本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計の発表明けでの動向』と『日本政府・日銀によるドル買い介入の実施と思惑』、そして『欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』にあり。
米国の経済指標は、
・23時00分:米)製造業受注指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目に値するものの発表はない。
経済指標以外では、
・時間未定:日)白川日銀総裁の発言
・米国の雇用統計の発表明け
・週明け要因
・ニュージーランドと英国が祝日で休場
・日本政府・日銀によるドル買い介入の実施や介入に対する警戒感
・欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・米国の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑や米長期金利、ドルに影響)
・日本の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑やドルに影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
・明日に、RBAとBOEの金融政策の結果発表が控える
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で、ニュージーランドと英国が祝日で休場。
なんといっても、米国の雇用統計の発表明け。
米国の経済指標は、製造業受注指数ぐらい。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ユーロ売りとリスク回避の流れが加速したが、週末の米国の雇用統計の弱い結果を受けて、ドル売りが加速し、欧州通貨や資源国通貨が買われた。また、発表直後にドル円は急落したが、日本政府・日銀のドル買い介入への警戒感から、急騰したあとジリジリと戻されている。
本日は、なんといっても米国の雇用統計の発表明けの動向に注目が集まる。また、日本政府・日銀によるドル買い介入の実施や介入に対する警戒感への注目度も高い。その上で、引き続き欧州債務懸念や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・時間未定:日)白川日銀総裁の発言
→言及次第。追加金融緩和策や円高及び介入に関する発言があれば大きく反応しやすい
・23時00分:米)製造業受注指数
→本日の米国の経済指標はこれのみ。注目度及び影響度はそれ程大きくなく、相場が動くキッカケとなるかどうか
6月4日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計の発表明け
▼ベージュブックの公表
▼日本政府・日銀によるドル買い介入の実施や介入に対する警戒感
▼RBAとBOE及びECB、BOCの金融政策の結果発表(特に、RBAとECBに注目)
▼英国が4日(月)・5日(火)と休場となる
▼欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼米国の長期金利の動向(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑や米長期金利、ドルに影響)
▼日本の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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6月4日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の雇用統計の発表明け ・週明け月曜日 ・ニュージーランドが祝日で休場 ・英国が祝日で休場 ・明日に、RBAとBOEの金融政策の結果発表が控える |
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08:50 | 日)マネタリーベース | × | - | -0.3% | ||||||||||
10:30 | 豪)ANZ求人広告件数 | △ | - | -3.1% | ||||||||||
未定 | 日)白川日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.5% | ||||||||||
+2.7% | +3.3% | |||||||||||||
南ア)Naamsa自動車販売 | × | - | +10.5% | |||||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | BB | +0.2% | -1.5% (-1.9%) |
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介入実施及び介入警戒感での動き待ち、実施・期待での上昇でロング、不発・失望での下落でのショート
スクエア→反発が続けば様子見、下落が再開すれば追随
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