金曜日の欧州市場の序盤では、ドル円は78円台のミドルで、もう戻りそうもない。外部環境的には株価も高いし、原油相場も持ちあがっている。これだけのリスクテークの中でも79円台にすら戻しきれないのだから、目先は相当に重いと言わざるをえない。やはり前回の日銀会合で何も出来なかったことで相対的な利上げ見たいになってしまっていて、円の魅力が増して円買いにつながっているとも言えそうだ。
この1、2週間でドル円が上がっていかないのだから、とてもではないが通常のケースではドル円が上がるはずもない。ましてやマーケットにリスク回避の声が聞こえるようになってくると、なおいっそうの下押しのほうが警戒されるところだ。
ユーロドルは1.22台の後半を攻め込んで欧州市場はスタートした。私の想定レンジは1.2162から1.2333なので、やや小高いレベルにいるとはいうものの、ほぼ中間地点に位置しているようでもあって、なかなか手が出ない。アップサイドはやはり1.23台に乗せてから売りたいと思うし、下サイドは1.21台になってから買いたいものだと思っている。
GEの決算が注目されたが、この週の大どころではまったくグローベックスでの米国株は反応してこなかったので、いまさら企業決算で動くとは思われない。しかしその直後からユーロが売られだした。スペインのバレンシア州が財政支援を要請したらしい。株価も少しだけではあるが下がり出した。
いつもならば私もトレンドフォローとしょうしてユーロドルかユーロ円でも突っ込み売りしていくところなのだが、しばらく想定レンジからはみ出すまでは上下で逆張りして遊ぼうと考えているので、それもやりづらい。できることといえば、ユーロドルが1.21台に差し込んできたところで、1.2160をロスカットにして、その手前で拾うことだけだ。
ユーロドルは1.2180-1.2190あたりで止まってしまい、戻る様子もなし。なんとか1.2180で買うことができたものの、株価も上がっていかないし、さすがに今回は1.2160でロスカットさせられそうな雰囲気である。ある程度の覚悟はできていたが、やはりストップ注文はダンになると悔しいものだ~。まあ、私のレンジ作戦も2勝1敗だったので、まあ良しとしよう。
ニュースを探ると、ECBがギリシャ債を担保適格として受け取らないと書いてあった。ユーロドルはこれで下限をブレークして1.2145あたりまで下げた。あっさりロスカットもついてしまった以上、やはりこれはド転で臨まねば!そう思って売りに行った(@1.2150)のだが、その後は、そのあたりで止まってしまった・・・。
だがユーロ円も安くて、95円台の前半まで落ちてきていて、ユーロポンドもひたすら落ち込んでいる。週明けからは株安などもともなって、リスクオフの展開となるかもしれない。ユーロは一段安か。ユーロドルは1.2000の大台すら割り込んでしまうかもしれない。だいぶにらめっこしていたが、ここは踏ん張ってポジションを持ち越すことにし、寝る前にロスカット注文を1.22ちょうどに置いた。
本日のユーロは早朝からユーロ売りが先行。ユーロ円もユーロポンドも東京オープン前にいったんの安値をつけにいった。多少のリバウンドはあったものの、状況は変わらず。それでアジア時間を通しても、依然としてユーロは売られがちだった。でもその歩みはのろく、ようやく欧州勢の参入する頃に1.20台に突入した。ユーロ円も94円割れをうかがっている。
今晩はイベントがほとんどないため、どうしてもこれまでにたまったポジションに左右されやすい。すなわちもっとユーロ売りが進みそうだということだ。株価の下落もともなえばリスク回避の観点からも、ユーロの下落が加速すると見ているのだが、このノロさとの我慢勝負になってしまうかも、、、
日本時間 17時10分
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