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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

変わらず消極的なドイツ発の見解
しかしユーロ売り込むにも慎重さが

2012年08月21日(火)17:27公開 (2012年08月21日(火)17:27更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州市場への入り口は、リスクテークが強まって始まった。ECBの長期金利の上限を設定するという話で、信用不安が和らぐという見込みが強まっていたからだ。クロス円は全面高で、それを象徴している。欧州株も始まってみると、利食い売りをこなしながらも高値追いである。

 グローベックスでの米国株も3月下旬につけた今年の最高値まで急接近。このレジスタンスを越えてきたら、いっそうのリスクオンとなりそうな雰囲気であった。ユーロドルは1.24台に目指して上がりそうな感じであったし、ドル円も79円台ミドルと高い。

 ところがいよいよバカンス明けのドイツからは、いろいろと厳しい見解が出てくることとなった。ギリシア支援に関しては、ドイツの報道官が「今週末までに結果を期待するのは間違い」だとし、まずは為替相場でユーロ売りに傾いた。そしてドイツ連銀が「ECBによる国債の大量買い付けはリスクがともなう」といつもと変わらぬ見解を表明し、マーケット全体のリスクテークが止まってしまった。

 欧州株の上昇も一服といったところとなった。さらにECBの報道官も上限設定の報道を否定し、やがて市場はややリスク回避に傾いていった。一連の発言等でユーロドルは1.22台に沈んだが、それでも値幅自体はたいしたこともない。ユーロの投げ売りが誘発したということもなかった。

 私もユーロ売りに励もうかとも思っていたが、あまりにもドイツから聞こえてくるコメントが私の想像した通りのことが多かったので、マーケットのほうも吸収が早いのではないかと思い、突っ込んでいく気にはなれない。ニューヨーク市場にシフトすると、ユーロはやや値を戻してきたので、私としてはもうやる気なしになってしまった。「ああ、このまま今日も狭いレンジのままで終わってしまうのか」と思い、早く寝ることにした。

 米国市場では材料薄だったので相場は小動きのまま。本日のアジア市場ではますます手がかり難で、相場は動意薄だ。水曜日より後のほうがイベントが詰まっているので、どうしても様子見になってしまうのもあるのだろう。米国株は日々に値動きが乏しくなってきているが、水準自体は今年の最高値を意識しての動きになっており、緊張感は強いられる。

 米国株の高値圏がキープされている間は、レジスタンスがワークするかどうかの見極めが必要となる。このためなかなかユーロドルやユーロ円をショートに振り向けるのは困難な状態となっている。

 今晩もイベントなし。欧州初の要人発言でしか反応しきれないだろう。勝負はニューヨーク時間の午前中までという展開も同じだろう。欧州時間に入るとユーロドルは1.34台まで上伸してきている。テクニカル的にはこの辺りは1.34台ミドルをバックに売りだとは思うが、タイミングを間違うと、苦しい時間を長く過ごすことになりかねない。


日本時間 17時00分
 


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