動きを中心にマーケットの不安感と安心感の状況を探っていた。欧州ではイギリスだけが休みだったが、為替市場ではそんな事は関係ない。

 ユーロクロスが悲鳴を上げている状況だ。ユーロポンドは早朝に0.8035あたりまで急落して、その後も0.80台の中盤までやっと戻ってきたというところ。ユーロ円も下値に向かうことはなくなったとはいうものの、103円台のままである。

 欧州市場で落ち着きを取り戻したのは、夜の19時を過ぎたあたりからだった。株価も徐々に値を戻してきたし、グローベックスでの米国株も下げていた分のおよそ半分は取り戻していた。ユーロ円もまだ104円ちょうどを行ったり来たりするのがやっとで、買い戻しはショートカバー中心であることがうかがわれる。

 そこから米国オープンまで3時間ほど。私はその間にもうちょっとリスクテークの展開になるのではないかのほうに賭けることにした。米国株オープン時に株価の戻りが今以上でなければ、ポジションはカットするつもりでいた。

 個人的にはユーロドルをロングにしたかったのだが、ここはやはりリスクに焦点を当てたのでユーロ円で勝負。さっそく104.08で買ってみた。下げのメドは朝の安値である103.19しかないので、そこまでは耐えられないので、30ポイントアゲインストで機械的にやめよう。後はどうなるか、マーケット次第である。

 ニューヨーク株は金曜日の終値、すなわち雇用統計で落ち込んで安値引けしたところまで戻しきって始まった。ダウ先物でいえば200ポイント近くを切り返したことになる。ユーロ円も104.30当たりまで上昇。しかしこれでは先週末の安値ですら取り返せていない。それでも株のオープニングまで状況を見てみるというつもりのポジションだったので、30分たってもさらに株価上昇が見られなければ、やめてしまうしかない。

 そして結果としては、あまり株価は上がらなかった。私は104.25でユーロ円のロングをやめることとし、次のチャンスをユーロドルに見出すことにした。ギリシャやフランスから場荒らし的な面白いニュースでも出てこないかと、ちょっと邪はことを考えて構えたのだ。もちろんユーロ売りの方向の話で。しかし夜中の2時まで待ったが、フレッシュな材料は出てこなかった。

 昨日のニューヨーク市場の午後はほとんど値動きなし。それが東京時間も続くとになった。ドル円は80円台に乗せてきたりはしているが、どうもパッとしない。今晩もアメリカ発の経済指標はひじょうに少なく、材料に乏しい。やはり欧州からの突発事項待ちになりそうである。夕方から19時くらいまででユーロドルの値動きを確認して、それから欧州の信用不安に関するマーケットの安心感を探る。ユーロドルの動いたほうにフォローしていく。

日本時間 18時00分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

GMOクリック証券[FXネオ]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
キャンペーンおすすめ10 田向宏行 トレーディングビュー記事
キャンペーンおすすめ10 田向宏行 トレーディングビュー記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る