ユーロドルは毎日、今年の安値を更新しているのだが、なかなか下げの本体を取りにいくのは難しい。たしかにユーロが売られてユーロドルが最安値に接近はする。しかし5ポイントほど更新したかと思えば、すぐに50ポイント級のメクリが訪れる。これの繰り返しでは大胆にショートポジションを持ち続けることもできない。
しかも外部要因としての代表的なものとしての米国株がリスクの方向性を与えると見られており、それが急激に戻し始めようものならば、ユーロは全面高へと簡単に向かってしまう。それだけ欧州問題が先の見えない状態になっていることの証拠であり、リスク回避させられているほうも、イヤイヤで仕方なくやっているという状況のようだ。
昨日の欧州序盤ではすでにユーロ安をトライしていた。1.2515近くまで攻め込んで、その後にくるショートカバーもきつかった。それでもユーロドルは戻りを待ってでも売っていくしかないと私は見ている。最初の突っ込みに参加しなかったのだから、もうちょっと待てる。アメリカの経済指標が出てから手をだそう。指標の前にユーロドルは1.2580くらいまで巻き戻しており、その辺りが戻りの目安になりそうだ。
耐久財受注も失業保険もあまり良い数字ではなくて、とりあえずはドル売りの動きになる。ユーロドルは徐々に上がってきて、1.26台まで戻してきた。1.2580アッパーだったら売ってみようと考えていたので、1.26台乗せですぐに売った。
逆張りで入ったので、もう機械的にOCO注文を出しておく。損切り30ポイントに対して、利食い60ポイント。これはとりあえずだ。新安値をトライすることがあっても、その直前ではいったんはやめたい。
私がユーロショートにしてからは、なかなかユーロドルは下がらなかった。見ている間で最大に押しても1.2580くらいまで。その後はご丁寧にもまた1.26台に戻ってくるなど、面白くない展開が続いた。私はまたニューヨーククローズ前に参戦することにして、注文はそのままで寝入った。
朝の4時頃、起き出してPCの画面を見ると、ユーロドルは1.25台の前半まで下がっていた。1.2530くらいだったので私の利食いは出来ていた。確かに米国株は安かったが、今週にはもっと安い局面もあったのだし、それほどリスク回避を急がせるようなレベルでもないと思った。
このまま終わるのかと思っていたが、ニューヨーククローズの間際になって米国株が急反発しだした。それまでの下げ分を全部取り戻し、さらにプラス圏にまで上がってきた!
何か出ているのかと思ってニュースを探ってみたが、イタリアのモンティ首相がギリシャ問題に関して楽観的なコメントを出しているくらいしかなかった。まあ引け間際のショートカバーもあったのだろう。それにしてはユーロドルはほとんど戻さずのままであった。
そのままアジア時間を通じてユーロドルは安値圏で張り付き。ちょっとだけ新安値に触りにいく場面もあった。今日はイベントなし。そうしたレベルだけを問題とするテクニカルムーブに支配される相場展開となろう。
ユーロドルは上サイドは1.2600に近いづいたところで売り、下もフレッシュローで突っ込み売りだろう。ただし突っ込みの場合、ロスカットは20ポイントも耐えたくない感じ。
日本時間 17時50分
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